この日はづっちーさんによる「フューダム」を遊ぶ会です。自作のサマリーや補助アイテムもたくさんあり、キックスターター発の豪華なコマも相まって遊びやすくなっています。会場は秋葉原のイエローサブマリン。久しぶりに訪問しましたが、中古のゲームが棚からあふれていてプレイスペースのテーブルの上に所狭しと並べられているのは壮観でした。しかもここ最近ボードゲームにはまった方なら宝の山に見えるほど価格もこなれていたので気になるゲームがある方は一度行ってみるといいですね。ま、あえてここで書くことでもないかな(笑)
今回遊んだゲームは
フューダム(初~2)
ブラック・イット・アウト(初)
です。
フューダム 4人 準備20分 説明25分 プレイ240分・120分
いつだったかのなべ屋合宿でひろぴさんに遊ばせていただこうと持ってきていただいたのですが私は都合がつかず遊べなかったのでずっと遊びたいと思っていたゲームをやっと遊べることになりとてもワクワクしています。アクションの数が多くてルール説明をするのも聞くのもとても大変と聞いていたので気合を入れて臨みました。
ルール説明の前にボードの準備も大変なことになっていますね。いろいろ細かい用意が必要です。メインボードは横長で大きいです。
世界観は一国の支配する土地で農地を耕して経済を回したり重要ポストのギルド長になってリソースを回したりします。確かに要素もたくさんありアクションの数も多いのですが、すべて満遍なくアクションを行う必要はなくて、序盤での形や担当するギルドが安定するとあとは自然と選ぶアクションが毎回固定されていく感じがしました。なので最初にルールを一通り聞いて理解するのはとても大変ですが、例えば戦いを一切しないプレイヤーは戦いに関するアクションをそもそも選択しないのでその分選択の幅が狭くなります。ま、私は2回しか遊んでいないのでもっと他プレイヤーと絡むプレイやマルチっぽい展開を見据えるとまだまだ入口くらいしかこのゲームを見ていないのかもしれませんけれど(笑)
ギルドは6つ(農民、商人、錬金術師、騎士、貴族、修道士)あり、それぞれギルド長になるためのマジョリティ争いがあります。ゲーム開始時にはどのギルドにも所属していないのでゲームを通じてギルドにはまったく我関せずでも遊べますが、ギルド長になるとそのギルドのみできる特別アクションというものが選択できるようになり、よりゲームを有利に進めることができるので、まあ利権争いは現実を見れば火を見るよりも明らかな争いのネタになりえますね。このため初顔合わせではこのゲームのポテンシャルを十分に引き出すのは自分にはちょっと難しいなと思いました。
ボードの右端にあるギルド。上から騎士、貴族、修道士。
ボードの左端にあるギルド。上から錬金術師、商人、農民。それぞれのギルドはギルドアクションによってリソースが循環する動きをします。この辺りのインタラクションを理解するのにも時間がかかりましたし、2回遊んでも全てを理解したとは言えないかなぁ、難しいです(笑)
勝者は初戦はメギスさん、2戦目は夢遊人さんでした。お見事でした。2回連続で遊ぶといろいろな要素の相互作用の理屈が分かってきてリソースのやりくりがより楽しくなってきました。全然似ていないと思いますが、「俗語論」の超複雑版みたいな印象もほんのりと感じました。
イエローサブマリンのプレイスペースはボードゲームカフェや公民館などと比べると早じまいですね。私のように休みをとったからには朝から夜まで遊び倒したいという用途には向かないかもしれません。もう1時間くらいのゲームも遊ぶ時間がなかったのでメギスさん持ち込みの紙ペンゲームを最後に遊んでおしまいとなりました。
ブラック・イット・アウト 4人 説明3分 プレイ13分
サイコロを振ってテトリスよろしくマス目を埋めていくゲーム。webに公開されて各自プリントして遊べるのでほんとに無料で遊べますね。
づっちーさん、皆さまありがとうございました!
--------
検索用メモ
フューダム(初)/Feudum (2017)
フューダム(2)
ブラック・イット・アウト(初)/Black It Out (2020)
--------