ボードゲーム

2021/12/19 OMO試遊会 その1

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今日はCRAZYRATさんの主催するボードゲーム試作品の試遊会に参加しました。参加者にトク産物さんと三郷で重ゲさんがいらっしゃったので一緒に遊べるかなと期待していましたがテーブル分けの都合で一緒に遊べなかったのは残念でした。試遊会というものには初参加でどんな様子かわからなく手探り状態でしたが、テスター(ゲームで遊ぶ側のみ)であれば参加費無料というのに惹かれて参加しました。
 

今回遊んだゲームは
ロボファクチュア
ミラクル☆ベジタブル
トリックテイク(仮)
大阪蔵元天貝屋
ツーシーソー
アンタイトル
不知火
異世界アキンド
ツーサイド(仮)
八雲さんはトリテしたい
神経衰弱(仮)
です。
 

ロボファクチュア 4人 説明75分 プレイ80分

朝一から参加して私はテスターなので大人しくどんなゲームが候補に並ぶのか心して待ちます。プレイ時間が短いのと長いものの提示があり、長い方へ入れていただきました。

ロボファクチュアはボドゲ製作個人サークル森のコマさんのまみさんの作品。ゲームマーケット2021秋に参考出店としてモックを展示していたようです。

テストプレイ会の私のざっくりとしたイメージはデザイナーさんが自らルール説明を行って、皆で遊んで、気になった点を話し合う、みたいなものを想像していたのですが、まみさんのルール説明ではなくて、集まったテスターの中の一人が説明書を見ながらルール説明するところから開始するというので「そこからやるの?!」という驚きがありました。周りの方を見回すと皆きょとんとしていたので説明役を買って出ました。

カードゲームや小箱くらいでしたら、まあ時と場合によりその場で説明書を読んでゲームを始めることもあることはありますが、昨今のオープン会ではおおよそプレイ時間が60分以上のものであれば「説明書これから読みますが誰か遊びませんか?」と声をかけたところで誰も寄ってこないと思います(笑) 私がボードゲームにはまった頃に玉屋のクローズ会でS間師匠がたんまりと新しいゲームを持ち込み、その場でルールを読んで遊ぶといったことはしょっちゅうありましたが、今どき説明書素読みで遊ぶとなったらあらかじめ「素読みの会」として示し合わせておくぐらいでないと難しいと思います。

慣れないルールライティングの説明書を端から読んでいき、つっかえるところで作者さんに「ここはこうした方が良い」などとツッコミを入れながらの説明でしたので、おそらくデザイナーさんが説明すれば10分少々で終わるところをまるまる1ゲーム遊ぶのと同じくらい時間を使ってしまいました。同卓したテスターの方は大丈夫だったかなぁ。ルールライティングについては私は素人なのでユーザー視点からでしかアドバイスはできませんが、ツイッターで呼びかければプロの方(えりえりさんやおしょうさんなど)から何人もお声がかかると思いますのでここはコストをかけて作ってみてはと思います。

さてゲームの内容はワーカープレイスとパズルの組み合わせ。このシステムで顕著なのは「オーディンの祝祭」ですね。このゲームはオーディンまで複雑ではありませんし、まみさんは「アズール」を意識したと仰っていました。

リソースは各プレイヤーが持つ「お金」と、プレイヤー全員共通のリソースとして「電力」があります。ワーカーであるロボットを配置する際に、アクションの場所によりいくらかの「電力」を消費するのですね。ワーカープレイスのゲームってワーカーの数が正義という認識があると思うのですが、このゲームではワーカーを増やし過ぎても共通リソースの「電力」がなくなるとアクションを行うことができなくなってしまうどころかマイナスのアクションを強制的に選ばされてしまう仕組みになっているのでやみくもにワーカーを増やすのも良くない、という点がユニークで面白かったです。

プレイヤー共通のマイルストーンはゲーム毎にランダムで出てきて、ラウンド区切りの早取り。パズルのパーツは補充する際に手探りで形が分かってしまうのを良しとしており、いくつかの袋にわけているなど、作家さんのこだわりも伺えて単に遊んでいるだけでもとても楽しいものでした。

完成度は高く、あとは実際遊んだときの楽しさの重み付けをどこに置くかで微調整する感じと思いました。ファミリー向けにするのかゲーマー向けに寄せるのか、パズルを前面に出すのかワーカーやリソースのやり繰りを前面にだすのかなど。

個人的には最近流行りのゲーム開始時に下駄を履かせる「プレリュード」要素と各プレイヤー毎の異なる能力を入れて欲しいなと無責任に思いました(笑)
 

ミラクル☆ベジタブル 4人 説明3分 プレイ30分

遊飲チャンネルのフェイさんの作品。サイコロを振って紙に書き込むゲーム。ロール&ライトや紙ペンゲームと言えば話が早いかな。

プレイヤーはいろいろな野菜を作れる魔法使いみたいな位置づけで、お客様の要望を叶えるべくサイコロを振って数字を書き込んでいきます。

紙ペンゲームを初めて遊ぶプレイヤーを想定しているとのことでしたので、相応と思いました。
 

トリックテイク(仮) 4人 説明4分 プレイ20分

アニマルウィップ、Regulusさんの作品。「ポテトマン」のシステムで「クルー」をやろうという試み。何を言っているのか分からないかたのために、トリックテイクのマストノットフォローのシステムを使って皆で共通のお題を達成すべく協力してトリックテイクしようというものです。余計にわからない方すみません(笑)

テーマとしては幼少期の遠足などで各自持ってきたお弁当の中身を見せびらかして自慢することらしいです。

ミッション達成型でまだ問題の数は少なく、今回は最初の問題のみ遊びました。1トリックは一周ではなく、5スートあるうちのすべてが出るまでトリックが終わらない変則的なものです。この後は1枚に2スート表記があるカードが追加されたりと変化があるようでした。最初のお題のみでしたがまあまあ楽しかったです。

マストノットフォローの楽しさをどうやって伝えるかが課題と言っていました。

今回はここまでです、続きます。
 

ボードゲームオーディンの祝祭 日本語版 (Ein Fest fur Odin)

ボードゲームアズール 日本語版 (Azul)

ボードゲームテラフォーミング・マーズ拡張 プレリュード 完全日本語版 (Terraforming Mars: Prelude)

ボードゲームポテトマン (Potato Man) [日本語訳付き]

ボードゲームザ・クルー:第九惑星の探索 完全日本語版 (The Crew: The Quest for Planet Nine)

 

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検索用メモ

ロボファクチュア(初)/Robofacture
ミラクル☆ベジタブル(初)/Miracle Vegetable
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