初プレイゲームランキング ベスト10(401~500)(準備編)はこちらからどうぞ。
直前に同じようなランキングの選抜をしたものだからちょっと選びにくいですが一旦忘れて選んでみます。
まずはぱっと見て気になったものを抜き出すところから。
クレタ
勝利への道(くそったれ)
キャメロットを覆う影
ヒストリー・オブ・サムライ
知略・悪略
フォッペン
ジキル博士とハイド氏
七つの印
ナポレオン
ファイブハンドレッド
ハチエンダ
ブームタウン
ディ・マッヒャー
ほんのきもちです
トランプ、トリック、ゲーム!
エイジ・オブ・ルネッサンス
セルティカ
ダビデとゴリアテ
ミュッケンシュティッヒ
泥棒と乞食
ボトルインプ
百科審議官
やっぱりトリックテイクが多いですね。ここから半分にするのは大変。
まずは次点から
クレタ/Kreta (2005)
プレイヤーが皆同じデッキを使ってカードアクションを行い、カード回収アクションをしないと同じアクションができないという制約がユニークです。この仕組みを踏襲して更にアレンジを加えたのが後の「コンコルディア」という認識でいます。「クレタ」はマジョリティ争いがメインで決算のタイミングがある程度ランダムなところや、一地域に入れるコマ数に上限があるのも過剰にギスギスしなくて良い塩梅になっていると思います。
ほんのきもちです/2006
国産同人ゲーム。あえて中身が少し透ける封筒にお金を入れてお金をやりとりするというワンアイデアで引っ張って力技でゲームに仕立てた感じで粗さはあるのだけどこれに似たようなシステムは前にも後にも見ていないのでこのシステムを取り入れてもう1段か2段階くらい複雑なゲームの中の一機能として何か作って欲しいなぁと思っています。
10.セルティカ/Celtica (2006)
はい、これは完全に個人的な趣味です。私の普段の嗜好とは方向性が異なるのですが長女と何度も遊んだゲームでとても印象深いゲームです。
09.ハチエンダ/Hacienda (2005)
9位にするほど遊んでもいないし「セルティカ」ほど思い入れがある訳ではないのだけどこの順位です。メビウス便で届いていつしか手放してしまったけどまた遊びたいです。
08.百科審議官/Encyclopaedist (2006)
これは文句なくランクイン。3人限定ですがワードゲームの傑作ですね。紐と付箋があれば遊べてしまうのですが敬意を表して製品版を入手したいですね。箱も小さいですし出しどころもたくさんあると思います。
07.ミュッケンシュティッヒ/Mückenstich (1999)
すみません、ここからしばらくトリックテイクでしてそれぞれのトリックテイクの順位に明確な差はほぼありません。数多くあげるほど好きなジャンルです。この頃からトリックテイクがすきま時間に少しだけ遊ばれてしまうという状況をなんとかしたいと思ってトリックテイクオンリー会をやるんだという気持ちが沸々と湧いてきました。「ミュッケンシュティッヒ」はレビューサイトでいまいちな評価が付いているのを見て一時はスルーしていたのですが、自分で遊ぶまでは分からないとオークションで入手したらめっちゃ面白かったのでこれ以降他人の意見をあてにするのを止めようと思うキッカケになったゲームということもあり印象に残っています。
06.ナポレオン/Napoleon (1800)
最初に東京ナポレオン倶楽部で遊ばせていただいたときは正ジャックと裏ジャックの区別とトランプスートの扱いをいっぺんに覚えなければならないので面白いと感じるまでに時間がかかりました。何度も遊んでいるうちに「これ一生遊べるじゃん」というゲームになりました。日本でいうところの「大富豪(大貧民)」のようにローカルルールが多数あるので有識者同士が集まるとなかなかゲームが始まらないという欠点もありますが自由にルールを取捨選択できるのはアナログゲームの利点でもあるので意固地にならずいろいろなルールで遊んで見たいです。学生の頃に遊んでいたという方もいるということを聞いてうらやましいことこの上ないですね(笑)
05.ジキル博士とハイド氏/Dr. Jekyll & Mr. Hyde (1997)
ペア戦のトリックテイク。スートという概念がなくカードの強さだけがあるのでぶっちゃけトリックテイクと呼んで良いのかギリギリのラインにいます。自分の手番に自分で持っている手札から出さなくても良かったり、なんなら相手チームに自分チームの札を出してもらうなど文字にして読むだけだと何を言っているのかよくわかりません。実際遊んでみたところで捉えどころがふわふわしているので数ディール遊んだだけで大体頭が痛くなってきます。なので説明書に記載している「どちらかのチームが1,000点取ったら勝ち」という条件に誰もたどり着けないし、なんならもうたどり着こうと思うプレイヤーは出てこないんじゃないかとずっと思っていましたが長年ボードゲームで遊んでいると時々彗星の如く願いを叶えてもらえる女神に巡り合うこともあり千載一遇のチャンスに恵まれました(笑)
04.知略・悪略/Mit List und Tuecke (1999)
メイフォロートリックテイクの中では一番好き。最初に遊んだときから既にオリジナルは絶版で「シュティッヒルン」で代用して遊んでいました。ほぼ何でもカードを出せるので爽快感とは真逆のしんねりむっつりな展開になりやすく、というか毎回そうなるので数ディール遊ぶとめっちゃ疲れます。トリックテイクなのに1手が非常に重たいゲームですね。まだ一度も勝ったことがありません(笑)
03.ヒストリー・オブ・サムライ/History of the Samurai (2005)
3位以上は3時間超級の重いゲームでまとめてみました。私は本家の「ヒストリー・オブ・ザ・ワールド」は遊んだことがないのですが、エッセンスというかシステムは同じものを使っているとのことで、もうこれだけで良いかなという感じになっています。まあでも機会があれば本家も遊んでみたいです。
02.ディ・マッヒャー/Die Macher (1986)
2位にあげたものの、1度しか遊んでなく、初回が5時間かかったので同じ時間をかけるなら今は「ギガテラフォーミング・マーズ」か「トワイライトインペリウム 第4版」を遊びたいなぁと思ってしまうので2回目を遊ぶ機会はもしかしたらないかもしれません。
01.エイジ・オブ・ルネッサンス/Age of Renaissance (1996)
地勢学マルチの最たるもの、もしくは代名詞と言いたいゲームですね。このゲームはボードゲームの長い歴史の中で見ると結構後発のゲームなので、本当ならというかもっと以前からボードゲームを遊んでいる方は Avalon Hill 版の「シヴィライゼーション」が代名詞になるんだと思います。私は本家を遊んでいないのとこの系統のゲームを最初に遊んだのが「エイジ・オブ・ルネッサンス」だったので頭に書いた認識でいます。後発だけに要素てんこ盛りでシステムも洗練されていてこれでもかというくらいプレイヤーを楽しませようとする勢いを感じます。1日かけても終わらなかった最初のゲームでもあり、とても衝撃的でした。
一度 BGG の GEEKMARKET で海外から輸入するまでして購入しましたが、へたすると1日で終わらないのと細かいルールを忘れてしまっているので再度自分でルールを読み解かなくてはならないのが面倒になってしまいました。極めつけは「トワイライトインペリウム 第4版」の登場によりすべてを凌駕してしまったと感じ、もう自分で無理に遊ばなくてもいいやと思って結局手放してしまいました。
ボードゲームクレタ ドイツ語版 (Kreta) [日本語訳付き]
ボードゲームハチエンダ (Hazienda) [日本語訳付き]
ボードゲームジキルとハイド (Dr. Jekyll & Mr. Hyde) [日本語訳付き]
シミュレーションゲームゲームジャーナル 別冊1 ヒストリー・オブ・サムライ
ボードゲームディ・マッヒャー ドイツ語版 (Die Macher) [日本語訳付き]
シミュレーションゲーム[日本語訳無し] エイジ・オブ・ルネッサンス (Age of Renaissance)
ボードゲームコンコルディア 日本語版 (Concordia)
ボードゲームスティッヒルン ドイツ語版 第3版 (Sticheln third edition) [日本語訳付き]
ボードゲームヒストリー・オブ・ザ・ワールド (History of the World)
ボードゲームテラフォーミング・マーズ ~火星地球化計画~ 完全日本語版 (Terraforming Mars)
ボードゲームトワイライト・インペリウム 第4版 完全日本語版 (Twilight Imperium Fourth Edition)
ボードゲーム文明の曙 (Civilization) [日本語訳付き]