ボードゲーム

2007/08/18 ドイツゲームさらに繁栄論

ドイツゲームって今はなんて呼んでいるのが主流なのかわかりませんが当時の表記のままでいきます。元はmixiのおのさんの8月16日の日記「ドイツゲーム終末論」からTGiWに同じ内容が掲載されていたのでそれに対応する反論のような日記です。しゃべりであれば勢いで押せるところもあり、文章にするとツッコミどころ満載なのがばればれですが言葉遊びということでご了承ください(笑)

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ドイツを中心に繁栄しているボードゲームは、これからもどんどん市場の拡大を続け、10年後にはほぼ倍増する。現在定番ゲームといわれている人生ゲーム、ウノ、モノポリーなどのラインナップに、カタンはもちろん、クク、ノイ、ブラフ、メディチ、ラー、ガイスター、プエルトリコ、八八、グリード、アクワイアなど、数え切れないいつでも購入できる定番ゲームが増え、愛好家も増える一方である。
 

今度のエッセンでアミーゴ社から発売される『フォーインワン』を見てふと頭に浮かんだ言葉がある―それは「総集編」。テレビ番組のドラマやバラエティでよく聞く言葉だ。クールの切り替え時期に同じ手法で多数放送されるが、これは中休み。出演者およびスタッフへの休養期間とともに、次の新しい試みのための充電期間である。
 

このゲームに限らず、近年はリメイクがたくさん発売されている。なぜリメイクが多いのか? それはプレイヤー人口のすそのが広がり続けている他にならない。現状ではわずか数年前に発売されたゲームが絶版になってしまう。初めてドイツを中心とするボードゲームに触れたプレイヤーは、その驚きと新鮮さにあふれた、どんなに面白い、楽しかったゲームに対して、自ら購入する場合、すでに絶版で、わずかに残っているのは中古市場でプレミア価格がついたものばかりだ。最初の1つ目を購入するゲームの値段としては手軽に手が出せるものではない。リメイクはこうしたニーズに応えたものである。当初ロットでの損益分岐点からするとリメイク時は分岐点は下がるであろう。再三のリメイクでスケールメリットの恩恵にあずかり、ゲーム1つ当たりの価格はどんどん下がっていく。したがって、
 

「リメイクゲームの拡販」=「定番ゲームを遊ぶプレイヤーの増大」となる。
 

一方、マニア層はどんどん重いゲームを要求する。いくつかのメーカーがこのニーズを見込んで長時間ゲームを作るが、評価を得たとしても数は売れないので定番ゲームとは対極の売り方をしていくことになるだろう。コンポーネントを豪華に、数量も限定にして大枚をはたいても良い層にピンポイントで提供していく。マニア層で受け入れられたゲームが口コミで広がっていけば、当然リメイクの要望があがり、普及価格でのリメイクを行うことになる。リメイクの回数が多くなればやがて定番ゲームの一つとして定着するであろう。当然、
 

「リメイクゲームの拡販」=「定番ゲームを遊ぶプレイヤーの増大」である。
 

現在のプレイヤー人口はごく控えめに表現してもドイツゲームを知っている人口より知らない人口の方が圧倒的多数であろう。この人口を倍増させるには10年も必要ないかもしれない。もちろん、
 

「定番ゲームを遊ぶプレイヤーの増大」=「市場の拡大」である。
 

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