今回遊んだゲームは
洛陽の門にて(初)
ダンジョン ロード(初)
です。
*洛陽の門にて 4人 説明60分 お試し15分 プレイ180分
Uwe Rosenberg 先生の複雑系3部作(収穫三部作というのですね)の最後の一つをやっと遊べました。前回だか前々回だか他のテーブルで遊んでいるのを見たときには「アグリコラ」と比べて畑にいろいろな野菜がたくさんあるなぁ、豊作だなぁという印象でした。
収穫物がいっぱいならそんなにカツカツではないかも? と思っていたら最近の経済系ゲームの印象と同じようにとてもカツカツでした。借金がマストではないけれど、序盤はキツイですね。
「アグリコラ」の畑のシステムをフューチャーして肉付けしていったゲームか、いやいや、発売は一番遅かったけどゲームができていたのは洛陽が一番最初だから説明としては逆か。
種を畑に植えて収穫した野菜を売って儲けるのと、特権カードのドラフトが軸です。野菜は流しのお客さんには単発で売れるけど安くしか売れない、お得意さんは高く買ってくれるけど品物を何ラウンドか続けて供給しなくてはいけないなど、良いジレンマになっていると思いました。
3部作どれもプレイ時間が長いのはネックですね。
どれも好きは好きですが、あえて順番を付けるならば私は
アグリコラ(沼含む)>洛陽の門にて>ル・アーブル かな。
*ダンジョン ロード 4人 説明とお試し60分 プレイ170分
プレイヤーはダンジョン職人(?)となって、いかに優秀なダンジョンを作れるかという競技に参加します。ダンジョンですから悪役側、電源ありゲームの「勇者のくせになまいきだ」の世界観そのままをボードゲームに持ってきた感じです。
ダンジョンの運営はとても厳しく、お金を稼ぐ部屋や食料を稼ぐ部屋、また勇者がやってきた時に対抗するモンスターを雇い入れたりトラップを買ったり、やりたいことがたくさんありすぎます。
しかもそのやりたいことは同時プロットなのでやりたい行動が重なってしまうと効果が少なくなってしまったりと、なかなか計画通りに事を進められません。
おまけにダンジョンの大きさによって維持費がかかったり、モンスターを雇い続けるには食料が必要だったりと、ほんとにいろいろなリソースが足りなくなること必死です。
細かなルールがいろいろあって大変ですが、RPG好きにはたまらないゲームですね。メンバーのノリが大事とも思いました。もう一回遊びたいな。
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2024/11
洛陽の門にて(2)
ル・アーブルより順位を上につけたのにボードゲームの生産数の少なさから遊んだ回数はル・アーブルの方が多いです。中古品のもずっとプレミア価格を維持してる気がしますね。なんかこの日記を書いていてル・アーブルが遊びたくなってきました(笑)
ダンジョン・ロード(1)
ルールの複雑さからこれ以降遊んでいないようです。ルール説明する方も聞く方も相当な覚悟をもって臨まないとなかなか遊べないと思います。今で言うと Vital Lacerda 先生級かな? と BGG のレートを調べてみたら「ダンジョン・ロード」が 3.57 で「エスケープ・プラン」が 3.67 で一番近かったです。プレミア価格ではないし今ならワンチャンス自分で買って遊んでみるのも良いかもしれませんね(笑)
Vlaada Chvátil 先生は他にも「コードネーム」「スペースアラート」などふり幅が広くてとてもユニークなゲームを作っていますね。改めて凄いなぁと思います。
ボードゲーム洛陽の門にて 日本語版 (At the Gates of Loyang)
ボードゲームダンジョン・ロード 日本語版 (Dungeon Lords)
ボードゲームアグリコラ: 15周年記念BOX 日本語版 (Agricola 15)
ボードゲームル・アーブル コンプリートパック 日本語版 (Le Havre)
ボードゲームスペース・アラート 日本語版 (Space Alert)
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検索用メモ
856.洛陽の門にて(初)/At the Gates of Loyang (2009)
857.ダンジョン・ロード(初)/Dungeon Lords (2009)
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