この春に故郷に帰ってしまう北ヒロさん主催の本州最後(?)のPTA会に参加しました。春は出会いと別れの季節、何度かご一緒させていただき少しずづ仲良くなり今後もことある毎に一緒に遊びたいなと思ってきた頃だけにとても残念。かしこまった挨拶は初めましてもさようならも苦手なので挨拶替わりのブログといきます。
良い天気!
今回遊んだゲームは
ロジカルニュートン 野口英世の研究(初)
ゲシェンク(12)
お誕生日パーティー(7)
ロッティカロッティ(3)
珍しい薔薇(初)
ジオバランス(初)
ヤヌス(5)
ペイデイ(初)
カルコリー(ミュー&メアから)(初)
王様の新しい街 サイコロニュータウン(初)
獣道(初)
ストレイシーフ(初)
です。
ロジカルニュートン 野口英世の研究 2人 説明とプレイ5分
少し遅刻して会場入りするとこのゲームがちょうど終わった頃のようでした。見た目で何をすれば良いか分かったのですが、せっかくだからと遊ばせていただきました。ロジカルニュートンのシリーズはいくつもあるようで、今回はその内の1つです。
試験管に見立てた筒に色付きのボールを入れて立体三目並べ。個人で問題を解くソロゲームもできます。見た目で好きそうであればどうぞ! 私からは特段お勧めともやめておけとも言いません(笑)
ゲシェンク 6人 プレイ11分
新しいアートワークでリメイクされた版をまあやさんの持ち込みにて遊びました。カードが大きいのと、デザインが可愛らしくてドイツ語版を持っていても欲しくなってしまいます。ドイツ語版のタイトルは「プレゼント」という意味だったのに英語版だと「No Thanks!」とまったく真逆の意味になっているところが面白いです。久しぶりに遊びましたが変わらず面白かったです。まあ、なんともいやらしいゲームですがまだ遊んだことがなければ一度体験してみることをお勧めします(笑) 勝者はまあやさん、お見事でした。
お誕生日パーティー 3人 説明3分 プレイ17分
Zoch のお子様向けゲーム。メビウス頒布会の中に入っていた1つで明らかに今の私向けではないので手放しても良いのだけど、なんだかんだでずっと手放さず持っているゲームです。魚コマをテーブルに模したコンポーネントを傾けて落とすのが目的ですが、物理法則を無視してついつい手前にある魚を落とそうとしてしまいますね(笑) 勝者は RedWizard さん、お見事でした。
ロッティカロッティ 3人 説明1分 プレイ15分
こちらも頒布会の中の1つ。Ravensburger のお子様向けゲーム。手番では山札からカードを1枚引くだけのシンプルさ。出た数値に従ってウサギコマを山頂に向かって進めていきます。カードを引いた時にニンジンが出たらコンポーネント中央のニンジンを回します。すると今まで道だったところにぽっかりと穴が空く場所がでてきます。もちろんそこにあったウサギコマは下に落ちてしまうので、以後1つコマが少ない状態でゲームを続けないといけません。ニンジンを引いたときに、自分のコマが落ちるかな~、落ちないかな~、とワクワクドキドキする感覚がたまらないですね。小さいお子さんと遊ぶのにお勧めです。
珍しい薔薇 3人 説明10分 プレイ60分
Dachs さん持ち込みのキックスターター発ゲーム。パッケージに書かれている女性が沢尻エリカさんの印象が強くてテーマが薔薇というので女性受けも良さそうな感じがします。邦題のタイトルは今適当に着けたので今後変わる可能性があります。
珍しい薔薇とタイトルにあるように、人工的に花びらの色を変えた薔薇が市場に並んでおり、お題が要求している薔薇を買い付けて売却するというセットコレクションがメインのシステムです。花びらの色によりレア度が決まっていて黒が確か一番少なく高価でレインボー色が一番多くて安かったかな? 仕入れた花は植物ということでセットコレクションを満たせずに残してしまった分はラウンド毎にゆっくりと干からびてしまい、3ラウンド持ち越してしまうとせっかく仕入れた花が廃棄されてしまいます。
チップやカードのデザインも素晴らしく、ルールを聞いた時点で「これは普通に面白いのでは?」と思いました。薔薇を買い付けるときの市場への補充の仕方に若干「ルールをいじりたい欲」を感じましたが、オープン会でも普通に出して遊べると思います。勝者は Dachs さん、お見事でした。
ジオバランス 4人 説明20分 プレイ100分
えーっと、これは RedWizard さんの持ち込みでしたっけ。間違っていたらごめんなさい。1993年ベネッセの教材の付録(?)として発行されたゲームなのでwebを検索してもほんの少しの情報しかない貴重なゲームです。タイトルは以下の通りで2つのゲームが収録されています。
チャレンジ自然探検ゼミ「かんがえる図鑑」ボードゲーム
すごろく型ゲーム「アニマランド」
シミュレーション型ゲーム「ジオバランス」
今回は地球上の動物の共存(?)をテーマにした「ジオバランス」を遊びました。各プレイヤーは1種類の動物を担当し、その動物の特性にしたがって繁殖と移動を行い、勢力争いをします。要は個別能力持ちのキャラクターでエリアマジョリティ争いをするゲームと書けば伝わるかな? 最近のゲームで例えると「ROOT」が近いでしょうか(私はまだ遊んだことがないのですけれど)。
各プレイヤー担当の動物は以下の通り
マビット 一味さん
バイトン さたもとさん
ライガー しいたけさん
ゴープ 私
みなどれも全然馴染みのない動物で笑えます。マビットは小動物で繁殖力が強かったかな。ライガーが大型で繁殖するために他の動物を捕食する必要があったはず。もう全然うろ覚えで申し訳ないです。ゲームの進行は1年を4つの季節に分けてボード上の動物の行動を行い、季節ごとのイベント(繁殖やイベントカード)の処理を行っていきます。いま自分で文章を書いていながら、動物をキャラクターに変更すればまんま「ROOT」みたいだなと思ってきました。このゲームでは勝利条件は各プレイヤー共通なのでその点は異なりますけれどね。勝者は一味さん、お見事でした。
別のテーブルの様子。日本テイストのすごろくが遊ばれています。
ヤヌス 4人 説明3分 プレイ10分
カードの表と裏に異なる絵柄か描かれており、同じ絵柄3枚を揃えるセットコレクション。カードは各自3枚持っており、それぞれカードの裏面のみ自分が見えない状態でカードのやり取りを行います。向かいのプレイヤーが持っているカードが欲しいと思ってカードをピックすると、今まで見えていなかった面が自分以外のプレイヤーに見えるので、「あ、その絵柄は私が欲しいやつ!」とばかりにすぐピックされてしまったりと、なかなか絵柄を揃えさせてもらえません。このあたりのふわっとした感覚を楽しめるかがこのゲームのキモでしょう。発売当時は結構皆楽しそうに遊んでいたと思いますし、唯一無二の感覚ですので一度遊んでみてはいかがでしょうか。って何かの宣伝文句みたいですね(笑)
ペイデイ 4人 説明10分 プレイ50分
やっと遊べたー! このゲームは長女と何度も遊んだゲームなので個人的にとても思い入れのあるゲームです。BGG 4.9 がなんだ、○ソくらえ(笑)
システムはサイコロを振って止まったマスのイベントを適用するだけのすごろく。ボードがカレンダーを模しており、毎週日曜はお休みで何のイベントもなし。郵便のマスはランダムにダイレクトメールや請求書が届くイベント、高級品を売ったり買ったりするマスもあります。最後の日にはお給料をもらいつつ、溜まった請求書の支払いと、銀行残高により利子を受け取ったり借金している場合には利子を支払ったりします。
まあなんてことのない周りすごろくです。「モノポリー」のようにプレイヤー間で土地のやり取りやお金のやり取りといったこともほぼなく淡々としたゲーム運びなので遊んでて楽しいか? と問われると思い出補正でめっちゃ楽しいけれど、皆にはお勧めしないかなといったところです。箱が平べったく大きいのでなかなか通常のオープン会へ持っていくのも難しく、持参しても「どんなゲームですか?」と聞かれたら真っ先に避けられてしまう系のゲームですのでやっとPTA会で陽の目を見ました。ほんとにPTA会があって良かったです(笑) 勝者はしいたけさん、お見事でした。
カルコリー 4人 説明5分 プレイ30分
お次は「ミュー&メア」に収録されているゲームから「神経衰弱」フォロワーのゲームを遊びました。「ミュー&メア」と言えばメインタイトルの「ミュー」を始めトリックテイクの印象が強いのですが、いろいろなゲームの詰め合わせセットでもあるのでPTA会ならではのゲームを選択できますね。まあそれ言ってしまえばトランプだって1,000種類以上のゲームの詰め合わせセットとも言えなくもないですけれど(笑) 勝者はヤマドリさん、お見事でした。
王様の新しい街 サイコロニュータウン 3人 説明25分 プレイ55分
んー、このゲームの希望小売価格はとても高いのですね。駿河屋の中古価格は逆に安くてびっくり。ルールの説明は他のwebサイトにお任せして、このゲームが遊べたことを良かったと記してお終いにしたいと思います。この手のゲームを遊んだことがなければお勧めです。
獣道 4人 説明17分 プレイ55分
Hans im Glück の1986年の作品。多人数アブストラクト+エサの早取りレース。こちらも古すぎて日本のボードゲームポータルサイトには登録がなかったので邦題は適当に付けています。
各プレイヤー個人能力付きの動物をあやつり、ボード上にあるエサ場をすべて回って自分のエサを回収するのが目的。テーマ的に「ジオバランス」を彷彿しましたが、こちらはエリアマジョリティではなくて4ヶ所あるチェックポイントをいかに早く回るかのレースゲームの装いとなっています。各動物の能力がどれも他プレイヤーから見て大概なので仲の良いメンバーと丁々発止しながら楽しく遊べると思います(笑) 勝者はゆれひさん、お見事でした。
ストレイシーフ 5人 説明3分 プレイ10分
お次はさたもとさんプレゼンツによるオインクイズムはここから始まった! という伝説のゲームを遊ばせていただきました。ブラフゲームですが、これ他のプレイヤーの手筋が読めるのかなぁ、という感じ、すみませんが遊んでいて楽しさがわかりませんでした。オインクイズムには私は馴染まないのかもしれません。勝者はさたもとさん、お見事でした。
最後に私は遊びませんでしたがフォトパーティーで大盛り上がりの後、閉会となりました。北ヒロさん、皆さまありがとうございました!
ボードゲームゲシェンク ドイツ語版 (Geschenkt) [日本語訳付き]
ボードゲームお誕生日パーティ (Jochen der Rochen) [日本語訳付き]
ボードゲーム4 in 1:ミュー&もっとモア (Mu & Lots More)
ボードゲームフォト・パーティ 日本語版 (Photo Party)
ボードゲームルート ~はるけき森のどうぶつ戦記~ レギュラー版 完全日本語版 (Root)
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検索用メモ
ロジカルニュートン 野口英世の研究(初)/Logical Newton Hideyo Noguchi's research (2021)
ゲシェンク(12)/No Thanks! (2004)
お誕生日パーティー(7)/Jochen der Rochen (2004)
ロッティ・カロッティ(3)/Funny Bunny (1999)
珍しい薔薇(初)/Rare Roses 2020)
ジオバランス(初)/Geobalance (1993)
ヤヌス(5)/Janus (1993)
ペイデイ(初)/Pay Day (1975)
カルコリー(初)/Calcory (1995)
王様の新しい街 さいころニュータウン(初)/Saicolo New Town (2017)
獣道(初)/Wildwechsel (1986)
ストレイシーフ(初)/Stray Thief (2010)
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