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2022/11/20 城山羊の会「温暖化の秋 -hot autumn-」

今日はボードゲームをお休みしてKAAT x 城山羊の会のお芝居を観に行きました。場所は初めて行くKAAT神奈川芸術劇場というところ。駅は乗り換え案内だと元町・中華街の一駅手前が近いということでしたが早めに出かけて中華街で何か食べ歩きしながらドラクエウォークしてレベルを上げようかと思っていました。

とんがりさんとの待ち合わせまで2時間余裕があるところで駅に着いてしばし散策するも中華街のゲートをくぐったら人人人でいっぱいで、歩けなくなるくらいではないですが原宿の竹下通りの混雑を思い出しました。中華まんや点心の食べ歩きのお店はどこも行列してて待つ時間がもったいなかったので座って食べられるお店を探していたらやたらと食べ放題の看板を見かけたので一番安いと思った1,680円のお店に入ったら2,980円のコースしかメニューになく、店員さんに1,680円のコースはあるかと聞くとあれは平日料金だから今日はこれしかないと言われてさもありなんと思う。仕方なしに単品のメニューはあるかと聞くと別のところから持ってきてしばらく品定めしてから高菜チャーハンを頼みました。


席に座ってこれしかメニューがなかったから焦ります(笑)
 

通りの端っこの方のお店だったけどお昼時でしたので次々とお客さんが入ってきます。隣のテーブルに着いた家族連れが店員さんの説明を聞いた後で席を立ち出て行ったのでこれまたさもありなんと思うのでした。880円で6品ついてくるというセットメニューも単品のメニュー表には乗っておらず、看板に偽りありですね。通りには他にも1,980円や2,400円で食べ放題という看板もありましたが、真偽のほどは誰か確かめてみてください(笑)

高菜チャーハン935円は写真より量が若干少ない感じもしましたけど落ち着いた店内でゆっくり座って食べられたと思うとまあ良しとしましょう。まだお腹は空いていたので何か軽く立ち食いできるものはあるかなと歩くもテイクアウト系のお店はほんとにどこも行列していて無理そうでした。今度は汁なし担々麵が通常価格800円のところキャンペーンで480円という看板を見つけたので入ってみたら本当に480円だったので頼んで食べることにしました。そこのお店はショッピングモールのフードコートにあるお店の体で席はそれほどゆっくりできるタイプではありませんでしたけれど、普通のラーメンが500円以上だったのでこちらは看板に偽りなしですね。


中華街を外れてすぐのところにあったまいばすけっと。
暖かければここでパンでも買って食べるのが良かったかもですね。
 

劇場のある方面に向かって歩いていたので中華街を後にしてからはすぐのところに劇場はありました。中に入って様子を伺うもまだ待ち合わせの時間には早かったので一旦外へ出て山下公園まで散歩しました。劇場に戻る際、そう言えば城山羊の会のお芝居は役者の声のトーンがとても小さく始まるし大体自由席なので早く並んでおかないとと思い出して急ぎ足で戻りました。とんがりさんと合流してチケットを確認すると今日の席は指定席ということがわかりほっと一安心です。

KAAT神奈川芸術劇場は土地の名前が付いているからか池袋にある東京芸術劇場と同じ豪華さを感じました。場所が大スタジオというので舞台も広いのかなと思ったら案外こじんまりしてシアタートラムか東京芸術劇場のシアターウエストかイーストと近い感じがしました。

とんがりさんと開演までの短い時間に時期柄というかきなこさんの話題に少し触れました。最後に連絡をいただいた時には余命数年の病みたいだなと思ったのですぐ退院するんじゃないかと楽観していましたが急な話になってしまいましたね。

今回主役の(?)趣里さんは初めて見ましたがその血統というかお芝居がほんとに上手くて上手かったです(語彙力)。添島コウ役の橋本淳さんは5年前の「相談者たち」に出演していたのですね、まったく覚えていなかった。カンザキサキ役の東野絢香さんはどこかで見たことがあるなと思ったら古くはイキウメのカタルシツ演芸会「CO.JP」と2019年の「獣の柱」に出演してて「ああー!」となりました。田中役のシソンヌじろうさんは普段のお笑いは観ていないので普段との違いがわからないですがきっちり役にはまっていました。前回ワクワクチンチンの岩谷健司さんは終始大人しかったですね。その妻役の笠島智さんは第一形態の石橋けいさんという佇まい。おじさん役の岡部たかしさんはいつものごとく名トリックっスターぶりを発揮していました。相変わらずストーリーというか物語はあるかないか分からないという感じの話なので脚本だけ読んでもまったく面白いのかどうか伝わる感じがしないのですが、やっぱりあの観客と役者の近い距離感から読み取れる空気というんですか、山内ケンジさんの頭の中も凄いしその世界観をきっちり演じる役者さんたちもめちゃめちゃ凄いと思います。話の構造的には「自己紹介読本」に似た雰囲気を感じました。ああ、良かった。めっちゃ堪能しました。確実に城山羊の会のお芝居でないと摂取できない何かがあると思います。DVD出たら買います。

いつもお芝居の後に劇場のロビーで物販しているのですが、今回の場所が狭く品数が少なかったです。ですがいつもはスルーしている人が多く見受けられるのに今日は台本にサインをもらおうと列ができて山内ケンジさん大人気でした。

次回城山羊の会の新作は本拠地の三鷹市芸術文化センター星のホールにて2023年12月とのことです。もう今から待ち遠しいです。それまで死ねないな(笑)


 
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