ボードゲーム

2000/06/25 かんぽ

23455/23500 VZB10150 Shun. 6/25かんぽ
( 5) 00/06/27 00:58 コメント数:2

メビウス頒布会の時期と「かんぽ」例会とは丁度リンクするように開催され、ここ数回荷物が届いた週末に例会が入るというパターンです。箱を空け、説明書を読み、分からないところはボードを広げてコマを動かしておおよその雰囲気を掴むことが荷物到着から例会までの僕の行動です。今回は少々時間的余裕があり「ラグーナ」と「ポルトロイヤル」は箱圧縮までやってしまいました。

会場に着くなり階下でKさんと合いました。前回初めての参加で今回2回目、前回は勇敢にも(?)全体ゲームまであと1時間という場面で1830を立てていましたね。たまたま空いたからと言っていましたが遠いところからわざわざ足を運んで頂き嬉しいですね、ってなんかスタッフみたいなこと言うてるやない。僕はスタッフではないです。はい。

今回ももちろんメビウス新作便は全て持っていき子供に良い「ビバ・ビーバー」も追加しての5種類、全て遊ぶつもりでいましたが「ポルトロイヤル」だけ遊べませんでした。惜しかった。

今日遊んだゲームは
スロットブラザース(2)
フィレンツェの匠(初)
ラグーナ(初)
ビバ・ビーバー(初)
メトロ(3)
投票特許許可局(初)
カードラビリンス(初)
です。
 

この内「ラグーナ」と「カードラビリンス」に説明間違い発覚、「ラグーナ」のいかだには玉は4個までしか載せてはいけませんでした。子供相手にテストプレイした時にハンデとして5個まで載せていたのを引きずってしまいました。全体ゲームはちょっと違う名前が付いていたのですが忘れましたのでとりあえずこんな感じということで。今回の全体ゲームは時間もかかったけど大いに盛り上がりました。最優秀演説者はたかのさんへ入れました。詳細は次回以降で。

*** Shun. / VZB10150 ****

23484/23500 VZB10150 Shun. 6/25かんぽ2
( 5) 00/06/29 00:19 23445へのコメント コメント数:2
 

*スロットブラザース 6人 40分

サイコロ運は滅多に良くない僕、というとなんだか不当にサイコロゲームへの評価を下げているように思いますが。今回は前回と違って1、2、3位争いまでいけて他の人からカードを狙われたりしたこともありました。結果は序盤から調子の良かったKさんが最後に400点を奪って勝利しました。
 

*フィレンツェの匠 5人 90分

「ラー」「チャイナタウン」「タージマハル」に続くaleaの4作目はこれまたいろいろやりたいことが多くて、でもその内できることは限られていて沢山の要素が複雑に絡み合い、また文字が多く(しかもイタリック体で読みにくい)書かれたカードがてんこもりの、まさにゲーマーのためのゲームと言えるでしょう。今回メビウス便で届いた中で一番ルールを理解するのに時間がかかりました。箱を開けてカードの確認やタイルを切り離しながらやって1時間くらいかな。ま、会場に行けばOさんが知っているだろうと思っていたらほんとに知ってて説明もして頂きました。いつもながらありがとうございます。

プレイヤーは貴族の一人となって自分の家にいろいろな芸術家(詩人、画家等)を呼んでその人に作品を作ってもらい作品の芸術点を勝利ポイントである名声点に替えたりお金に替えたりしてゲームを進め最終的に名声点が高い人が勝ちというもの。芸術家の作る作品の芸術点を上げるには自分の敷地内にその芸術家が欲している建物を建築したり(例えばオペラ歌手ならオペラハウスを建築するとか)建物だけでなく景観(森、湖、公園)を造ったり心を和ませる手品師をやとったりしなくてはいけません。まだ他にもいろいろな要素があるのですが面倒なのでここまでにしときます。

ラウンドは7ラウンドまでと決まっていて1ラウンドは2つのフェイズに別れ第1フェイズでは芸術点を上げる役目のものや隠れ名声点の名声カード(条件を満たすとゲーム終了時に勝利点加算)や他で作品を造った人をスカウトして自分のところで作品を造ってもらうスカウトカードを競りで買い落としたりします。第2フェイズでは芸術家に作品を造ってもらったり建物を建てたりします。

ゲーム自体に交渉の要素はなく常に自分のところの台所事情とにらめっこする感じでしょうか。または「隣の芝生は蒼い」というご近所感覚を楽しむというべきか?!他のプレイヤーの邪魔もできませんね。ま、競るものだったり買うものだったりがプレイヤーの数より少ないのでそれをがめてしまえば邪魔にはなりますけど。。
ゲーマーなら買いでしょう。5人だと待ち時間が長めになるので4人で丁度良いかもしれません。慣れてきて第2フェイズがとんとん進めば短くなるんだけどね。
 

*ラグーナ 4人 30分

詳しくは田中さんのレポート#23384を見て下さい。内容はあれで十分分かります。僕も持参しましたが既にテーブルに広げられているのがあり誰もやっていなかったので(草場さん?のでしょうか)ここぞとばかりやりました。が、ルールうろ覚えなのに説明書見ないで説明したものだから間違えてしまいました。最初はいかだの色と玉の色が対応しているというのを説明忘れ途中で発覚、ゲームをやりなおし。次はいかだに載せられる玉の数の上限を5個と間違えゲーム的には(初心者用ボードだったし)非常にゆるやかなルールで行われ、なんか非常にあっけなく終わったなぁという印象で終わりました。ちなみにうちの子供に大受けです。

*** Shun. / VZB10150 ****

23516/24000 VZB10150 Shun. 6/25かんぽ2
( 5) 00/07/01 00:34 23484へのコメント コメント数:2

なんでぺいるGさんの発言にコメントしてしまったか定かではないのですが恐らく眠たかったんでしょう。変なところに付けてしまってすみません。コメントも付いてしまったことだしこのままいかせて頂きます。

「フィレンツェの匠」にインスト間違い発覚、まあ細かいことなんですがスカウトカードを使用して芸術家をスカウトしてきたらすぐ使うとしていましたが手札に入れても良いということと。建築家を2個目、3個目を取った時に即座に3名声ポイント獲得するということと、同じ景観(例えば湖)を2個目、3個目(種類ではなく)を配置したら直ちに3名声ポイント獲得ということ。ここは隠れ名声ポイントと絡んできて途中作品が作れない状態でも後でばん回できるという可能性を秘めていますし、プレイヤーの指針(点の取り方)にいろいろな方面へ広がりを持たせる良い材料になっていると思います。ああ、早
く2回目やりたい。今週末池袋で「くりすたるダイス」という例会があるようなのでそこでできたらいいな。
 

*ビバ・ビーバー 4人 40分

ルールが簡単なので説明してると全てになってしまいそうなのでこれは止めておきます。自分のビーバーというのは決まっていなくカードプレイで色に対応したビーバーを動かしていくレースゲームです。今レースゲームと言いましたがゲーム中「カウンティングゲームだ」と思うこともしかり、でもそんなことに熱中していると「バランスゲームだ」と気づかされる場面がきて「一同びっくり」するゲームと思います。結構ゲーマー系の人がやるとボードは結局傾かずに3ゲーム終わってしまい面白くないかもしれませんが「倒れるかな?倒れないかな?」を楽しむゲームだから結果倒れなくてもいいのですよ。ボードを支える台を狭くしたり台の下をわざと不安定な状態にするとゲーマーにも受けるかもしれないです。というかゲーマーならそうするべきとか?
 

*メトロ 6人 40分

こういうゲームはさくさく行きたいですね。
 

*投票特許許可局 全体ゲーム 150分

さて時間を押して始まった今回の全体ゲームは丁度選挙当日ということもあって選挙にちなんだゲームです。草場さんも他で書いていますが「ハグル」ににた印象(ほんとは「ハグル」っぽいって書きたくないんだー、それくらい独創性に富んでいると思った)封筒を2つ渡され1つには色のついたチップ、1つはいろいろな政策が書かれたカードが10枚以上入っていて自分が立候補する時に政策を2つ皆に示し演説をします。チップは始め横並びで各色10点です。

演説者(以下「演」)「黄色のチップを持っている方、お待たせしました」
会場(以下「会」) 「うおー!(黄色を持っているプレイヤー)」
演:「私は当選した暁には黄色のチップの価値を3上げたいと思います」
会:「いいぞー(やんややんやの大喝采)」
演:「ですがその財源は赤いチップから取らなくてはいけません。赤チップの価値を2下げさせて頂きます」
会:「ウ~、ウ~、ひっこめ~」

という感じで各自政策を読み上げ立候補した以外のプレイヤー全員で投票し(棄権はできない)上位2名までの政策が施行されるといった具合です。選挙は10期、各プレイヤーは等しく2回の立候補をして様々な方法でチップを稼ぎ最終的に点数が多い人の勝ちというものです。

政策には点数に関係ないものもあって今回は残念ながら(?)施行されませんでしたが一つ紹介すると「コギャル法」というのがありまして、この政策が通ると(その人が当選すると)次回以降ずっと演説者はコギャル語で話さなければならないというとんでもない政策で、またそれを説明する演説者がノリにノッて会場は大爆笑でした。

また「めがね政策」はこの政策が通るとゲーム終了時にめがねをかけている人にプラス20点というものでこの日は会場にめがね愛好家が過半数を占め通ってしまいました。更に、追い討ちで選んだ政策を2倍にする(?)という政策を後で他の人が訴えたものだから「更に倍」でめがね党大有利になるはずでしたが、なんとここで何を思ったのかめがねをかけているKさんがこれまでに通った政策を一つ廃止する政策を掲げ、ターゲットに「めがね政策」を選んだのです。めがねをかけている人はなんとしても「更に倍」を狙うでしょう。しかしここぞとばかりにめがねをかけていない人はKさんへ投票するでしょう。各期には当選者が2名出ますので両者とも当選であれば「めがね政策」は無くなることになります。ここで僕はめがねをかけていないのにチップが欲しいがために「更に倍」の方へ投票しました(この時1位当選者へ投票したらチップが1枚もらえるという継続政策が施行されていた)。僕一人が動いても後の皆は廃止政策に投票するだろうという考えでした。結果、まんまと両者が当選し「めがね政策」は無くなり僕はチップを1枚せしめたのでした。もちろん反めがね党の人にブーイングをくらったけども。やっぱこれからはめがねだよ。めがね最高!ははは。

最終結果は毎回投票で1位当選の人へ投票して漏れなくチップを稼いだKさんが勝利。やっぱり頭が良い人はうまさを発揮しますねぇ。自分が通したい政策より周りが何を欲しがっているがを読んで投票するのが勝者なのでしょう。時間もかかり後半の演説は疲れた表情もありましたが大変面白かったです。
 

*カードラビリンス 6人 30分

インスト間違いではなかったようです。こういうゲームはさくっとね。

*** Shun. / VZB10150 ****

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2020年9月

フィレンツェの匠(3)
箱圧縮したは良いものの久しく遊んでいないのでどんな感覚か忘れているけど理想の形に建物タイルを競り落とすことに注力してたっけ。ゲーム全体を通して将棋で言うところの「一手」、しかも1ゲームで一手なのでとても長ーい「一手」という印象が残っています。
 

ラグーナ(1)
あー、こちらもクイーンだからとすぐ箱圧縮したのに1度しか遊んでいないんだ。ビー玉が欠けてしまって持ち運びしなくなったのかなぁ。今度の合宿に持っていこうかな。
 

ビバ・ビーバー(3)
ボードの下に置く木製のコマが大きくてどうにもこうにも箱圧縮できないまま持っていたのだけど。いつだったかとんでもない高値で買い取ってくれる時期があり、それならどうぞとS河屋さんに放出しました。
 

メトロ(4)
こちらもクイーンで圧縮済み。別タイトルでリメイクされましたね。タイルを置いていくだけだし「ラグーナ」よりは遊びやすいので4回稼働したのでしょう。6人まで遊べるのも良いです。
 

カードラビリンス(2)
本家のラビリンスと比べてとてもサクサク。1ゲーム中に2枚獲りが発生するかしないかくらいの発生率が良いですね。

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検索用メモ

092.スロットブラザース(2)/Slot Brothers (1994)
127.フィレンツェの匠(初)/The Princes of Florence (2000)
128.ラグーナ(初)/Laguna (2000)
129.ビバ・ビーバー(初)/Mein Lieber Biber (2000)
126.メトロ(3)/Metro (1997)
130.投票特許許可局(初)
131.カードラビリンス(初)/Labyrinth: The Card Game (2000)

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ボードゲームフィレンツェの匠(Die Fursten von Firenze)

ボードゲームフィレンツェの匠 (The Princes of Florence) [日本語訳付き]

ボードゲームラグーナ (Laguna) [日本語訳付き]

ボードゲームビバ!ビーバー (Mein lieber Bieber!) [日本語訳付き]

ボードゲームメトロ (Metro) [日本語訳付き]

ボードゲーム[日本語訳無し] サンフランシスコケーブルカー (San Francisco Cable Car)

ボードゲーム[日本語訳無し] カードラビリンス (Labyrinth das Kartenspiel)

 

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