ボードゲーム

2001/06/30 玉屋

26549/27000 VZB10150 Shun. 2001/6/30 Tさん主催ゲーム会
( 5) 01/07/08 23:05 コメント数:2

皆さまこんばんは。

今回遊んだゲームは
ロッティ・カロッティ(初)(2)
ニューエントデッカー(初)
闇の怪盗(初)
ビッグディール(初)
シャーロックホームズ ザ カードゲーム(3)
です。
 

*ロッティカロッティ 3人 15分

会場に着くとHさんとHさんがバックギャモンを遊んでてちょうど終わる頃でした。昔は良く腕を鳴らしたというHさんがほとんど初心者のHさんに2ポイント負けして「何でかなー」と言っていました。ダイスゲームなので初心者でも勝ことがありますよね。

次のメンバーが到着するまで時間調整できるものをとラベンスバーガーお得意(?)の子供向けゲームを遊びました。内容はカードをめくって自分のウサギを進めていくだけの単純なものですが、ボード(というのだろうか)の造りが面白い。ちょうど「トップバナナ」の中央にある山を想像してもらうと一番分かりやすいです。あれのスタートからゴールまでのマスの数をもっと増やして、このゲームの一番の「売り」である落とし穴が備わっているプラスチックの山(丘?)が今回の舞台です。

カードをめくった時に「にんじん」が出ると山のてっぺんに突き出ているにんじんをくるっと回します。するとマスの何処かに穴が空いてそこに乗っていたコマが「すぽっ」っと下へ落っこちる仕掛けになっているのですね。ああ、面白い。実はこのゲーム、変なことに対象年令が5~10歳なので大人は遊べません(笑)
 

*ニューエントデッカー 4人 120分

金さえ積めば決まっている陸地が買えるエントデッカーです。その他産物の得点の仕方が変わったりマス目が増えていたり、1枚1枚のタイルがひとまわり小さくなっていたりボード全体が「宇宙カタン」ぐらいになっていたり(これは前からかな?)、収入のやり方が変わっていたりとちょっと違ったものに仕上がっています。ま、基本的には「エントデッカー」なのですが。どちらが好きかは好みでしょう。私は陸地をお金で買える方が前作のまんまタイルが坊主めくりよりは好きですね、プレイ時間は少々伸びますけれど。
 

*闇の怪盗 7人 50分

AMIGOの新作カードゲームです。内容は「変わりはげたかの餌食」といったところ。各自自分の金庫にいろいろな宝飾品を入れていき、金庫にカギをかけた時点で得点が決まります。カードを一斉に表向けるのですがこの時同じ価値の宝飾品をプレイしたら当然キャンセル。ラウンドの終了条件はサドンデスでくるので気が抜けません。まだカギをかけていないプレイヤーが皆で一斉に金庫にカギをかけようとしたりするとラウンド終了、でその時カギをかけようとしていた人全員0点。またカギをかけていないプレイヤーが1人になってしまったらラウンド終了で最後カギをかけられなかった人は0点。

大人数でできる割りには軽く終わるしラウンド数でそこそこ時間調整もできる。何より7人(!)で遊べるゲームとして注目を集めそうなゲームです。結構いけるかな?
 

*ビッグディール 4人 100分

さて人数が8人になったので遊びたいゲームをみんなで投票して2卓へ、もう1卓は先日遊んだばかりの「ジェノバの商人」。私は説明だけして前から遊びたかった「ビッグディール」を遊びました。

誰が勝っているのか分からないという点では「ジェノバの商人」と同じ感覚でした。会社を設立し、会社から利益を得たり、会社乗っ取りを目論んでみたりするところはなんとなくカードゲームの「ボッセ(ベンチャー)」を思い出しました。会社を乗っ取ったり会社を売却して「スクラップ&ビルド」で利益を重ねていく感じは「アクワイア」に似た感覚です、が、このゲームはその感覚をもっと直接的に、よりダイナミックに表現しています。「アクワイア」の会社は誰のものという感覚ではないですがこのゲームでは少なくとも最初は「自分で」設立したプライベートな会社という感覚があります。会社を興していると少なからず毎手番に会社の現金収入があるのです。それを目の前で乗っ取りされたらこれは痛いでしょう。しかも現金が少ない時に無理して高いリソースを揃えてやっとのことで設立したにも関わらず次の手番が回ってくる前にやられた日には!(笑)

しかも買収されフリーになったリソースを狙われてキャッシュカードを使われ、たった今売却した会社の利益が吹っ飛ぶという凶悪コンボもあります(さらに笑)。ですがカード保持の制限があるのでやりたいことをやる、というよりその時のカード状況でできることをやる感覚の方が強いのでプレイヤー間でそれほどギクシャクはならないと思います。というか今回のメンバーはそうでした。ま、初めは何をして設けるのが一番良いのか、果たしてこの買収は儲かったのかが判別しにくかったから、というのもあるのですけど。皆さんマネジメント系は好きなので好評価でした。私も大いに気に入りました。企業の買収合戦が気軽に楽しめると思います。何度も遊びたいですね。

ここで隣の「ジェノバの商人」がまだ終わっていないので4人で「ロッティ・カロッティ」を遊びました。「ジェノバの商人」が終わって1時間超コースのゲームができるかできないか微妙な残り時間だったのでここは皆でできるゲームにしました。
 

*シャーロックホームズ ザ カードゲーム 8人 50分

玉屋ではすっかりお馴染みのカードゲームです。最初のゲームマーケットでメンバーの一人が購入したものでやっぱり初回にはいろんな埋もれていたゲームがあったんだなぁと話していました。大人数で遊べるのと、ゲームを遊んでいて自然と物語りが即興で語られるところが良いですね。今回は犯人逮捕までが比較的短めでした。

*** Shun. / VZB10150 ****

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ロッティ カロッティ(2)

プラスチックで造形された山を登っていくゲームなのでフィールドというか山が物理的にかさばるので必然的に箱も大きくなり、メビウス能勢さんが輸入する際のカートンボックスの中に入る量が通常のボードゲームより少なくて送料が割高になるので2回目は仕入れるの難しいねと言ってたことを思い出しました。子ども向けゲームだからなおさら割高には売ることも難しいだろうなと想像するのでした。
 

ニューエントデッカー(1)

金さえ積めば陸地が約束されているタイルをめくれるというのは初代とは全く真逆のアプローチで、まあこれはほんとに好き好きになると思うんだけどこの先に何があるかわからないワクワクする気持ちと不安な気持ちが交差するなんとも言えない感覚は捨てがたいですね。別のゲームとして認識して良いな。
 

闇の盗賊(4)

このゲーム結構好きなんだけど遊ぶ度に一緒に遊んだメンバーからはあまり好感触な印象って感じられないんですよね。バッティングは運だし、金庫閉めようにも手札に金庫がないと閉められないしと運が二重にかかってくるところが「考えてもどうしようもない」と捉えられているのかなぁ。ふとBGGを見てみたら評価がなんと4.0でしたのでまさかのPTA案件!?(笑)
 

ビッグディール(5)

大好きなゲームですが直接攻撃可能なのと理不尽なキャッシュカードのアクセントがちょっとキツめなのでなかなかオープン会には持っていけないということで今では手放しています。気の知れた仲間同士でわいわい遊びたいですね。
 

ボードゲーム[日本語訳無し] キャロッティア (Carrotia)

ボードゲームニューエントデッカー ドイツ語版 (Die neuen Entdecker) [日本語訳付き]

ボードゲームハゲタカのえじき 日本語版 (Hols der Geier)

ボードゲームジェノバの商人 (Die Handler von Genua) [日本語訳付き]

ボードゲームアクワイア 英語版 (Acquire) [日本語訳付き]

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検索用メモ

274.ロッティ・カロッティ(初)/Funny Bunny (1999)
274.ロッティ・カロッティ(2)
275.ニューエントデッカー(初)/Entdecker: Exploring New Horizons (2001)
276.闇の怪盗(初)/Der Schattendieb (2001)
277.ビッグディール(初)/Big Deal (2001)
175.シャーロックホームズ ザ カードゲーム(3)/Sherlock Holmes: The Card Game (1991)

273.ジェノバの商人(初)/Genoa (2001) はTPG火曜会にコメントする形で書いたのでこのブログには記載はありません。ご了承ください。

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