2008/07/12 なべ屋

普段会場では長女の相手をしてて参加者ほっぽらかしのいけない主催者ですが、今回おたふく風邪を患い不参加となりました。そのためいつもより卓分けやシャッフルに気を使えたと思います。先日のゲームマーケットミーティングでのその場の流れでの進行役や、今回のなべ屋での動きは自分の中のファシリテーター役がうまく発揮（自覚）できたのだと思います。ボードゲーム会は目的が明確なので心理学のグループワークよりはるかに楽に思えます。それでもまだまだプレイヤーとして遊びたい盛りなので結局「アグリコラ」の誘惑には勝てなかったのですが（笑）

開場前、１年以上も気になっていたという娯楽堂さんとステーキ屋へ一緒に食べに行きました。子ども達にも、いつかおごってあげると言っておきながら１年以上ほっておいたのでお金ないけど良い機会と思ってご一緒させました。私はクローズドの会でも何度か行っていましたけど、ここは何度行ってもほっぺたが落ちるくらいのうまさです。夜はそれなりに高いので行くならランチ限定です。

さてゆっくりと食事を堪能した後、会場へ戻ると既にジャンクさんが待っていました。はるばる遠いところからありがとうございます。私は「丘の上の裏切り者の館」のインスト予習のためプレイヤーからは除いていただいてゲームを立ててもらいました。その後続々とやってくる方々に「ロストシティ」や「ハラリ」など２人ゲームを勧めてみたり、「ハイパーロボット」や「テイク・イット・イージー」を立てたりと、やはりゲーム会が始まってから１時間くらいの間は短い時間で終わる（またはいつ終わらせても良い）ゲームのラインナップは必須だと感じました。２人用ゲームは、どこの卓が埋まっていてちょっと時間がかかりそうな時にいらっしゃった方と受け付け卓で遊ぼうかなと思っていたのですが思っていたよりもたくさん稼動しました。

「丘の上の裏切り者の館」はマスター不要のＴＲＰＧと呼んでいるのですが、今日遊んだ感触だとやはりプレイヤーの外から見ている人が必要と痛感しました。ＴＲＰＧ慣れした方同士だと大丈夫なのかもしれませんが、今回のシナリオは裏切者役が１人でヒーロー側がわいわいがやがややっているのを見るとやはり「スコットランドヤード」のミスターＸや「キャメロットの影」の裏切り者のような孤独感と似たものを感じてしまって上手く楽しめていないかもしれないと思いました。ただ、ヒーロー側から見ると、裏切者が気丈で怪しければ怪しいほど盛り上がれるので、ヒーロー達が騒いでいるのは裏切者役がしっかり演じられているのだという自信を持って良いと思います。孤独感を感じながらも、裏切者側の説明文を読むのに感情が入っていたのでとても素晴らしいと思いました。

いろいろなゲームの希望が上がる中でたくさんの方に助けられました。ありがとうございました。遊びたいゲームは山ほどあったけど、ゲーム会の運営というメタゲームを一番堪能したのは自分です。皆が楽しんでいただけたら、これ以上の喜びはありません。そして、このメタゲームを楽しめる方が増えると嬉しいなと思います。

「アグリコラ」にプレイヤーとして入ったのはちょっと失敗だったかな。反省。
　

今回遊んだゲームは
ハイパーロボット
キッレ
テイク・イット・イージー
アグリコラ（４）
です。
　

ハイパーロボットの最後の問題は皆がうんうんうなっている中、oilさんの改心の解答に皆さんびっくりでした。鮮やかでした。
　

＊アグリコラ　４人

３回遊んだのでインストばっちりと思っていたらやはり別のゲームになっていました。気持ちに余裕がない時にインストすると100％失敗しますね（笑）　「ティカル」は大丈夫だったかなぁ。結果ゲームもぐだぐだですみませんでした。

小さな進歩カードと職業カードをドラフトすると良いかもとFUKAIさんが言っていましたがとても面白い案ですね。カードを覚えなくてはいけないのと、時間がかかるのがネックでしょうか。

今日インストを忘れた部分
・小麦と野菜は生で食べられる（食料１つ分）。
・牧場を拡張する場合は必ず辺がつながっていること。角はだめ。
・同じ家畜を牧場の２区画に分けて４匹いても、増えるのは１匹。
・空き地に厩のみある土地は０点

ご参加いただいた方ありがとうございました＆お疲れ様でした。
またなべ屋開催の折にはご参加いただけると嬉しいです。
　

この他当日遊ばれたゲーム
シュテルネンヒンメル（12星座ゲーム）
マラケッシュ
ピッグテイル
ラー
ロストシティ
ハラリ
ハイパーロボット
羊パニック
ビッグディール
サメ警報
ティカル
モダンアート
ごいた
銀のドワーフ
アクワイア
アグリコラ
オーレ
パレード
ピーナッツ
ピーパー
エルグランデ
レース・フォー・ザ・ギャラクシー
メディチ
丘の上の裏切り者の館
ゼロ
ハイジとペーター
キングスコート
テイク・イット・イージー
バトルライン

－－－－－－－－

2023/06

オープンにしろクローズドにしろ一度に大人数、正確には２卓以上の人数を主催として集めると、ほんとに毎回満足したー！、という気持ちよりも反省点の方が多くて萎えてしまいます。全員が全員同じ満足度を体験してもらうのは不可能と思いつつも自分が「できなかったこと」に注視してしまうのですよね。でもまあ終わったことは悩んでも仕方がないので反省点を踏まえつつどんどん次の予定を立てて行くしかないです。

自戒を込め「なべ屋ゲーム会開催の告知」の注意事項を今一度胸に刻みます。
　

ボードゲーム[日本語訳無し] ハイパーロボット (Ricochet Robots)