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2012/05/01から2012/05/05の日記

2012/05/01

半島を出よ、読了。
今までなんでこんな面白い本を読んでいなかったんだろうと後悔するくらい面白かった。読み進めるスピードが上巻の出だしはいろいろあってゆっくりだったのだけど昨日上巻が終わってからの夜と今日一日で下巻を一気に読んだ。「昭和歌謡曲全集」で生き残った主人公達の続編を構想にしたと書いてあったけど、なるほど、「昭和~」での敵が「みどり会」を構成するおばさん達から半島のコマンドに取って代わったという構図が見えましたね。でもそんなことはどうでも良くて。膨大な参考資料と想像力と圧倒的な構成力でぐいぐい物語に引き込まれていきました。凄いです。やばいです(笑)

去年のGWはどうしてたかなと日記を見てみるとDVDを観てたようで。今年も1日予定が入っているだけであとは連れ合いの休みが重ならず何処へも家族揃って遠出することはなさそうということで思いっきり引きこもる方向へ舵を取りました。

 

2012/04/28

画像はいきものがかりの新譜。まだ発売になっていないと思っていたのが既にリリースされていた。ほっちの一曲だけだけど毎度素晴らしいので満足。値段も安いしね。映画の最後でこの曲がかかった時はちょっとうるうるしました。

「半島を出よ」を除く読み終えた本を返しに行くと同時に休み中の本を借りる。借りた本は以下の通り。

・村上龍 自選小説集8
単行本がなくて「コックサッカーブルース」が入ってる全集の8巻。他に収録されているのが「フィジーの小人」「超伝導ナイトクラブ」。どれも読んだことがあるはずだけど「フィジーの小人」はどんな話かまったく忘れてしまいました。ついでに読んでみるかなぁ。

・空港にて/村上龍
「どこにでもある場所とどこにもいないわたし」という単行本の文庫版。内容は同じなのにこんなにタイトル変わっちゃうものもあるんだ。と思った。最初は単行本を手にしたけど中身が同じなら軽い方が良いよねということで。さっき少し読み始めたけど「半島を出よ」が衝撃強すぎて淡々と日常を書いていることに物足りなさを感じた。しばらく間を空けてから読んだ方が良いのかな。

・共生虫/村上龍
両村上が好きと言っている割には実際買うのは春樹の方ばかりで(笑)
この本も「イン・ザ・ミソスープ」「エクスタシー」「ライン」「オーディション」「トパーズ」「ラブ&ポップ」と並んで一度図書館で借りて読んだ気がするのだけど内容を全く覚えていなくて適当に借りた。

・2days 4grils/村上龍
よく分らないけど文庫にあったので借りた。

・告白/湊かなえ
DVDでも良かったんだけどやはり原作から読みたいと思って。

・魍魎の匣(上)(中)(下)/京極夏彦
昔ナンパに失敗した年上のおねいさんに「あなたなら絶対読んでいると思う」と言われた本。本というか作者かな。この人の作品は未だ読んだことがないのでちょっと期待。でも3冊ってすげー長いよ。

TUTAYAで借りてきたDVD

・八日目の蝉
ふーかさんが絶賛していたので気になって。あ、これ原作があるのか。

・キャタピラー
連れ合いが「ヴァイブレーター」「愛の流刑地」と観ていたので興味があるかなと思って。ちなみに自分は「ヴァイブレーター」は観たけど愛の流刑地はあらすじとちょっとした感想を読んで観る気がしなくなったのでまだ観ていません。

・さや侍
松本人志の他の作品もあったのだけどなんか笑いの要素が多いかなと思ってこれを選択。

・悪人
TVのCMでなんか印象に残ってて。

・愛のむきだし
園子温監督の「冷たい熱帯魚」が凄いらしいとどこかのwebで見て借りたかったんだけど人気があるらしく3本あるストックすべて貸し出し中だった。なので同じ監督のものを一つ。珍しくDVD2枚組で約4時間の超大作ですね。

 

2012/04/29

長女と2人で豊島園へ。割引券がないかと会社の福利厚生を調べてみたけどパッとしないものしかなく。以前は遊園地券が結構安い設定だったんだけどこのご時世なのかだんだん値上げしてきて手間を考えると無理して利用しなくても良いなと判断。ググってみたらオークションで格安のチケットを見つけました。入園とフリーパス込みで1,200円。しかもチケットブースに並ぶ必要がなくそのままゲートを通過できるというもの。即決価格も設定されてて1,500円。このオークションは4枚だけど他にも同様のオークションを出しててこの方は計8枚出していました。
普通に買うと大人3,900円、子ども2,900円と即決の1,500円で落としてもとてもお得ですね。どうしてこんなに安いんだろうと法人向けサービスを見てみたらこんなページがあって、新規会員でも42万で年間700枚のチケットが買えるんですね。単純計算で1枚あたり600円!! これ、いくらなんでも安すぎでしょう、法人優遇しすぎ。投資対象として見ると1人でも法人登録してチケット買ってオークションで転売すれば63万の利益。3ヶ月の間に160枚売るには1日に1.7枚売らないといけない。1週間で12枚強。毎週12枚売るのはちょっと大変かもしれないですね。でも普通に小さい会社で従業員の福利厚生として購入して、半分をオークションに流したって30万だもんねぇ、手間はかかるとしても内職より楽にお金稼げそうですね。私はやらないけど。

さて豊島園は長男が小さい頃に行ったっきり10年くらい行っていないかな、乗り物が少なくなってちょっと寂しかったです。「シャトルループ」が無くなってしまったのが一番がっかり。いつも超人気で1時間くらい並ばないと乗れないくらいだったのに、老朽化で撤退してしまったのでしょうか。他にも「インディアン」「エンタープライズ」「トップスピン」「カリプソ」「アフリカ」「レインボー」など好きな乗り物がいくつも無くなってて残念。さらに私が大好きな「ブラワーエンジン」は機械調整中日だったようで動いていなかった。

10時開園に合わせて電車で移動、10分くらい過ぎてからゲートに到着すると小さいお子さんを連れた家族があちこちにいました。後で混んでくるからと最初に「サイクロン」に乗ろうと列に並ぶ。まだ営業開始したばかりだからか試運転状態でしたが、30分くらい待って乗れたかな。初っぱなからジェットコースターでテンションMAXな長女は次々と乗ったことのない乗り物に乗っていきます。「パイレーツ」は富士急でも乗ってお気に入り。ほとんど並んでいないので連続で乗ったり1回待って一番端を選んで乗ったり堪能しました。食事の後で「フライングパイレーツ」にも乗りましたが、こちらは安全バーの締め付けが凄いのと、船が大きくて一体感が感じられるからか端っこに乗ってもあまり恐くないですね。「パイレーツ」の方が安全バーが膝の位置まで下がり切らない状態で止まるので「落ちようと思えば落ちることができる」感じにより恐怖を感じます。まったく身体をホールドしないと言えば「イーグル」もそうで、「いつでも落ちようと思えば乗り物を飛び出して落ちられるんだ」という状況がより恐怖を煽ります。下から見てると単に高い所でぐるぐる回っているだけなんですけどね。

昼前後の日差しがとても暑くてちょっとぐったりしたけどなんだかんだで閉園間近まで遊んで閉園まであと30分となった所でまた「フライングパイレーツ」に乗ろうとしたら機械の故障で調整中になってしまっていた。人が流れて近くの「ブレイクダンス」と「トロイカ」に人が流れてこれに乗るにも時間がかかりそうな感じだったので、どうせ並ぶならジェットコースターにしようと言って最後は「サイクロン」で〆。1日通して列は最長でも40分待ちくらいだったと思います。並んでいる途中で「フライングパイレーツ」が復活したけどこっちの方が良いよねと長女も納得の様子でした。開園時間は10-17時で、花やしきの時は延長していたので少し期待はしてたのですが乗り物は延長無しきっかり終わってた感じでした。フリーパスはオークションで購入したチケットと同じチケットを持っている人があちこちに見られました。延長すると従業員の残業代がかかるからきっかり終わるのは会社にとっても良いのだと思いました。そういえば「サイクロン」の係員は最初から最後まで同じ人だったな。入り口付近にあるお土産やさんは30分くらい延長していましたかね。

 

2012/05/03

長女の通っているヒップホップダンス教室の発表会。1年に2回のペースで発表会をしてて通い始めてから通算4回目くらい。最初は保育園からずっといつも一緒に遊んでいる4人が皆入ってて仲良くお遊戯状態でしたが、前回に1人抜け今回も1人抜け長女と友達1人になった。でもお遊戯のレベルは少しずつだけど上がっているとは思います。辞めた友達は塾に通い出したとのことです。むむ、うちもそろそろお勉強にベクトルを向けないといけないのかな。

今までは一つのチームのみでしたが、今回は2つのチームを掛け持ちしていつもより出番が多かったです。途中センターでソロで踊るパートがあって成長したなぁと喜んでいたのですが、本当は2人前に出てくるはずだったのだけど1人出てこなかったので結果的に1人になってしまったとのことでした。ま、親心としては結果的にソロで良かったな。

さて、引き籠もり経過

・空港にて
・告白
・コックサッカーブルース

以上を昨日読みました。ネタバレあると思うので見たくない方はここでさようなら。

 

・空港にて
やはり「半島を出よ」の直後に読んだのが良くなかったと思う、コンビニ、居酒屋、公園、カラオケなど日常によくある風景での簡単なスケッチというか、心に引っかかるものが特になかったかなぁ。途中どこかの章で一時「おっ」と思うところがあったと思うけど。ところでこの本のタイトルですが、単行本の時の方がよりこの本の内容を表している感じがして好きですね。

 

・告白
やっと読めた。どこかの誰かがこの本は1章だけで良くて、あとの章は無くても良いというのを聞いたことがあったのだけど、私はそうは思わなかったな。タイトル通り先生の告白から始まって、事件に関わるそれぞれの立場からの当事者の告白が並んでいて、読み進むに連れ物語りの全体像が徐々に明らかになっていくという構造が読んでて心地よかった。皆自分の立場での真実を語っているようで、でもどこかで嘘が潜んでいるんじゃないかと想像するのが楽しい。最後の章は表面上はばっさり終わったようにも見えますが、私には先生が取ったというあの行動も、時系列上もう終わったようにしゃべっているけど果たして本当にそうなったのかなとか、また他の誰かの視点で話が続くんじゃないかなという余韻が残っているように感じました。

 

・コックサッカーブルース
再読の理由がもう一つあって、村上龍版の「羊をめぐる冒険」だという書評を読んだのがそれ。「羊~」はもう何度も読んでいるので内容はほとんど分るんだけど「コックサッカー~」は昔一度読んだきりだったので記憶から全く抜けていた。今回読んでみて、なるほど、表面上書かれていることはアレなんですが、「羊~」と同じ構図を持っているという書評の意図がよく分りました。

龍の作品と春樹のそれとは私の中で読み方が正反対に異なるのですが、この2作品もそれに完全に合致しました。すなわち春樹作品は間を空けて何度も読み返していて、龍のそれは作品が書かれた時代、その時の現実世界の空気感、リアル感とともに読むものだからよほどのことがない限り後で読み返すことはありません。もちろんだからと言ってどちらが優れているとか劣っているとか言いたい訳ではないですよ。

書評が面白かったので今日の午前中はずっとwebでいろいろな感想を探しては読んでいました。

異象の森を歩く(ノルウェイの森評)

村上龍、村上春樹、そしてインターネット

死者たちの贈り物(村上春樹論)

村上春樹/村上龍 W村上の問題圏

春樹と龍を並べて論じているのって初めて見つけたので嬉しかった。とても読み応えがありました。

 

2012/05/05

今日は天気が良かったので長女とジャスコへ。あ、車で行くから天気は関係ないか。昨日は「2days 4grils」を読了。村上龍の小説にお金には困っていない登場人物がやたら多くて(笑) FXってなんだろうと思って架空のお金で取引できるデモ版を試しにやってみた。売り/買いがどっちの通貨に対してなんだろうとか全く分らないしデータの読み方も分らないから単なるゲームかギャンブルにしか見えません(笑)

「2days 4grils」は単行本の副題に「2日間で4人の女とセックスする方法」と書いてあって。これはハウツー本ですか?と見間違うようなものですが、う~ん、小説の内容とは全く関係ないタイトルでした。確かに言葉通りで嘘はついていないんだけどさ。なんだろう、目を引くキャッチコピーでこの小説を手にとって欲しかったんだろうかな。
村上龍のネームバリューであればそこまでしなくてもとは思うのですけどね。

小説の最初の3行が、場面が変わる毎に何度も繰り返し出てくるので間違って製本されているのかと思いましたよ(笑) でもそうじゃないと思ってからパラパラと先をめくると後ろの方にもまた同じフレーズが続いててなんか恐いなと思った。小説の内容は人が人に関与できるのか、救えるのか、ということを追求していて、最近読んだ「心はあなたのもとに」に通じる感じがしました。

読み終わった本を返すがてら、また新しい本を借りてきた。
・puzzle
・maze
・六番目の小夜子

すべて恩田陸の小説。「六番目の小夜子」はTVドラマを観て大体内容は分っているつもりだけど原作はやはり違うと思うので借りた。他の2冊は適当にあったものを借りたんだけど、ついさっき長編の「魍魎の匣」に手を着けるのが嫌で「puzzle」を読み始めたら1時間もしないで読み終わってしまって読後感もあまりしっくりこなかったのでwebで感想を探して読んでいたらやっぱり同じような感想がたくさんあった。この作家を味わうにはこの小説は向かないというのもあって少し残念でした。話の広げ方は良かったんだけどねぇ。



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