この日は急遽自宅待機となってしまいTLでメンバー募集していたハルバラドさんにお声がけして夕方からコロコロ堂で遊びました。
今回遊んだゲームは
マラケシュ(10)/MarraCash (1996)
ジャスト フォー ファン(初~2)/Just4Fun (2005)
ロアム(初)/Roam (2019)
シトラス(初)/Citrus (2013)
オリフラム(初~2)/Oriflamme (2019)
です。
マラケシュ 3人 説明10分 プレイ30分
ハルバラドさんが仕事で少し遅れるということでまずは私持ち込みの絨毯じゃない方のマラケシュを3人で遊びました。古くて地味なゲームなので注目されることはあまりなかったのですが、去年あたりから「絨毯じゃない方」のマラケシュとして気にしていただくことが多く良く遊んでいます。プレイ時間も思ったよりも短いので提案しやすいし、何よりKOSMOSのあの大きい箱を真ん中からぶった切って圧縮しているので持ち出しやすいというのもあります。勝者はめぐみさん、お見事でした。
ジャスト フォー ファン 3人 説明5分 プレイ6分・15分
確かTLでワタルさんが最高と言っていたゲームで気になっていました。2006年ドイツゲーム大賞ノミネート作品、エキスパート賞が設定される以前のものなので明らかに私好みではないなと思っていましたがその通りでした。多人数4目並べでプレイヤーは好きな場所にコマを置けるのではなく手札のカードにより若干の制限とランダム性を持たしています。お勧めの遊び方は親がゲーマーでお子さんにゲームの楽しさを味わわせたい、勝たせてあげて気持ちよくなってもらいたいという状況に向いていると思います。プレイヤーが好きな場所にコマを置けるならあからさまな邪魔ができますが、自分以外は見えていない手札のお陰で置きたくても置けないアピールができるからです。繰り上がりの足し算をひたすらこなすので小学校低学年のお子さんに超お勧め。その点でドイツゲーム大賞ノミネートにふさわしいと思います。一戦目の勝者はヤスさん、お見事でした。
玄人向けのゲームでたまにバランスを崩すほど強い効果の何か(特殊カード、技術、戦法)って何のためにあるかというのを時々思うのですが、まだそのゲームを良く分かっていないプレイヤーに教えるなり取ってもらうなりして気持ちよくゲームを遊んでもらうために存在しているのではないかなと想像しています。大人の中に子どもが混ざって一緒に遊ぶとき用の必殺アイテムというかお豆さん用というかそんな感じ。だから上手いプレイヤーが取るべきではない!とまでは、私もやることがあるので言いませんが(笑)
ROAM 4人 説明7分 プレイ30分
ここからハルバラドさん参加。バネストさんで買ったばかりというゲームを遊ばせていただきました。テーブル中央に共通の土地カードが6枚並んでいて、カードプレイにより自分のコマを配置してマジョリティ争いしてカードを獲得します。よくあると言えばよくあるゲームですが争う場所が6つあるので一つに固執しないで、あそこは無理そうだからこっちを取ろうという気持ちの切り替えが簡単にできて、カードが取られると新しいカードがすぐ出てきてポンポンとテンポ良くゲームが進むので気持ちよく遊べました。考えどころ、他プレイヤーとの絡みもほどほどにあって楽しいです。
シトラス 4人 説明15分 プレイ60分
こちらはROAMよりもうちょっと複雑なエリアマジョリティゲーム。縁がなく今まで遊んでいませんでしたが想像していたよりも楽しかったです。勝者はめぐみさん、お見事でした。
オリフラム 4人 説明10分 プレイ20分・10分
こちらも新しいゲーム。各プレイヤー同じカードセットを持って共通の場に1列に並べるフェイズと、並べたカードを端から公開するかしないかを選択して得点を稼いでいきます。カードの効果は隣にあるカードをやっつけて1点獲得するだったり、逆に他プレイヤーのカードに攻撃されると得点になったりと様々な方法で得点することができ、適度な読み合いが生まれて面白かったです。少ないカード種類でこれだけ楽しめるのは凄い。初戦は私、2戦目はヤスさん勝利、お見事でした。
ハルバラドさん、皆さまありがとうございました!
ボードゲームマラケシュ 多言語版 (Marrakech) [日本語訳付き]
ボードゲームジャスト・フォ・ファン (Just 4 Fun) [日本語訳付き]