水曜の会で知り合った苗字が同じ月斎さん主催のボードゲームを遊ぶ会に参加しました。高円寺は心理的に遠いので今まで行こう行こうと思って行けていなかったのですが1周年記念のこの日に初めて参加しました。実際に行ってみると日比谷線茅場町で1回乗換えるだけで行けることが分かってぐっと身近に感じました。
始めはのんびり行こうと思っていたのですが、朝10時を逃すと次にゲームに入れるのは13時とアナウンスがあったので頑張って10時に着くように家を出ました。高円寺についた時は商店街がまさに動き出すところで、狭い路地に密集した店舗が開店の準備に忙しそうでした。途中のドラッグストアの張り紙に「ボドゲあります」みたいな言葉をみつけ、よく読んだら違っててネタになると思ったのだけど何と読み間違えたかは忘れてしまいました。
今回遊んだゲームは
ビッグポイント(初)
ブラス(初)(2)
ユカタン(3)
グリード(7)
です。
*ビッグポイント 3人 説明3分 プレイ10分
説明も簡単で分かりやすいアブストラクトゲーム。結構好きかも。ゲーム性はちょっと違うけどなんとなく「ツタンカーメン」っぽいなと思ったら moon さんが既に同じこと書いていました。詳しくはmoonさんのブログをご覧ください(笑)(2022/12/30 現在にはページが存在しませんでした)
*ブラス 4人 説明50分 プレイ2時間40分
いま一番ホットな? Martin Wallace さんの新作。なんでもバネストからの入荷案内発信から30分で売り切れたとのことで次回入荷が待ち遠しいゲームとか。
最近ボドゲ事情に疎いので事前情報ほとんどなく遊んだのですがこれは面白い。インストに50分かかっていることから分かるように、いろいろな要素が複雑に絡まってやること多いのですが、通常これだけの要素をつぎ込んだらプレイ時間は4、5時間当たり前というところを Martin Wallace さんの手腕でコンパクトにまとめあげたところが凄いです。moonさんの画像入りのブログでお楽しみください(2022/12/30 現在にはページが存在しませんでした)。んー、我ながら手抜きだな(笑)
備忘録
建物の建て替えはそのマスに2種類の建物が描いてあっても、建て替える元と同じ建物でしか建て替えられない。
あと1回借金をしたいと思ったときにはもう借金できないターンになっている(笑)
*ユカタン 4人 説明2分 プレイ15分
こちらも軽いアブストラクトっぽいゲームかな。結構単純な中にもぴりっとしたスパイスが効いている良いゲームと思います。最近本物を良く見ますね。
*グリード 6人 説明1分 プレイ15分
18xx が終わったらブラスを遊びたいという月斎さんを待っている間の隙間で遊びました。5順くらいしてトップは konnok さんでした。私はかろうじて500点を超えただけのどべ。欲をかいたらいけないですね(笑)
*ブラス 4人 説明とプレイ3時間20分
午前中にブラスを遊んだメンバーは1人帰ってしまった方を除いて皆再戦希望だったのですが譲っていただいて私だけ2回遊べることに。説明は午前に遊んだばかりだったので50分よりは短かったはず。
初手番にリバプールから離れたところに建物を建てた初回はとんでもなく間違いだったと気づいたのでリバプール周辺を狙って建てにいきました。造船所は技術革新を行っても3ヶ所しか建てる場所がなくて、そのうち2ヶ所は運河期には建てられないし、鉄道期に入ってもへんぴな場所にあるので避けようと思い、インスト時にもその辺の難しさについて少し解説を加えたら、結局造船所を建てに行った人はブンケイさんのみになりました。でも建てられたのは1ヶ所のみでした。
初回は国有資源(石炭と鉄)が枯渇するくらいでしたが、2回目はフルフル状態が常でゲーム進行のふり幅が大きくてびっくりしました。船の技術革新を行っていたのが一人だったので、鉄は若干過剰供給状態だったのかもしれません。石炭は紡績工場とのバランスが良かったのか、炭鉱の数が午前の回より多かったのだと思います。
で、月斎さんの大借金の行方ですが、一人が造船所狙い、2人が建物メインで収入を上げていくオーソドックスな状況で、資金に余裕があった月斎さんは分かりやすい勝利点という現物狙いで鉄道を引きまくっていました。ま、建物は早いもの勝ちで、カードが合わなかったとか、造船所を狙ってみたけど鉄道期に船の技術が1のままでしたので建てようとしても建てられなかったということもあると思います。
ですがゲームが終わってみると月斎さんが2位に10点以上差を付けてぶっちぎりの鉄道王大勝利でした。んー、大借金もあなどれないです(笑)
備忘録
ボード内から石炭を持ってくる時は、一番近くに運河または鉄道でつながっている炭鉱から持ってくること。午前は運河または鉄道でつながっていいればどこでも良いとしていましたが、一番近くから持ってくるのが正解でした。運河または鉄道の本数が同数の場合は好きな方を選べる。
鉄は運河および鉄道がつながっていなくてもどこからでも運んでこれる。
紡績工場から綿を売る場合、1回のアクションで複数売れる。港からでも遠方市場でも。遠方市場に複数回売る場合には、都度、需要が下がる試みを行うこと。
遠方市場に鉄道がつながったら、遠方市場の反対側から鉄道を引いて良い(遠方市場の反対側の内陸につながっていなくても引ける)。
インスト省略したら、1日3回遊べるかも。そう思うくらい再戦希望です(笑)
最後にストーンRさん、ドーナツごちそうさまでした。1つ頂きました。遊んでいただいた方ありがとうございました。またの機会がありましたらよろしくお願いします。
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2022/12
ビッグポイント(1)
リメイクの「バイツ」とは別カウントにしています。なんでだろ、ノンテーマから蟻テーマになったからかな。テーマ的にはエジプトテーマのツタンカーメンの方が好きです。ゲーム違うけど。
ブラス(32)
まだこの頃は鉄道ゲームと言うと最重量級の 18xx シリーズかファミリー向けの乗車券やもっと軽いトランスアメリカ、いまいちよくわからなかったフォルダンプくらいしか遊んだことがなくて(蒸気の時代はこのとき未プレイ)鉄道ゲームというジャンルに苦手意識というかハマッた印象がなかったのですね。ゲームの中と言えど借金するなんて!などと思っていたり。なのでまったく事前の情報がない状態で遊んだブラスの面白さに頭をトンカチでガツンとやられた衝撃を受けました。この頃はまだまだ遊んだことのないゲームを次々と遊びたい時期で2時間超級のゲームを同じ日に2回遊ぶことなんてまずなかったと思うのですが、すぐにでも2回目を遊びたいと思って遊んだくらいめちゃくちゃ面白かったです。そのくらい衝撃的でした。
この頃ボドゲ事情に疎かったのは5年後に離婚となるきっかけの一つとなるある事件があってそれどころではなかったからですね。ボドゲ暗黒時代の始まりでした。まだ黒ブラスという呼び方がなかった頃、懐かしいです。
ボードゲームトランスアメリカ (Trans America) [日本語訳付き]
ボードゲームトランスアメリカ&ジャパン 日本語版 (Trans America&Japan)
ボードゲームビッグポイント 多言語版 (Big Points) [日本語訳付き]
ボードゲームブラス:ランカシャー 完全日本語版 (Brass: Lancashire)
ボードゲームブラス:バーミンガム 完全日本語版 (Brass: Birmingham)
ボードゲームチケット・トゥ・ライド (Ticket to Ride) [日本語訳付き]
ボードゲームフォルダンプ ドイツ語版 (Volldampf) [日本語訳付き]
ボードゲーム蒸気の時代 完全日本語版 (Age of Steam)
ボードゲームツタンカーメン (Tutanchamun) [日本語訳付き]
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検索用メモ
645.ビッグポイント(初)/Big Points (2008)
646.ブラス(初)/Brass: Lancashire (2007)
646.ブラス(2)
637.ユカタン(3)/Yucata' (1996)
135.グリード(7)/Greed (1984)
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