初プレイゲームランキング ベスト10(101~200)(準備編)はこちらからどうぞ。
今回は最初の印象でピックアップした数が10数個と少なかったです。インパクトのあるタイトルとそうでないものの温度差が激しかったからかな。
01.ボンガル/Wongar (2000)
「チケットトゥライド(乗車券)」以前の Alan R. Moon さんの作品。乗車券がドイツゲーム大賞を受賞してからというもの、もう乗車券以外のゲームは作らせてもらえないんじゃないかというくらい拡張セットが出ていますね。ひねくれ者の私は乗車券で大賞取らなかった方がもっと独創的なゲームをいくつも作ってくれたんじゃないかなどと歴史に if を唱えたい思いでいっぱいです(笑) 「ボンガル」はガチな陣取りマルチで出しどころがとても狭いのだけど直接攻撃を厭わない同士でドンパチやるにはめっちゃうってつけで超お勧めです。「サンマルコ」はほぼマルチ感はないものの、より運の要素が多いのと盤面のカラフルさで「ボンガル」のライト版という印象があります。
02.上海トレーダー/Shanghai Trader (1986)
ああ、これもガチなマルチですね。ゲームのルール上、プレイヤー同士交渉しても良し、またその交渉内容は守る必要なしというガードレールの無い峠をカスタム車でレースする緊張感でスリル満点なゲームです。レースゲームではないけれど。交渉が得意とは言えない国民性もあるしプレイ時間も長いですし「ボンガル」よりもっと出しどころがニッチすぎてもう一生遊べないんじゃないかと思っています。まあそう思うと若い内に遊べて良かったです(笑)
03.白蓮/Der weiße Lotus (2000)
上位3位までがまさかのマルチなんてね。通称「白ブラス」の「ブラス:バーミンガム」でお馴染の Martin Wallace さんの作品。ワレス作品は普通だったら6時間かかるゲームを独特の手腕で3時間くらいのコンパクトさにアレンジしているところが凄いとA葉某さんが言っていたことをずっと覚えています。
04.投票特許許可局/-
「詠み人知らず」を生み出した「かんぽ」で全体ゲームとして遊びました。広義の「ハグル」とも言えそうですね。
05.ジャワ/Java (2000)
恐い顔三部作の中で一番テクニカルなところが好きです。
06.キングスコート/King's Court (1983)
スペシャルカードてんこ盛りな「UNO」。このゲームを知ったとき既に絶版でリメイクの噂も未だにないのですがそろそろどこか名乗りを上げるパブリッシャーが出てくることを期待しています。
07.あやつり人形/Ohne Furcht und Adel (2012)
独特なプレイ感で発売当初は短い期間に繰り返し遊びました。
08.グリード/Greed (1984)
お手軽ギャンブルゲーム。「ピーナッツ」も良いですがボードがなくとも盛り上がること必至です。
09.マラケシュ/MarraCash (1996)
ボードゲームがテーマの漫画「放課後さいころクラブ」で最初に登場したゲームが絨毯の方の「マラケシュ」ということを聞いて私は持っていなかったので Stefan Dorra さんの絨毯じゃない方の「マラケシュ」を布教し始めました。箱を切って圧縮していたので持ち運びしやすかったというところもあります。
10.クリベッジ/Cribbage (1630)
2人用の偉大なる時間つぶしゲーム。その独特なプレイ感は他に類を見ないので今でもたまに遊びたくなります。
ボードゲームボンガル ドイツ語版 (Wongar) [日本語訳付き]
ボードゲーム上海トレーダー 日本語版 (Shanghai Trader)
ボードゲーム白蓮 ドイツ語版 (Der weisse Lotus) [日本語訳付き]
ボードゲーム[破損品] キングスコート カードゲーム (King’s Court) [日本語訳付き]
ボードゲームあやつり人形 ドイツ語版 (Ohne Furcht und Adel) [日本語訳付き]
ボードゲームあやつり人形 完全日本語版 (Citadels)
ボードゲームあやつり人形新版 完全日本語版 (Citadels:2016 edition)
ボードゲーム[日本語訳無し] マラケシュ ドイツ語版 (Marra Cash)
ボードゲームチケット・トゥ・ライド:10周年記念版 多言語版(Ticket to Ride:10th Anniversary Edition)
ボードゲームサンマルコ 多言語版 (SanMarco) [日本語訳付き]
ボードゲームブラス:ランカシャー 完全日本語版 (Brass: Lancashire)