ファーストインプレッション ボードゲーム

ダーウィンズジャーニー/Darwin’s Journey ファーストインプレッション

ルールブックがまさかの全文英語の52ページもある大作でいつ遊べるかわからなかったのでいったん仕方なしにコンポーネントを愛でる日記を上げてみましたが、なんと今日参加した「ボードゲームクラブ北朝霞」でまさかの駆けつけたところでメギスさんにお願いして遊べることになりましたので興奮冷めやらぬ間にファーストインプレッションをアップします。ルール説明替わりとまではいきませんが遊ぶ前の簡単な概要説明を目指します。

メギスさんは自前の機械訳ルールとウィンティーさんの和訳ルールを元に5時間以上奮闘してルールを把握してきたということですんなりとゲームに入ることができました。労力に頭が下がります。私もメギスさんにお聞きしてすぐにウィンティーさんをフォローして和訳ルールをいただきました。改めましてウィンティーさんへも感謝いたします。またウィンティーさんに承諾をいただきましたのでこのページの下部に和訳ルールをシェアしていただく方法を載せます。
 

テーマはチャールズ・ダーウィンの進化論の発展に貢献したガラパゴス諸島での冒険の記憶をプレイヤーが追体験しながら思い出すという背景があります。
 

ボードゲーマー風に端的に言うと4ワーカー持って5ラウンド行うワーカープレイスメントです。ワーカーの強化、リソースを消費しない目標達成、「ニュートン」の旅と技術ツリーを踏襲したようなガラパゴスの探索と船を進めるアクション、毎ラウンドマジョリティによりもらえる報酬、このゲームの独特な特徴である標本の発見の段階を踏んで学会への発表アクションと要素はてんこ盛りですが、Vital Lacerda さんのゲームのように要素が複雑に絡み合っているほどではなく、それぞれのアクションとリソースは普段2時間超級のゲームを遊び慣れているプレイヤーであれば直感的でわかりやすいと思います。
 

アクションは大まかに4つの分野に分かれており、また個別の特別アクションもあります。ワーカーはゲーム中に1つまで増やすことができますがこのワーカーは弱くて「アグリコラ」で言うところのワーカーは正義というところまでは強くありません。まあそれでもワーカー増やしちゃいますけどね(笑)
 

大まかに4つの分野のアクションがあると書きましたが、ワーカーには4色の封蝋によりできるアクションが決まってきます。ゲーム開始時には各ワーカーにはそれぞれ別の色の封蝋が1つ割り当てられており、基本的にはその色が書かれている分野のアクションか、色が無くてもできるアクションしか選択できません。


基本4色の封蝋とオールマイティの紫色。
 


メインボード。上辺に得点トラックがあります。
 


三分割して上の段にワーカーを置いてアクションを行う場所が左から緑色(標本発見のための探検)、青色(船を進める)、それぞれ白い枠が2つありますが、ここは後述するレンズアクションで誰かがレンズを置いた以降使えるようになる強いアクションです。より強いアクションほど同じ色の封蝋が複数必要になります。
 


黄色(手紙マジョリティ)、赤色(ワーカーの強化)
 


ワーカーの強化に使う新しい封蝋、下方にあるものほど取るためのコストが高くなります。一番右に時計トークンの置かれている横長な虫眼鏡(ちょっと見にくいですが)の部分が封蝋の色なしで何人でも入れる2金獲得と次ラウンドの手番を取るアクション。
 


中段にゲーム毎に可変する特別アクションのタイル置き場が6つ。まだレンズが乗っていない強いアクションは左下にあるレンズのアクションを行ってレンズを置くことによりそのアクションが解放されて以後使うことができるようになります。
 


左型に手紙を置く場所(報酬はゲーム毎に可変)とこのゲームの独特なアクションである標本を学会に発表する場所。標本は次の画像にあるガラパゴス諸島での探検によって採取した後で学会に発表できるようになります。先に発表するほどお金が多く手に入り、次第にゲーム終了時の得点の比率が大きくなっていき、横列を見てラスト1を埋めた場合にボーナスが入ります。
 


下段はガラパゴス諸島で探検する人が進む地図と船が進むスペース。標本はゲーム毎にランダム配置。青っぽい船のマスの下にある白いタイルはラウンド終了時のボーナス。「バラージ」のラウンドボーナスのようにペースメーカーの船に到達していないとペナルティをくらって点数が下がります。
 


ゲーム開始時の個人ボードの様子。3枚ある乗組員カードの右上にあるアイコンが最初にもらえる封蝋の色を示しています。ゲーム中に1つのワーカーの封蝋をカードに示されているように配置できたら目標達成となり、1度きりのボーナスがもらえます。「ロレンツォ」のようにカードを破棄したら何かリソースがもらえることはありません(笑)

封蝋を置く場所は「グレートウエスタントレイル」の人物タイルを置くような感じで減ることはありません。わかりにくいですが1つのワーカーに封蝋を3つ置くとそのワーカーはシルバーランクとなり、通常アクションに少しのボーナスが追加されます。同様に最後まで埋まり切るとゴールドワーカーとなり更にボーナスが追加されます。

このほか個人ボードの上部に個別目標を達成して置けるタイルがあり、ワーカーを増やしたりゲーム中のアクション強化や条件緩和やゲーム終了時の得点を取ることができます。

右下は見つけた標本を記す場所と探検途中のキャンプ地に置くテントと手紙があります。キャンプと手紙は枠が解放されたら右側に描かれているボーナスを1度だけ獲得できます。
 

ゲーム開始時には4金と使い捨ての紫封蝋1つと個人目標をスタートプレイヤーから逆順にピックした2つを持っています。


 

Wintyさんが公開している「ダーウィンズジャーニー エラッタ」です。
また和訳ルールはウィンティーさんのTwitter アカウントへ DM をお送りしてご依頼ください。

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