今日はボードゲームをお休みしてエンタメデーです。

下北沢の駅前ではいつものように(?)お笑いライブの客寄せがありまして、500円というとろこと無料というところがあるようでした。お笑い芸人さんの世界も厳しいですね。また地下アイドルっぽい感じの衣装を着てお客さんを勧誘している姿もありました。前回もアイドルさんは見かけたので下北沢をホームにしているのかな。

今年は柿食う客の結成20周年ということで2026年は本公演4本ぶっこんでくるお祭り確変モード、推しの劇団の供給が多くて幸せで胸がいっぱいです。まだブログに書いていないけど3月にも新人卒業公演の「青春部隊」も観に行きました。今回は2026年の2本目のお芝居で20周年記念公演、劇団の幕開けを飾った(正確には結成直前)上演作品の再演です。

私は柿食う客を知ったのはつい最近(2023/12/10 柿食う客『肉食獣』から)なので20年も前の初演はもちろん知らず、事前情報も入れないでまっさらな状態から観られるのをとても楽しみにしていました。

普段、というか今まで私が観たことのある柿食う客のお芝居は客席が多くても200席くらいの小さい箱で、演者さんも5、6人くらいで時間いっぱいに台詞を怒涛の勢いで放っていたのだけど、今回は本多劇場で空間スケール4倍以上(?)、演者さんも柿食う客のオールスター総出演と言っちゃて構わない20人の大所帯で、どんなお芝居になるのだろうと期待も高まります。

開演前の舞台は薄暗くスモークが焚かれ碧いライトを所々照らしています。都会の街なかのような雑多な様子の環境音が小さく流れ続けていて開演の合図のブザーはないまま演者さんが全員歩いて出てきて舞台に整列、「20周年記念公演、サバンナの掟!」のコールでお芝居開始の合図、演者さんがウォーとか叫びながら一斉に散らばって最初の場面が始まりました。このときの音響やライティングからして冒頭からやられました。
いつもながら台詞回しが高速で集中して聞いていないと客席から振り落とされてしまうかもという緊張感があって、舞台を正面から俯瞰して観られる一番良い席に陣取れたにも関わらずずっと前かがみの姿勢でいたかもしれません。
物語のあらすじは他の方にお任せするとして、のっけからエログロバイオレンスをワンプレートに乗せたお皿を目の前に出された感じで嫌悪するかと思いきや、脚本の疾走感を体現する演者さんのパワーに圧倒されすぎて、その潔さに逆に爽快感まで感じられるほどでした。
今回柿食う客のwebページにあるメンバープロフィール画像の上部に位置している役者さん方を初めて観ました。ツイッター(現X)では柿食う客の観劇歴が長い方は上部に掲載されている方を名指しで凄い凄いと言っていたり、配役の予想などをして「意外な配役でした~」とつぶやいているのをいくつも見かけましたね。私はそのすごさが分からなかったので言及できずじまいです。
どうしても過去観たお芝居で出演していた方を中心に観てしまいますね。中屋敷法仁さんの脚本、若さ全開で素晴らしいです。玉置鈴央さん、「朝日のような夕日をつれて2024」とまだブログに書けていませんが「ポルノ」も観ました。まさかのあの風貌で刑事役はずるい、ずっと笑ってしまいました。加藤ひろたかさん、茶柱の役は凄惨な物語の中で癒しでした。原田理央さん、スーツ姿が決まっていました。田中穂先さん、唯一?高速な台詞回しではなかったでしたっけ、独特の間というか醸し出される雰囲気がとても好きです。長尾友里花さん、悲惨な役でしたがとても存在感がありました。福井夏さん、唯一の二役と言って良いですよね、あのシーンは「ある女子大生の誘惑」、役が変わってからは「心臓グミ」の紗登子にちょっと重なりました。だいぶ若いけど。中屋敷さん、このお芝居を知ってて演出したのかな、そうだと思うとサービス精神が凄いです。北村まりこさん、舞台を俯瞰して観られる席だったのにキリンはわからなかったです。絶対視界に入っていたのに。村松洸希さん、佐藤明里さん、「超音波」に引き続き夫婦役はこれも中屋敷さんのサービス精神なのでしょうか。佐藤さんの古くからのファンの方は今回の役どころが普段と違ってて新鮮だったという感想が多く、2回目の私はそうなのかぁ、と思いました。終演後のファンサービスが凄いですよね。これはファンになってしまうのもわかります。永田妙茅さん、キャピキャピした感じとラストの福井夏さんとの絡みで豹変するお芝居に背筋がぞくっとしました。照明も素晴らしかった、音のタイミングもすべてぴったりでお芝居の世界観にどっぷりと浸かることができました。アフタートークはあの時間で10分とは思えず、せいぜい2、3分くらいの体感でした。本編が単純に6倍と思うと、全然信じられず、本編やっているときは役者のエネルギーで時間の進み具合がどうかしてしまったんじゃないかと思うくらい濃密で充実していました。あの体験はどんなに言葉を尽くしても書ききれません。
「真ッ逆様」も楽しみ!


観劇後にカレー。あまりに凄かったので明日の予定キャンセルして当日券で2回目を観に行こうかと思うくらいでした。
いろいろな方のブログ
スナフキンの友達 柿喰う客 20周年記念公演「サバンナの掟」
でかけたとき日記 劇団「柿食う客」の芝居『サバンナの掟』観てきましたーーー



