ボードゲーム

フローティングワールド/Philosophia: Floating World (2021)

箱絵のインパクトに引き寄せられフローティングワールドをハッチさんに遊ばせていただきましたのでざっくりと遊んだ感想を書いてみます。

まず目を惹くのはパッケージの浮世絵、私はまったく浮世絵の知識はありませんので誰のどの作品かはわかりませんが、大きな波と満月をあしらったこのパッケージは昨今のものと比べても「おおっ!」と思わず声を発してしまうほどのインパクトがあります。

浮世絵の時代(?)の日本を舞台にデッキ構築にて勝利条件の達成を目指すゲームです。プレイヤーが担当するキャラクターは個人ボードにより異なる能力を持っているので何度も遊びたくなりますね。今回能力を伏せて適当に私が選んだキャラクターは歌舞伎役者で、特別な能力はデッキからカードを引く際に通常6枚のところ7枚引けるというものです。後述しますがこれはかなり強いのではないでしょうか?

各自初期デッキを持ってゲーム開始となるのですが、カードのアートワークがこれでもかというくらい素晴らしいもので、ローマ字で絵のタイトルやら説明が書いてあってゲームそっちのけで浮世絵の世界を堪能したくなってしまいます。画像を撮るのを忘れてしまいましたが今回ほとんど出番がなかった妖怪のカードも素晴らしいので今度は妖怪退治したいです(笑)

根幹のシステムはデッキ構築ということで、ドミニオンを遊んだことがあればすんなりとルールは理解できると思います。デッキに追加するカードは全てのカードが市場にランダムに出てくるのでお金のリソースで購入します。カードの中には、手札から出したら以後ずっと効果の発動するものだったり、毎ラウンド1回効果を発揮するものだったり、基本デッキの上位互換のカード等があります。

またデッキに入らないアイテムカードというのもあり、日本マップの2カ所にある妖怪退治に必要な武器やゲームを有利に運ぶ効果を購入できます。

勝利条件はセットコレクションや妖怪退治、建物の建設を行って「頑張るトークン」を獲得し、「頑張るトークン」を4つ集めたら勝ちというものです。

ユニークな点は、デッキからカードを引いた後で他のプレイヤーに1枚ディスカードされ、2枚と3枚に分けて戻されて、そのどちらかを使うというところ。歌舞伎役者の特別能力はデッキから7枚引くので2つに分けられたカードがどちらも3枚になります、大概ですね(笑)

アクションフェイズは実際にカードのアクションを行うのですが、ターン進行ではなくリアルタイムで進行します。同じアクションがぶつかった場合、キャラクターの現在のイニシアチブを見てより高い方が優先され、権利を試行するとイニシアチブが一番下に下がります。

皆初回でしたのである程度まではターン制で進めて、慣れてきたところでリアルタイムに移行しました。わちゃわちゃする感じもまた面白かったです。

今回同じラウンド中に「頑張るトークン」を4つ集めたジャンクさんと北ヒロさんでしたが、タイブレークがイニシアチブ順ということでこの時上位にいた北ヒロさんが勝利しました。お見事でした。

6人まで遊べるようですが今回は4人プレイ、説明時間45分、プレイ時間80分でした。

ハッチさん、皆さまありがとうございました!
 

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