こないだの秘密結社ゲーム会(そんな名前だったっけ?)の例会報告に手をつけないまま次の例会がきてしまいました。自分の中で次のボードゲーム例会参加前までが例会報告を上げるリミットと考えているので、いわゆる原稿が落ちた~、状態ですね。落ちないけど。
Tさん主催の例会報告はいつもplay:gameの掲示板に書いているのですが、今回は趣きを変えてだらだらとここに書いてみます。
今回遊んだゲームは
ピーキーズ ジェンガ(初)
グリード(2)
知略・悪略(初)
クリベッジ(3)
フォッペン(初)
ジキル博士とハイド氏(初)
七つの印(初)
クク(27)
です。
午前中の用が押していたので40分くらい遅れて会場に到着。衣装ケースを積んだ台車をガラガラを押す音で私と分かってしまう。いつもは遅いはずの主催者Tさんが既にいました。ちょうど娯楽堂さんがピーキーズジェンガを準備しているところだったようで総勢7人でゲームを始めました。
ピーキーズ ジェンガ 7人 10分
だべりながらだらだらとしたプレイが続きました。3順したくらいで誰かが崩し終了。じゃんがじゃんがじゃんがじゃんがじゃんがじゃんがじゃんがじゃんがじゃんがじゃんが~(アンガールズの節で)。
グリード 5人 35分
なんと初めて遊んだのは5年前のボードウォーク。今年のゲームマーケットでバネストさんから小箱のグリードを買って子供達と遊んでいたので、もっと遊んでいると思っていたのですが2回ですか、本当ですか。ゲームはとても楽しめた。ただ単純にサイを振るだけなのに、今回は皆キャラが立ちましたね。ツッコミ役Tさん、ボケ役いっささんがいなければ間違いなく面白さは半減していたことでしょう。BWの時は外野が盛り上げてくれたことを思い出しました。このゲームを楽しめた皆さまに拍手ー。
知略・悪略 6人 説明25分 プレイ90分
メイフォロートリックテイクです。メイフォローというと「スティッヒルン」、「ハットトリック」、「ウィリー」、「ポルトロイヤル」などを思い出しますが、マストフォローに飽きたころにやると非常に面白く感じますね。出だしがボロボロで思わず悪態をついてしまいましたがいつもの私と違う印象を強く与えてしまったようで皆さんびっくりしていました。Tさんは私の習性を良くご存知なのでそんなに驚いていないと思いますが、あの場であの発言が出たということは私が皆さんに対して心を開けたということで、まあ良しとしていただけるとこれ幸いと思う訳です(笑) ま、自分が思う自分なぞ、ちゃらんぽらんで我がままでどうしようもない奴です。このゲームもとても楽しめました(皆さんはどうか分かりませんがどうでしょうか)、ブラボー。
クリベッジ 2人 20分
皆がタバコだべりに行っている間に遊びました。普段は私もだべりにいくのですが、今年やっとクリベッジボードを買えたので遊びたくて部屋に残った娯楽堂さんを捕まえて布教しました。ルールはこちらを参照しました(http://homepage2.nifty.com/cardgame/cribbage.html)。赤桐様ありがとうございます。娯楽堂さんは初めてでしたのでハーフ60点で1回戦。序盤で高得点連発をくらい負けました。楽しかった。
フォッペン 4人 説明5分 プレイ20分
マストフォロートリックテイク。トリックは取りますが、それは目的ではなくて、手札を無くせたら勝ちという大富豪的な要素がまじっています。またトリックで負けると次のトリックは一回休みになるので、とりあえず負けなければ良いという「クク」的な要素もあり。なかなか面白かったですよ。4人だと一人休むと3人でトリックテイクするので、もうちょっとプレイ人数は多い方がこのゲームのポテンシャルを発揮できるのではないでしょうか。
ジキル博士とハイド氏 4人 説明40分 プレイ65分
1スートのみペア戦変形トリックテイク。一応私はトリックテイクゲームと呼びますが、人によっては「もはやトリックテイクではない!」と思われる方もいるでしょう。カード枚数は少ないのですが、読みきれず、チーム戦ということも相まってめちゃめちゃ楽しかった。でも導入は難しいので、マストフォローのトリックテイクをある程度飽きてしまった方でないと楽しさを見つけるまでの時間がかかると思います。万人向けではないですが一度気のおけない仲間と遊ぶのお勧め。ビカビカー(笑)
七つの印 5人 説明35分 プレイ30分
いわゆる普通のマストフォロートリックテイク。取れるトリックを宣言していくので基本は「オーヘル」ですね。それでもって裏切り者というミゼールを初めからゲーム本体に組み込んでいるのが新たな味付けでしょうか。「キャメロットを覆う影」もミゼールを含んでいると言えますね。この面子だといわゆる普通のトリックテイクでは物足りないのか盛り上がりに欠けました。次は面白くなるかな。
ボードゲームを衣装ケース2個分持ち込みましたけどボードゲーム一つも遊んでないですが何か?(笑)
--------
2021/04/30
図らずもトリックテイクメインの例会報告となりました。ツイッターの方でも事前の打ち合わせなど何もないのにかーんさんが「ジキル博士とハイド氏」のつぶやきをしてて、私もめったにコメントしないのにコメントつけてたりして、重なる偶然に驚いています。またこの試みからゲームで遊んだ報告をplay:gameからmixiへ徐々に移行しています。
ピーキーズ ジェンガ(1)
ジェンガの巨大バージョン。BGGで検索するといろいろなコラボバージョンが見られますが残念ながらピーキーズ版は探せませんでした。今なら「キャプテン リノ 巨大版」がそのポジションでしょうか。中は空洞とはいえ、段ボール箱をいくつも用意するのと同じですからコンポーネントの持ち運びには苦労しますしおよそ室内で遊べるものではありませんね。ここの施設は広くて融通が効いてたのでめでたく遊ぶことができました。
知略・悪略(23)
数奇ゲームズさんからリメイクを発表されたときはとてもわくわくしました。同時にこんな変態トリックテイクをリメイクして大丈夫(売れる)かな?とも思いましたが、ボードゲームの認知が上がってきている、もう何度目かわからない「ボードゲームがブレイクする!」という期待感と、もう誰もブレイクなんで言葉を使わなくなる時期のちょうど変換期だったころかもしれないなと単に懐かしんでいたりします。同じデザイナーの「シュティッヒルン」を持っていて、代用して遊ぶことはできていたのですが、やはり製品版も持っていたいという気持ちもありますよね。オリジナルは知る人ぞ知るレアな存在でプレミア価格でしたから、普及価格で広く手に渡るのはとても嬉しいです。
フォッペン(7)
私の周りでは高評価なトリックテイク。私自身はそれほどではなかったので温度差がありますね。ルール上一人休みがいる状態でのトリックなので、やはり最低5人以上で遊びたいと思ってしまいます。
ジキル博士とハイド氏(8)
これはトリックテイクなのか展に出品できる意欲作です。まあ、定義の話をしたらきりがないので止めましょう(笑) 大好きなゲームです。
七つの印(2)
初めて遊んだときの印象がそれほどではなかったために、すぐ手放してしまいました。この頃はとにかくひねったルールのトリックテイクばかり追っていたためと思います。このゲームは後に「ウィザードエクストリーム」としてリメイクされましたね。
ボードゲームフリードマン・フリーゼのフォッペン! 完全日本語版 (Foppen)
ボードゲームジキルとハイド (Dr. Jekyll & Mr. Hyde) [日本語訳付き]
ボードゲーム七つの印 (Die sieben Siegel) [日本語訳付き]
ボードゲーム[日本語訳無し] ウィザード エクストリーム (Wizard Extreme)
--------
検索用メモ
412.ピーキーズ ジェンガ(初)/Jenga (1983)
135.グリード(2)/Greed (1984)
413.知略・悪略(初)/Mit List und Tuecke (1999)
165.クリベッジ(3)/Cribbage (1630)
414.フォッペン(初)/Foppen (1995)
415.ジキル博士とハイド氏(初)/Dr. Jekyll & Mr. Hyde (1997)
416.七つの印(初)/Die Sieben Siegel (2003)
054.クク(27)/Il Cucco
--------