正式呼称は「日ごろの恨みをゲームで晴らそう会」だったっけ?
事前に持っていくと言っていたゲームは雨のため少し削ることになってしまいました。それでも定番圧縮ゲームを詰められるだけ詰める。家を出る予定が30分遅れ、電車の車両故障で30分ホームで待ちぼうけをくらい、会場入りしたのは14時過ぎ。会場に入ると既に3、4卓立っていましたね、とても盛況でなにより。荷物を机に置いて会場内を回り、「ワルモノ2」のインストを始めようとする卓に入れていただきました。
今回遊んだゲームは
ワルモノ2(初)
メソポタミア(初)
シュテルネンヒンメル(4)
砂漠を越えて(6)
こんなもの、どんなもの?(初)
ハリガリ(初)
レインボー アーチ(初)
ドラゴンデルタ(4)
フラッシュ(4)
負け組(初)
です。
*ワルモノ2 4人 説明8分 プレイ15分
国産ボードゲーム。元のゲームも遊んだことがないですが「2」だけあって無印よりバージョンアップしているのでしょう。箱絵もきれいだし、道具立ても雰囲気がありなかなか良い感じです。マフィア同士が本物の現金が入ったスーツケースを騙し騙され奪い合うというシチュエーションはとても興味が惹かれるものがあります。しかも「実は潜入捜査官だった」という裏切者要素も用意されており、最近のトレンドを取り入れてます(というかこっちの方が先なのかな)。シナリオもいくつも入ってるようで、今回は初心者向けの「ビギナーズラック」というシナリオを選択しました。
プレイヤーがマフィアか潜入捜査官かを決めるカードは6枚。
その内潜入捜査官カードは1枚。
配るカードは4枚。
なので必ず捜査官がいるとは限らない。
ルール説明をしたろしあ忍さんがカードを配る。
(潜入捜査官やりたいな~)
カードを見る。
(あ、本当に潜入捜査官になっちゃったよ)
「キャメロットの影」のときもそうだったけど、内では別の目的持って、表面は皆に合わせるって、正直つらいのですよ。人狼の狼役って同じ感覚なのかな。遊んだことないので分からないけど。
みずるさん初手番(だったっけ?)に自分のかばんを確認。
にんまりするみずるさん。
中に入っていたのは本物か?
自分だけサイコロの目がしょぼい。目の数だけ進めるので皆においてかれる。
次のターンにかばんの中身を確認できるのに、自分のかばんをわざわざ見る。
ニセ金だった。
相変わらず楽しい雰囲気のしゃべりが好調なRaelさん。
(潜入捜査官というのはばれてないかな?)
ま、ゲーム中私は無表情だしね~(笑)
なんとなくみずるさんのかばんが本物という雰囲気が全体に流れる。
(よっしゃ、捕まえに行くぞ)
相変わらずサイの目がしょぼい。
(う~、全然追いつけない~)
いつのまにか牢屋にいるみずるさん。
お金持っているのは分かっているのに、自分からは牢屋に入れないルールらしい。
(おーい、早くでてこい)
そうこうしている間に逮捕できないアワーに突入。
仕方なく偽造旅券と国外逃亡用のチケットを取りに行く。
しばらくうろうろ。
再び逮捕していいアワーになる。
金の在り処は分かっている。
(でも逮捕するには同じマスにいなくてはいけないんでしょ?)
(どうすればいいんだろ)
(そうだ、お金を奪っちゃえばいいんじゃん)
(そうすれば向こうからやってくるもんねー)
(俺って頭よくなくなくな~い?)
Raelさんのかばんをかすめとる。
次ターン、まんまと奪い返しにきた。
しかもすれ違わず、同じマス!
自分の手番。
「逮捕する!」
このときのRaelさんの顔ったらなかったなぁ!
快勝! だけど遊んでいて仲間外れ感が強くて辛いのですよ(笑)
他のシナリオも遊んでみたいです。
遊んだ後、久し振りに「ズキューン!」な「上海トレーダー」を遊びたくなりました。
あれはとてつもなく疲れるけど、ふっと遊びたくなるときがあるんだよねぇ。
*メソポタミア 4人 説明15分 プレイ65分
アクションポイントを消費するタイプのゲーム。数ある中で一番近い印象のゲームは「ティカル」。初めは小さいエリアで、ゲームが進むにつれ地図ができあがっていく系とでも言いますか。「ティカル」が森の奥へ奥へ進み新たな神殿を発掘するのに比べ、こちらは全方位にエリアを広げていけるのが大きな違いですね。この手のゲームは遊ぶのに比較的時間がかかるのと、多少テクニカルなので出しどころが難しいと思います。でも、まあ、遊びたければ、ぐぐーっと押してしまうときもあります。派手な装いはないので、はた目に見て楽しそうな雰囲気は伝わりにくいでしょうけれど、私はとても好き。他にアクションポイント消費型ゲームをあげてみると「ジャワ」「ドスリオス」「トーレス」「ハチエンダ」「犬の生活」どれも個性があってそれぞれの楽しさがありますね。個人的にはやっぱり「ジャワ」なかぁ。「ハチエンダ」もいいね。
さてメソポタミア。あれもやりたい、こっちも手をつけておきたいと、毎手番5APをやりくりしながら、同時に中長期の計画を立てつつってのがとても楽しい。自分の欲しい資源があさっての方にたくさん出現して出遅れたり、中盤にエネルギー補給体制を整えるのが遅くて抜かれた~、とあせったり、抜きつ抜かれつの白熱した戦いができたと思います。最後はイベントカードのお陰でトップ目が潰された形になり、漁夫の利で勝たせていただきました。時間も思ったほど長くはかかりませんでしたね。
*シュテルネンヒンメル 4人 プレイ50分
最近ヤフオクで落としたお気楽腹黒ゲーム。箱潰れだったのであまり値が上がらず、手ごろな値段で落とせました(それでもまだまだ高いよね)。私にとってゴルドジーバーの箱は即刻圧縮対象なので丁度良かったのかも。最初遊んだ時は普通の陣取りと思って、やたら数突っ込んで、1位より2位がおいしいということに頭が追いつかずにいましたが、今回やっと意図して2位を狙えるように動けました! でも微妙な数値を操るのはやっぱり難しくて3位が多かったかなぁ。自分のブラックホール隣に10を置く、などという奇抜なこともできずに最下位。とほほ。
*砂漠を越えて 4人 説明3分 プレイ45分
こちらは素直な陣取り。複数から道を閉ざされると辛いね。あそこのエリアをなんとかしていればなー。
*こんなものどんなもの 4人 60分
言葉遊びゲーム。「Xマキナ」のようなでっちあげプレゼン能力が試される(?)、しゃべり次第でなんとかなるゲーム。ノってくると苦しい言訳を聞くのも言うのも楽しくなるね(笑)
これを遊んでいる間、他のテーブルから私の名前を呼ぶ声が何度かあり、「私は入るけどshaさんは入らない」と言っていた様子。どうやら「百科審議官」を遊んでいたようですね、ところでこのお題なんだろう、気になる~。
*ハリガリ 8人 10分
夜7時も回ってみな疲れがでてきたかな、やや重めを立てる最後のチャンスとなりましたが軽めゲームを選択。中央のベルをあるタイミングで叩くのですが、皆さん早い早い。手をどかどか乗せるから「チ~ン」なんてきれいな音は鳴らず、「べこっ」とか「チッ」としか鳴らなかった(笑) う~、老体にはきついか、一度も取れなかったのではないかな。
*レインボーアーチ 5人 10分
お次は国産バランスゲーム。サイコロを振って指示された場所に小物を入れ負荷をかける。今回は要石のブロックにたくさん入ったので小物を全て使っても崩れず、取り除いていく段階で誰かがガッシャーンとやったんだったか。手馴れた手つきで虹をつくっていたからみずるさんの持ち物だったのかな、ルール説明もしていただきましたし。楽しかった。次は子どもと遊んでみたいです。
*ドラゴンデルタ 5人 説明5分 プレイ25分
まだ4回目か、もっと遊んでいる気がするのだけど。今回はしょっぱなのラウンドから私がキャンセルくらう展開~、ほえ~、結構皆さん攻撃的ね~、もっと中央に出てからでいいのですよ~(笑) 私もキャンセルと世論誘導(ってほどでもないけど)で応戦しましたが、中盤にみずるさんのリーチ目を見落としてしまい、世論が他を潰している間にすっとゴールされちゃった。お見事でした。
*フラッシュ 9-11人 20分
久し振りだぁ。人数が多いほど楽しいよね。
*負け組 4人
ゲームメーカーになってクソゲーを押し付ける同人ゲーム。良いゲームはほぼ分かったけど負け組は半分も分からなかったな。
アフターはHさんを交え居酒屋で。Hさんの話が印象に残ったなぁ。DSで売れているゲームは「パッケージを見て何ができるゲームか一目で分かるもの」だけだとか、ボードゲームを一般人に広めるには「ボードゲームのフィールドでない場所にボードゲームを持ち込んで布教する」だとか。そうだよねぇ。今の私にはそこまでパワーがないけど。あ、もちろん娯楽堂さんの話も印象に残りました(笑)
アフターも含め大満足。皆様ありがとうございました。またどこかの会場でお会いしたら遊びましょう。
ボードゲームWARUMONO2 -逃走劇ゲーム・ワルモノ2-
ボードゲームメソポタミア ドイツ語版 (Mesopotamia) [日本語訳付き]
ボードゲーム砂漠を越えて ドイツ語版 (Durch die Wuste) [日本語訳付き]
ボードゲームハリガリ (Halli Galli) [日本語訳付き]
ボードゲーム[日本語訳無し] ドラゴンデルタ (Dragon Delta)
ボードゲームリヴァードラゴン (River Dragons) [日本語訳付き]
ボードゲームジャワ 多言語版 (Java) [日本語訳付き]
ボードゲームドスリオス ドイツ語版 (Dos Rios) [日本語訳付き]
ボードゲームトーレス ドイツ語版 (Torres) [日本語訳付き]
ボードゲームハチエンダ (Hazienda) [日本語訳付き]
ボードゲームハチエンダ 第2版 (Hacienda second edition) [日本語訳付き]
ボードゲーム犬の生活 (Dog’s Life) [日本語訳付き]
ボードゲームキャメロットを覆う影 (Shadows over Camelot) [日本語訳付き]
ボードゲーム上海トレーダー 日本語版 (Shanghai Trader)
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検索用メモ
493.ワルモノ2(初)
494.メソポタミア(初)
236.シュテルネンヒンメル(4)/Sternenhimmel (1995)
244.砂漠を越えて(6)/Through the Desert (1998)
495.こんなもの、どんなもの?(初)/Such a Thing? (1989)
496.ハリガリ(初)/Halli Galli (1990)
497.レインボー アーチ(初)
309.ドラゴンデルタ(4)/ River Dragons (2000)
031.フラッシュ(4)/Unanimo (1990)
498.負け組(初)
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