2011/03/13 まんまる チャリティーゲーム会

地下鉄サリン事件の時も、関西大震災の時も、9.11の時も、凄いことが起きたとは頭で分かっていても、どとこなく対岸の火事のような気持ちでいる。その気持ちでいることがいけないことような気がしてならない。けれども今回の震災の時に思ったのは相も変わらず「傘が無い*」状態。自分の家がくらったくらいの有事では何も変わらなかった。間違いなく「月が２つある世界*」に入ってしまった。この現実からはもう戻れないから、ここで自分のできることをやり続けるしかない。「月夜恋風*」が言うように答えは無く、自分で見つけるしかないのですね。ただ、それは今に始まったことではないということも改めて思います。

昨日もクローズのゲーム会があって、何事もなければ参加してたのだろうけどさすがに次の日に一人で遊びに出かける気にはならず。まんまるは長女と長女の友達に約束していたのでいろいろな不安を抱えつつも参加してきました。親の判断で１人参加が取りやめになりました。むしろそっちが普通の感覚では？　と思わず、誰の決断も良いも悪いもない、と思うことにして。

タワーホールに行く間も地震速報が鳴り赤信号で停車中の車がゆさゆさ揺れる。展望台へ行くエレベーターは大事を取って運休。子ども達は残念がっていました。

今回遊んだゲームは
スカイランナー（２）
ローゼンケーニッヒ（３）
ポイズン（６）
80日間世界一周（６）
ドラゴンデルタ（５）
セット（２～３）
です。

＊スカイランナー　４人　説明とプレイ　６０分

セットアップしたゲームボードが目を引くクレイジークライマー。
他にあまり類を見ないテーマで目を惹かれますね。アイテムの使い道がもっと多彩になったり派手になって欲しいと思うのは欲張りでしょうか。

＊ローゼンケーニッヒ　２人　プレイ　１５分

最近再販したのですね。箱が缶ケースになりました。
たけさんと遊んだのですが早々にスペシャルカードを使い切ってしまい後半やられっぱなし。点数は数えなくても負けは見えていました（笑）

＊ポイズン　４人　説明２分　プレイ１５分

トリックテイク、じゃなくてクライムアップ系というのでしたっけ？　の洗面器に顔付けて我慢する系のゲーム。長女達はプレイヤーの中でその種類の毒を一番多く飲んだら０点になる、というゲームのキモを良く分かって遊んでいたように感じました。

＊80日間世界一周　４人　説明とプレイ６０分

このゲーム好きなんですよねぇ。サイコロの代わりにカードを使って進むスゴロク。システム的には「お化け屋敷ゲーム」と同じかな。80日間世界一周というテーマとシステムの合致具合が好きなのかな。特殊カード引きすぎて嵐が起こりまくると全体的に気持ちが下がってしまうけど、順位がちゃんと付きます。子ども達は漢字がまだ読めないので特殊カードの使い方にやや難があるのは仕方ない。小学生高学年くらいになるともっと面白がってくれるかなぁ。

＊ドラゴンデルタ　６人　説明とプレイ５０分

これも好きなゲームです。同時プロットの橋渡りゲーム。
だださんとまっちいさんを交えほのぼのプレイと思いきや、１ラウンド目からキャンセルがずいぶん炸裂していました（笑）

いつもなら親が１週するくらいに終わるのですが、今回は長女が４ラウンド目くらいにゴールして終了しました。リーチがかっていたのは分かっていたのですがキャンセルのタイミングをかいくぐって見事に逃げられてしまいました。

＊セット　６人　説明とプレイ３０分

買わなくてはいけないなーと思いつつまだ買ってないパターン認識アクションゲーム。認識系は弱いのですが「セット」を見つけた時は嬉しくなりますね。今流行の「アハ」体験という感じではないでしょうか。

だださんが強すぎで、２戦目はハンディを付けてもらったものの、やはり勝てませんでした。子ども達の食いつきが非常に良いので、やっぱり買わなくてはいけないよなー、と思うのでした。

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2025/03

傘が無い：井上陽水の楽曲
月が２つある世界：村上春樹の小説「1Q84」の世界
月夜恋風：いいものがかりの楽曲

・ドラゴンデルタ

つい先日も遊んだのですが、まさかのルールを間違って遊んでいたことがわかりました。１ラウンドにはドラゴン（その色のドラゴンのアクションをキャンセルする）カードは１枚しか使えないというところ。英語ルールにしっかり記載がありました。いままで20回近く遊んでいたところをやっと完璧版として遊ぶことができるようになりました（笑）

ボードゲームスカイランナー (Sky Runner) [日本語訳付き]