ボードゲーム ランキング

2020年初プレイゲームランキング

初めて遊んだゲームをピックアップしたのが前回で、なんとなくふわっと付けたジャンルというかシステムでグループ分けしてみようとスプレッドシートに並べてみたのだけど最近のゲームは複数の要素が入っててなかなかグループ分けするのも難しいですね、わかっていましたが(笑) 「カタン」っていうドイツ発祥のもの凄い売れた面白いゲームがある!、と聞いてどんなゲームか一度遊んでみたいとボードゲームのオープン会の扉を初めて叩いた頃は「競り」なら「競り」のシステムが前面に押し出されててはっきりとこのゲームは「競りゲーム」という感じに言えるのが多かった。例えば「ラー」「モダンアート」「メディチ」とかね。「陣取り」なら「砂漠を越えて」「サムライ」「チグリス&ユーフラテス」とか。もう最近私の周りで話題になるゲームと言ったら、んー、例えば「ボンファイア」「スチーモポリス」「アルマ マータ」はリソース管理、ワーカープレイス、他プレイヤーとの差を付与する特殊効果(技術/カード・ツリー)、パズル要素、レース(取得しにくいリソースを早く手に入れる、ゲーム終了時に得点になるカードの早取りなど)、マジョリティ争いなどが複雑に絡み合って絶妙なバランス調整の上に成り立っているものが多いので一言で「○○ゲーム」と言い辛いものがあります。

今回のグループ分けはそんなもんで自分のなかでもはっきりとしないまま適当にやってますのであらかじめご承知おきください。

まず一番わかりやすい「トリックテイク」部門から、カッコ内の数字は今日時点で遊んだ回数を示しています。括弧がないものは1回のみ遊んでいます。

1位:ザ クルー 第9惑星への旅(5)
2位:ツーペン(2)
3位:ジーペン バッテン
 

1位は「ザ クルー 第9惑星への旅」邦題タイトル長いよ。まあ「ディ クルー」じゃ検索に難航するしね。どこのオープンゲーム会に行っても必ず誰かが持ってきている感じでしたね。これの前に皆こぞって遊んでる感じで流行っていたのは「テキサス ショーダウン」 かな。初めて遊んだのはもう2年も前なのですね、なんだか頭がくらくらする(笑)
 

2位の「ツーペン」はトランプで遊べるオランダで良く遊ばれているゲーム。ポーカーのようなブラフとギャンブル要素があり1ディールが短くてテンポが良いです。最後の1トリックを勝つにはどうしたら良いかまったくコツがわかりません。
 

3位の「ジーペン バッテン」もトランプで遊べるゲーム。ドイツで遊ばれていたルールを元に草場さんが日本流にアレンジしたものです。「ヴァス シュティッヒ」の前半部分をそのままトリックテイクに組み込んだ感じのパートナーシップ戦です。ちょっとテクニカル過ぎる点が難点でしょうか。

以下は特に順番に意図はありません。一応遊んだ回数が多いのを上にしています。

トランプクルー(6)
キャット イン ザ ボックス(3)
ゼロワン(2)
スキャンクルー
五行相克
フエーフ
レッド ドラゴン
ロボトリック
クリケット
葉隠
ラーメン
キャスター

ボードゲームザ・クルー:第九惑星の探索 完全日本語版 (The Crew: The Quest for Planet Nine)

 

次は大本命の「ワーカープレイス」。手を変え品を変えいろいろなバリエーションが出てきますね。

1位:オンマーズ(13)
2位:ハラータウ(8)
3位:アマルフィ(2)
3位:ネバダシティ(2)
 

1位は「オンマーズ」。初めて遊んだのが1月というのもあって遊んだ回数も一番多いですね。「ブラス」のキックスターターで味を占めた私自身第二弾のキックで届いたゲームです。ボックスのデザイン、重厚感、もちろんゲームの内容も文句なしの大好きなヘビィゲームです。まあ、ほぼ1ヶ月という短期間に13回はさすがに遊びすぎました。何度もルール説明していたので最短40分で終わったときもありましたし、そらで説明できるまでになっていましたが、さすがに飽きてしまって2月以降は持っていくことがなくなりました。そろそろ1年経つのでまた遊んでみたいな。
 

2位は我らがウヴェ先生作品の「ハラータウ」。ゲームマーケット2020秋で購入してすぐ、あきらさん会で遊ばせていただいたのが初めてで、こちらもほぼ1ヶ月の間に遊んでいます。公民館を最後までずずずっとしてみたい!
 

3位は一つに絞れず2つです。まずは「アマルフィ」、「東インド会社」で感じた閉塞感を全て気持ち良い方向に振り切ったらこうなりましたという、右肩上がりでリソースがどんどんインフレしていって楽しくてたまらないところが好き。ちょうど「uchibacoya piece」さんで30%オフのセール中ですのでこの機会に買おうかどうか悩み中。
 

もう一つの3位はいつもしゅだっちさん渾身の日本語訳でスムーズに遊ばせていただいた「ネバダシティ」。ワーカープレイスとしての基本を抑えつつ、雇った一時的なワーカーを家族と結婚させてパーマネントなワーカーに仕立て上げたり、リソースの価値が上下したり、ゲーム全体に襲い掛かるイベントなど、街の復興という王道路線で私の大好きな要素がたくさん詰まっています。早く日本語化して欲しいですね。

スチーモポリス
クリスタルパレス
アルマ マータ
コンサンプション フード&チョイス
ドーン オブ マンカインド
ディルヴィアプロジェクト
マルコポーロ 大いなる帰還
テケン
パンナム
ロシアンレールロード:アメリカンレールロード
フォールアウト シェルター ボードゲーム
クーパーアイランド
ヘイタブ

ボードゲームハラータワ 日本語版 (Hallertau)

ボードゲームAmalfi -アマルフィ-

 

次も王道のリソース管理部門。こいつが一番ややこしい。前出のワーカープレイスだってリソース管理の要素はふんだんにあるし新しく発売されるゲームでリソース管理の要素がないものを探す方が難しいくらいと思っています。いろいろなジャンルがごった煮になっていますがご容赦ください。陣取り、デッキ構築(ドミニオンフォロワー)、ドラフト、タイル配置、鉄道などひとまとめにしちゃいました。正直ここに「プラハ」が入ってこない(2021年初プレイのため)のがとてつもなく残念です。と思ったら集計忘れでぎりぎり年末に遊んでいたので同率1位に加えさせていただきました(2021/09/27)

1位:故宮(リソース管理)・プラハ(複雑系)
2位:ゴジラ(ドミニオンフォロワー)
3位:レッドアウトポスト(リソース管理)
 

1位の「故宮」は出始めの頃に遊べなくてスルーしていたもの。ひろぴさんに初めて遊ばせていただたときに拡張入りで遊びました。ワーカープレイスとも言えるシステムですがリソース管理の部門としました。5人ではなかなか遊ばないと思いますがとても楽しいゲームでした。また拡張のモジュールを入れ替えて遊んでみたいです。
 

2位の「ゴジラ」はドミニオンフォロワーというよりは構築済みのデッキを使って遊ぶのでどちらかというとMtGフォロワーなのかな。推したい点はダメージを食らうとデッキからカードを抜かれてしまうのだけど、抜かれた結果、強力な技カードの割合が増していくところ。なんかこのアイデアを膨らませて他のゲームできないかなとか考えたくなります。
 

3位はまさかの「レッドアウトポスト」。王道なら優等生「ハダラ」とか選ぶべきなんだろうけどもうその辺のゲームは層が厚くてどれも良いので抜きんでてコレ!と言い難いのであえて玄人向けの選択です。共産主義社会でのマジョリティ争いというテーマもキワモノで、一手一手が重く常にいやらしいプレイを皆でし続けなければならないというマゾゲーなのでオープン会で遊ぶには危険が伴います(笑)

ボードゲーム故宮 デラックス・エディション 多言語版 (Gugong:Deluxe Edition)

ボードゲームレッドアウトポスト (Red Outpost) [日本語訳付き]

 

最後に長時間ゲームの合間に遊ぶと丁度いゲーム部門。コミュニケーション、ワード、アクション、その他のごった煮です。

1位:ジャスト ワン(11)
2位:笑うラマ
3位:目測
 

1位の「ジャスト ワン」はどこのゲーム会でもそこにあればとりあえず遊ぶくらいの勢いで遊んでいますね。間口が広く誰とでも険悪なムードにならずに遊べるところが強いと思っています。
 

2位の「笑うラマ」はラマの拡張。クニッツアさんも「ラマ」で2019年のドイツ年間ゲーム大賞ノミネートまでいったものだから拡張攻勢のしどきなのでしょう。そのうち「ラマ ダイスゲーム」「ラマ ボードゲーム」「ラマ 紙ペンゲーム」が出ますよ(嘘)(笑)
 

3位:2位に「ラマ」を持ってきた時点で逃げに入っているなぁ、と思った方、するどいです(笑) 3位はいにしえからずっとある積み木ゲームの最新版。積み木ゲームって「どうせ積み木でしょ」と思う時期があると思うんだけど、大量のリソースマネージメントに疲れた脳みそにフレッシュな風を吹き込むのにもってこいですよ。積み木ゲームって中古になっても値が落ちないというか逆にプレミアがつく方が多いので普通に買えるときに買っておいて損はありません、って自分に言い聞かせているだけですが(笑)

ボードゲームジャスト・ワン 完全日本語版 (Just One)

ボードゲームラマ 日本語版 (L.A.M.A)

ボードゲーム目測 (Kurz von Knapp) [日本語訳付き]

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