合宿2日目の朝はとけいさんが歴代のAge ofシリーズを購入したは良いけれどずっと積んでいるゲームをいくつか持ってきたというので、このシリーズであればルール素読みでも問題なく遊べるでしょうと思って素読みでも大丈夫といっていただいたジャンクさんと3人で遊ぶところから開始です。
今回遊んだゲームは
エイジオブヴァンダル~大破壊時代~(初)
キーフロウ(3)
モンバサ(19)
ユカタン(4)
エイジオブディサイプル~大門弟時代~(初)
ガンジスの藩王(19)
ラー(40)
ホルナフャルザール・マニ(26)
Barkeepers order trick(3)
ラストパンサー(12)
ミュッケンシュティッヒ(15)
です。
エイジオブヴァンダル~大破壊時代~ 3人 説明素読み20分 プレイ75分
ゴールデンウイークの合宿で「Age ofシリーズ」の2作品を遊ばせていただいてからというもの、駿河屋で手ごろな価格で売っている過去作品を片っ端から購入した中にも入っていましたが私もまだ遊んだことがありませんでした。このシリーズはシステムこそ斬新とは言えないのですが、程よいプレイ時間とリソースの獲得の視点がユニークなところがツボで遊んでいてとても楽しいです。今回のリソースは戦地での「建物」。戦士を率いる一団となって街にある建物を物色し、その建物を壊すことによりリソースが獲得できて、それを売却して手札のカードをプレイするという流れになります。
建物カードにはほとんどがマイナスのイベントがあり、どうしても取りたくない場合は戦士を一人置きざりにすることで次の建物カードを取ることができます。ゲーム全体の戦士コマの数は減る一方(?)でプレイヤー間をぐるぐるめぐるので、この辺の戦士のリソースのやりくりは「ゲシェンク」を思い出しました。
とにかく建物を取る度にマイナスのイベントが起こりまくるのでゲームを通じて辛い状況が続きますが、その状況を楽しめるプレイヤーでしたら超お勧めです。面白い!何度も遊びたいです。勝者はジャンクさんと私が分かち合いました。
キーフロウ 4人 説明15分 プレイ90分
キーシリーズも手を変え品を変えいろいろなシステムで作品を出していますよね。このゲームは「7 Wonders」で一世を風靡したドラフトシステムを採用しましたけれど、標準価格が少しお高めでというところが残念。こんなに高いなら本家の7 Wondersで良いじゃないかという気持ちになりやすいですよね。
今回、ゲーム終了時に得点となるカードを最初に配らなくてはならないところを忘れてしまいエキシビションマッチとなりましたが、それをもってしても楽しかったです(笑)
お昼はメインに炒飯と昨日の夜食の残りとサイドメニューがたくさん。
モンバサ 4人 説明30分 プレイ130分
みんな大好きAlexander Pfisterさんの2015年の作品。発売当時は一時的に不人気だったのかはたまた大量に作り過ぎてしまったのか3,000円以下で叩き売っていたころがありました。ま、ボードゲームがこんどこそブレイクするぞと何度も言われた最後の数年の頃でしたからまだ今ほどすそ野が広がっていなかったのかもしれません。「ブラックアウト香港」しかり。
何度遊んでもうまくいかないので何度でも遊べますね。どなたか帳簿のミニ拡張がどこかに余っていましたら教えてください(笑) 勝者はKazuna*さん、お見事でした。
ユカタン 4人 説明2分 プレイ12分
古き良きゲームをタコさんのお勧めで遊びました。ガードレールの無いシンプルな作り、直前に出されたカードと同じカードは出せないという縛りはこのゲームが走りなのかな? マイナス点をいかに引き取らないで進むかという辛いゲームですが、ゲームに慣れているプレイヤーほどこのゲームを推したがる気がするのは気のせいかな。「このじりじりした感覚をあなたにも味わってほしい」という気持ちもわからなくもないけれど(笑) 勝者はジャンクさんと私で分かち合いました。
エイジオブディサイプル~大門弟時代~ 4人 説明20分 プレイ65分
まだ見ぬ「Age ofシリーズ」を素読みで遊ぶ第二弾は弟子を抱える師匠となって弟子たちにありがたい本を貸して勉強させるゲーム。リソースの本は消費することはなく使いまわすことができるのですが、ある弟子に貸してしまうと、その弟子が履修するまでずっとその本を保持してしまうので師匠はやりくりが大変!というテーマです。
例のごとくリソースの獲得がままならず、だいたい借金をするはめになりますね(笑) 最初にお偉いさんのご子息が各プレイヤーに与えられるのですが、こいつが本をたくさん必要とするのに勝利点にまったく貢献しない愚息も愚息で、やっとのことで卒業させたにも関わらずゲーム中盤でまたやってきたりと、結構な役回りのカードがあるのですが、皆この弟子のことをけちょんけちょんにdisり合いながら和気あいあいと遊べました(笑) 勝者はジャンクさんと王様が分かち合いました。お見事でした。
毎度豪華な夕食~、Kazuna*さん持ち込みのワインはとても口当たりが軽くて飲みやすくやばかったです(笑)
ガンジスの藩王 4人 説明?分 プレイ90分
今回はとけいさんが見事な手腕を見せてぶっちぎり勝利しました。お見事でした。
ラー 4人 説明?分 プレイ45分
そろそろお風呂に入る方は順順に入る時間になってきましたが私はひたすら遊びまくりました。ラーの競りは何度遊んでもしびれます(笑)
ホルナフャルザール・マニ 3人 説明3分 プレイ40分
23時が近くなりここからトリックテイク三昧が始まりました。まずは3人で遊んでちょうど良いのでいつも推しているこのゲームから。勝者はKazuna*さん、お見事でした。
Barkeepers order trick 4人 説明10分 プレイ60分
1トリック中に内側の周と外側の周の2つ同時にトリックが進行する不思議な感覚のトリックテイク。同時進行するトリックテイクは過去にいくつかありましたが、このゲームでは内周で出たカードの数字の範囲でカードの強さを決めて、外周にあるカードでトリックを取るという変則的なルールになっています。
読み切れそうで読み切れない、あともう少しで読み切れそうといったふわふわした感覚が楽しいと思うのですが皆さんにはどう映ったでしょうか。そんなに数は出回っていないと思うのでトリックテイク好きにぜひ遊んでいいただいて感想を聞いてまわりたいです(笑) 勝者は王様、お見事でした。
ラストパンサー 3人 説明?分 プレイ20分
続いて3人専用の「ブラックレディ」といった趣きの「ミュー & メアー」に収録されているトリックテイク。ブラックレディにあたるカードが2枚あるのですが、プラス点も少しあるのが救いでしょうか(笑) 勝者はKazuna*さん、お見事でした。
ミュッケンシュティッヒ 4人 説明?分 プレイ50分
上家を攻撃できるところがユニークな少し攻撃的なトリックテイク。故にこのゲームもなかなか出しどころが難しいのですが、このメンバーなら大丈夫かなと思って提案してみました。このゲームをまだ知らない時、評価をどこかのサイトで見たときにマイナスのコメントしかなくて「どうなのかな?」と思って入手して遊んでみたらめちゃくちゃ面白かったので、この件以降は他人の意見は全く気にする必要はないんだなと吹っ切れる良いきっかけになりました。勝者はタコさん、お見事でした。
時間にして27時過ぎ、さすがに眠くなってきたので今日はここでおしまいとしました。
ボードゲームAge of Vandal -エイジオブヴァンダル- 大破壊時代
ボードゲームゲシェンク ドイツ語版 (Geschenkt) [日本語訳付き]
ボードゲームゲシェンク (Geschenkt) [日本語訳付き]
ボードゲームキーフロウ (Key Flow) [日本語訳付き]
ボードゲーム世界の七不思議 日本語版 (7 Wonders)
ボードゲーム世界の七不思議 第二版 日本語版 (7 Wonders)
ボードゲームブラックアウト香港 完全日本語版 (Blackout: Hong Kong)
ボードゲームガンジスの藩王 多言語版 (Rajas of the Ganges) [日本語訳付き]
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検索用メモ
エイジオブヴァンダル~大破壊時代~(初)/Age of Vandal(2017)
キーフロウ(3)/Key Flow (2018)
モンバサ(19)/Mombasa (2015)
ユカタン(4)/Yucata' (1996)
エイジオブディサイプル~大門弟時代~(初)/AGE OF DISCIPLE(2017)
ガンジスの藩王(19)/Rajas of the Ganges (2017)
ラー(40)/Ra (1999)
ホルナフャルザール・マニ(26)/Hornafjarðarmanni
Barkeepers order trick(3)/2020
ラストパンサー(12)/The Last Panther(1995)
ミュッケンシュティッヒ(15)/Mückenstich (1999)
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