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2023/01/29 絶対♡福井夏 vol.3『ある女子大生の誘惑』 その1

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その3はこちらからどうぞ。
 

去年11月に城山羊の会のお芝居を観に行ったときのチラシに城山羊の会次回公演は2023年12月に三鷹市文化センター 星のホールという城山羊の会のホームグラウンドでの告知があって1年後の新作に期待すると同時に1年は待ちきれない!と思っていました。一緒に掲載されていた案内にいつもの城山羊の会の俳優さんがメインではないのだけど、山内ケンジさんが脚本・演出をするお芝居を1月に公演することが書いてあり、今回のお芝居を観に行くことにしました。山内ケンジさんが城山羊の会以外に脚本を書くのって珍しいと思って長女を誘ってみたのですね。長女とはアフターコロナの最初のホームグラウンドでの城山羊の会を観に行ったのですが、そのときの山内ケンジさんのはじけっぷりがあれだったので今回は若い俳優さんのお芝居だしあそこまでエロ全開な感じではなくて軽快な会話劇が楽しめるんじゃないかな?と言ってなんとか興味を持ってもらうことに成功しました。
 

以下『ある女子大生の誘惑』のチラシのイントロダクション

その女子大生は、就職先の内定を得たのに
単位が足りず、卒業があぶない。
なんとか単位を取れるよう、
担当教授にお願いをする。
享受は学内一のカタブツであるのだが、
女子大生は敢えて、
色仕掛けという方法をとった。
一見、上手く行くように見えたが、
教授はその手には乗らず、
助手の萩原君に相談し、
逆に女子大生をこらしめてやることにした。

お芝居を観たあとだからわかるのだけど、最後の一節の「逆に女子大生をこらしめてやることにした。」と言う部分は今回のお芝居からはオミットされていましたね。これは山内ケンジさんが脚本を書くのが遅いという風の噂と照らし合わせると割といつものことで通常運転な感じに思いました。「ワクチンの夜」もチラシのプレストーリーと言うんですか、それと実際のお芝居の内容は完全に一致はしなかった印象がありましたし、チラシを作製する段階での構想を書いてはみたものの、実際に脚本を進めていくに連れ当初掲げた内容から少し離れて行ってしまうというか、時間がなくてそこまでたどり着けなかったというか。まあお芝居は生ものですので初日と楽日の台詞ががらっと変わることも日常茶飯事ですからね。
 

福井夏ソロプロジェクトということで福井夏さんてどんな俳優さんだろうとwebで検索してみたらなんと過去に城山羊の会に出演していたということがわかってびっくり。なるほど、そこからの繋がりだったのですね。演目は2018年の「埋める女」で、このお芝居の形もいつもの様式ではなくて舞台上の役者がいきなり客席に向かって語り掛ける手法を使っていたのと、この時の主役と言って良いでしょう的な記憶を無くしたフリだったかやんごとなき理由で家に帰りたくない家出少女役が福井夏さんだったのですね。

山内ケンジさんの脚本の書き方が役者について当て書きするということで、演出の方向性が同じでしたので家出少女役柄と今回の女子大生役の役柄が重なって見えました。女子大生になってよりパワーアップした感じというか(笑)

時間が無くなってしまいましたので今日はここまで。続きます。

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