毎回新しいゲームを遊ばせていただくここの会ですが、今回も参加する度にキックスターター発のゲームを持ってきていただけるというNさんがいらっしゃって目新しいゲームをいくつも遊ばせていただきました。
今回遊んだゲームは
スティーブンス(初)
イーヴンフォール(初)
ダッバーワーラー(初)
デルタ(初)
です。
スティーブンス 4人 説明25分 プレイ140分
自分ボードの能力解放と相乗りエンジンビルド。要素はそこまで複雑でなくて今でこそ超複雑系と言われるゲーム群からすると結構あっさりめと思います。エンジンビルドと言ってもデッキ構築する訳でもないしタブロービルドもしません。強いて言えば共通のボードに全プレイヤーがこぞって相乗りしながらエンジンビルドしていく感じでしょうか。
最近流行っているゲームによくある要素をてんこ盛りにモリモリしました! という感じではなくて、真新しいシステムがある訳でもないし王道からちょっと外れたまとまり方というのかなぁ、ああ、言葉ではなんとも表現しにくいのですが個性がキラリと光っていてとても好き。ひねくれ者の私にはめっちゃ刺さりました。初めて「チッタ・スタート」を遊んだときの感覚と言うか、持っていたいなと思うゲームです。もちろん、この手のゲームは初めてという方には「なんて面白いゲームなんだろう」と思うこと請け合いと思います。
デザイナーは Costa さんと Rôla さんペア。同じ組み合わせで「モエステイロ」も作っていると知って、ああ、なんとなくわかる~!と思いました。
いつものように先生がボドゲーマに素晴らしいレビューを書いていますので概要を知りたいという方はこちらをどうそ。
イーヴンフォール 4人 説明とプレイ?分
いつも遊ばせていただいているばかりでは申し訳ないと思って最近ジャケ買いした「イーヴンフォール」を持って行きました。システムはワーカープレイスとエンジンビルド。自分のボードの左右と下にカードを置く場所があってそれぞれ置く場所により効果やコストが変わるというもの。面白いのはボードの右側に置くカードは上段と下段の違いがあって、下段のカードにしか使えないワーカーがあることかな。自分ボードの右側の下にカードを置くには一旦右側の上段にカードを置いた後に「カードを下段に移動する」というアクションをして初めて置けることになるので結構大変です。序盤は意識してカードを下さないと1ラウンドまるまるワーカーを使いそびれてしまったということも十分ありえます。
デザイナーは Stefano Di Silvio さん、この作品が初作品のようですね。凄い!
勝者は先生、お見事でした。
ダッバーワーラー 4人 説明15分 プレイ45分
インドの大都市ムンバイで各家庭で作ったお弁当を集めてそれぞれの勤務先へ届けるという弁当配達ビジネス全般のことを言うらしいです。「ダッパーワーラー」という言葉は初めて知りました。いやぁ、ボードゲームって今まで知らなかった知識を知るきっかけにもなって良いですね。
ゲームは前半に街を飛び回って自分の荷台に弁当を積んでいき、ゲーム後半で弁当を配達して得点していくという流れです。Weight: 2.00 なので気楽に遊べると思います。
デルタ 3人 説明15分 プレイ115分
デッキ構築&カードプレイなゲーム。ルールはそんなに複雑ではないけれどどうやって得点していこうかということを考え始めるととたんに重くなります。まあ、ボードのどの場所でもマジョリティ争いという名のレースをするので仕方ありません。毎ラウンド3種類のアクションを必ず行うのですが、どのアクションを強くして、どのアクションを見切るかの選択が毎手番悩ましいすぎます。勝者はTさん、お見事でした。
先生、皆さまありがとうございました!
HONU Games さんのスティーブンス販売ページ
ボードゲームイーヴンフォール 日本語版 (Evenfall)
ボードゲーム[日本語訳無し] ドラゴンデルタ (Dragon Delta)
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検索用メモ
スティーブンス(初)/Stephens (2024)
イーヴンフォール(初)/Evenfall (2023)
ダッバーワーラー(初)/Dabba Walla (2024)
デルタ(初)/Delta (2023)
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