前日に「呪われた部屋からの脱出 第三章」が無事時間内に脱出できたのでこの日もほどなく脱出できるだろうとタカをくくっていました。バイオハザードとのコラボ、舞台は本物の病院だったところというこれ以上ないロケーションで、きなこさんの選んだ開始時間は一番遅い22:30の回。昼間でも恐いのに更に恐い物見たさというかこの時間を選択するのが凄いですね。公演時間は約1時間30分、この回に参加する場合は帰宅する手段を確保の上ご参加くださいと注意事項がありました。次の日が土曜とはいえ平日の夜中開催は他のメンバーも帰宅手段が確保できなかったのか2人での参加でした。
私は仕事を早めに切り上げて一旦家に帰り、晩ご飯とお風呂を済ませてから車で会場まで行く。適当に止めた駐車場は会場のすぐ裏にあってラッキーでした。病院は暗闇の中、看板も入り口も煌々と輝いています。病院の入り口には白衣を纏ったスタッフが5、6人いて怪しさ、いや、雰囲気満点。
きなこさんと合流するのが少し遅れたからか、基本6人で1チームのところ女性2人で参加されていた方とチームを有無を言わさず組まされました。入り口で青色の腕章を手首に巻かれる。きなこさんは赤色、女性2人組は黄色。この色分けは後で理由が分るんだけどとても良いアイデアでした。
ほどなくして今回もお金を払ってまで夜な夜な閉じ込められに集まった方々に状況説明という名のブリーフィングが始まる。このイベントのためだけに作られた映像はレベルが非常に高くてすぐさま世界観に引き込まれました。映像の中で語られた大事なヒントは少し頭に引っかかったものの、ゲームが始まるとすっぽり抜けてしまいました。
謎は病院内のあちこちにあって、物を一切動かさなくても全てのヒントは見つけられるということでした。呪われた部屋ではそこら辺にあるものを全てひっくり返すのが基本だったのでこのアプローチは自分にとって新鮮でした。チーム内で唯一の男性だったからか、自然と私がリーダーシップを取るような形になり、まずは病院内をくまなく探索してヒントをかき集めようとフロア担当を決めて散らばります。私は1階担当。ここにはブリーフィングルームと青色のキーワードが分ったら入れる部屋と病院入り口(今は通れなくなっている)くらいしかなく記憶が定かではないけどヒントらしいヒントは見つからなかったです。
早々に1階を後にして2階3階と順に全ての部屋を回っていきます。病院自体はそんなに広くなくて途中何度かチームメイトに会ったりして都度状況を確認しながら探索を続けます。ところどころに真っ白な紙が壁に貼ってあって、ライトを照らしても何も見えないので一旦はスルー。しばらくして十分ヒントが集まったかなというところで明るい部屋に集まって謎解きにとりかかります。今回は腕輪の色ごとにヒントが3つづつくらいあって、それを合わせてキーワードを見つけます。赤色と黄色はなんとか分ったので青は自力で解くからと、キーワードがわからないと行けない場所へ先に行ってもらうことにしました。でも結局分らず、事務局からヒントをもらってやっと青色の部屋に入ります。
そこには1枚の問題用紙があったので一つ取って部屋を出ようとしたらスタッフに止められました。今度はこの部屋の問題を解いてからでないと出られない様子。ここは3色の腕輪のアイデアが良いなと思った点。チームの中にエースが一人いたからと行って順風満帆に謎が解ける訳ではなくしているところ。他のチームメイトもそれぞれの部屋の中で悪戦苦闘してるんだろうなということがたやすく想像できる。みんながんばれ!
青の問題はクロスワードパズル状にカタカナだったかひらがなだったか20x20くらいのマスにばらまかれてて欄外に「日本語→英語」のヒントがあり、その文字が消されているもの。これは簡単簡単と、日本語→英語の変換をしながら該当する文字を消していく。すべて済んだらなにかキーワードが出てくるんじゃないかと思って残った文字をいろんな方向から読んでみたり並び替えてみたりしたけど何もそれらしい言葉にならない。そうこうしていく内に他のチームがどんどん部屋を出て行ってあせる。ほとんどのチームが部屋から出て行く中、スタッフの人に半ばあきられたような「まだ解けないのかい」という雰囲気を感じ取る。助け船を求め「ここまではできたんだけど」という感じでスタッフに見せると「どうぞ」とドアを通される。なんと、これだけで良かったとは、深読みしすぎた!
部屋を出てチームメイトと合流。きなこさんも大体同じくらいに部屋を出て黄色は比較的早く出られた様子でした。すると黄色チームの手にはアタッシュケースが。恐らく赤青黄の問題用紙を合わせると何かが浮かび上がってくるのでしょう。皆でブリーフィングルームに移動して謎を解きはじめます。
どうやら青の問題用紙をベースに赤の一筆書きルートを辿って番号順に読んでいくと何桁かの数字の羅列になったのでそれをアタッシュケースの鍵に合わせて行くと・・・開きました! 中にはまた文字がランダムに配置された紙とブラックライト。ブラックライトは昨日の呪われた部屋でもアイテムとして使っていましたね。このヒントは皆気づくのが早かった。病院内に何枚もあった白紙の紙。あれに当てると文字が浮かび上がるって寸法です。どこにあったかは忘れてしまっていたのですがチームメイトの一人がはっきり覚えているというので皆でついて回る。
白い紙は全部で5枚あったかな。ご丁寧に番号が振ってあったので横に並べて右端から縦に読んでいくと「白い部屋の前で皆でウインクしろ」というメッセージが見て取れる。これは私が真っ先に気づいたので他のメンバーが分っていなかったけどとにかく白い扉の前まで皆で行いって「せーの!」のかけ声とともにウインクすると部屋に通されました。そこにはまた新しいヒントが。
2桁で区切られた数字がいくつかあって、「これを勉強しろ」という指示。「勉強」というヒントから導き出しはしなかったんだけど、これは3階にあった元素記号表と関係があるに違いないと思って3階の唯一明るい部屋へ行く。全く気づかなかったけどここは「教室」という設定なので「勉強しろ」というヒントと紐づくのですね。
数字を元素記号に合わせて変換するとそれらしいキーワードになったのでこれに間違いないと皆に伝えてエレベーター前の関門に行く。エレベーターへの通路は暗く、ここを通せんぼしているスタッフがずっと俯いているのでコワイ雰囲気ばっちり。キーワードを見せて無言でエレベーターへ通されました。
病院は5階建てで階段では4階までしか行けなかったので5階に行くのかなと思いきや、エレベーターの篭は下へ行き地下1階へ。そこには先に到着してた他のチームがたくさんでごった返している感じだった。忌まわしき腕輪のリボンを切ってくれる受付もあるし脱出用(?)の出口も見える。高まる鼓動! でもここに着いたのが時間切れの10分前くらいだったかで全然時間が足りない。足りないからあせる。あせるからちょっと転機を効かせれば解ける問題も解けなくなってしまう。地下で見つけたヒントは赤・青・黄色それぞれに用意されてて、キーワードを見つけるのもそんなに時間はかからずに分ったのだけど、ハサミを持った受付の人にどうアピールすれば良いかが分らないまま時間切れとなってしまいました。
東京ボウズの脱出ゲームはアットホームで、制限時間が過ぎても必ず皆が脱出できるようにしていると感じましたが、スクラップのは非情にも時間切れでほんとに失敗となってしまったのが結構ショックでした(笑)
で、脱出できずゾンビになった皆が最初に説明を受けた部屋に集まって主催の加藤氏より全ての謎について解説を受けます。腕輪を外す鍵はハンドサインかぁ。うわっ、やられた~。腕輪を外してからも最後の難関が残っていたので進捗率は80%といったところかな、いや、それよりも「脱出できなかった」という敗北感に打ちのめされた感じが大きい。最後に加藤氏が「それでは今回脱出できたチームを紹介します!」と呼び込まれたのは1チームのみ。
実は脱出はできなかったとしてもここにいる全員をゾンビ化から守る手段が最初に提示されていたのだけど、そんなものには誰も気づかず(笑) 皆ゾンビになってしまったのでした。
あー、脱出できなかったけどとても楽しかった! とても凝縮された1時間だった。でも脱出できなくて悔しい! 一緒にチームを組んだ2人は名古屋からわざわざ遠征してきたというのを聞いてびっくり。今日はホテルに泊まり明日は東京ドームに行くということを聞かされ、後日、私も後を追うように長女と行ってきたのでした。
