JAGA東京例会 2005.09.17
久し振りにJAGAに参加しました。一番下の子供がついてこなければ大いに遊べたのですが、一緒に行く、行かないと、ころころ変わった挙句、どたんばで一緒に行くと言い出し子守り参加しました。「もうこんなに大きかったっけ?!」と声をかけて頂いた方がいましたが、他人の子供は成長するのが早いのですよ。私も先月親戚の結婚式に行ってきたのですがその子は小学生の頃の印象しかなかったので随分きれいになったなぁと驚きました。
一番下の子どもはまだゲームが遊べないので「ブロックス」や「モグラカンパニー」をおもちゃ代わりに遊ばせていただきました。まだまだゲームで遊ぶよりもあちこち散歩して歩くのが好きなようです。次男は「プエルトリコ」と「ミッドナイトパーティー」を遊んでいたようです。一緒に遊んでいただいた方ありがとうございました。「八八」大会が行われている中、爆笑に次ぐ爆笑のテーブルが1つあったのですが何を遊んでいたのでしょう?「ドラえもんの道具を作っています!」とのことでしたがそのゲームは次の日遊ぶことができました。
Tさん主催ゲーム会 2005.09.18
今回は事前に主催者のTさんが欠席との連絡あり。持参ゲームは初参加の方がいるとのことで定番系をメインに考えました。開場してすぐに4人集まり、Tさんが早速なにか遊びましょうとやる気満々でしたが、この時間からがっつり1時間超ゲームを始めてしまうとこの後くるメンバーがしばらくあぶれてしまうという兼ね合いもあるので軽く遊べる「シンペイ」を提案しました。
*シンペイ 2人
うっかりするとコマを全部使う前にゲームが終わってしまうゲームですが、繰り返し遊んでいるとお互い慎重になっていき1ゲームが長くなりますね。シンプルで好きですがプレイヤーによってはシンプル過ぎて物足りないかもしれません。
*詠み人知らず 7人
メンバーもちらほら増えてきてここらでがっつりしたゲームを提案しても良いくらいになりましたが今日は3人が適正のゲーム(チャイナ、サンマルコ辺り)を持ってきていなかったのでだめもとで「詠み人知らず」を提案。そしたらなんとすんなり採用されて遊ぶことができました。今回も字余りルールを採用して、点数も通常通りに付けて遊びました。どこかのサイトで「短歌バージョンもあるのかな?」というのを見てから、できれば短歌バージョンをやってみたいと思っていたのですが今回は見送りました。
今回できた句は、
1-0「みかんばこ いぐさがくさい ふくをくう」
2-0「みゆきらと たけやぶやけど うそじまん」
3-0「めんくらい ごめんなさいと むきになる」
4-3「さんぽした いぬのしたいに みちのくが」
5-2「やまともち おちむしゃがりの がんもどき」
6-3「さけをのむ どらむろーるで ばかさわぎ」
7-2「もももてて くくくくとなえ だだだんピュ」
8-0「ゆかそうじ ぞうきんくさい がまがえる」
9-3「ぷえるとりこ だめだからぶり かためうち」
10-0「ぬきながら あんころもちが のそりそら」
11-5「なめねこを うりにだしたら おくまんえん」
12-0「まけてるよ あまのがうちき さあどうぞ」
13-2「あくびじる ねむくなります あさのむと」
14-1「らくだくれ さばはくさいぞ どうするよ」
一人3票投票でハイフンの左側が句の番号、右側が得票数です。結果は11番の句に多く書いていたOさんが勝利しました。耐性がでてきたのか、何度も遊んでいると少しばかり変な句では物足りない印象になってしまうのですが「くさい」「したい」など、全体的になんともにおってくる句会となりました(笑)
今回遊んだゲームは
シンペイ(4~7)
詠み人知らず(6)
砂漠を越えて(3)
サムライ(5)
タキ(6)
クク(25)
ヴァス・シュティッヒ(5)
フラッシュ(3)
Xマキナ(初)
です。
さて時間もいい具合に経過して参加人数も10人を越えていくつかゲームが立つ場面。あれこれ候補が上がっては取り下げて紆余曲折の後、私は「砂漠を越えて」を遊びました。前回5人で遊んで瞬く間に終わってしまったのでリベンジです。
*砂漠を越えて 4人
前回遊んだ感覚が残っているのかゲーム時間が長く感じ、コマのペース配分を随分と誤ったゲーム運びとなりました。結構皆さんエリアを囲んでいましたね。あれ、もうゲーム終わってもいい頃なのになぁ、と思ってもまだまだ終わりに近づく様子が見えてこずに大失敗でした。勝負はオアシス狙いのKさんが頭一つ抜け出し勝利。負けましたが堪能でき面白かった。
*サムライ 4人
今日は定番系をということで、勝手にクニッツアの競り3部作(*1)と陣取り3部作(*2)と呼んでいる中から2作品づつ持ってきてみました。さすがに飽きられているものもあるのか競り系は立ちませんでした。そんな中「サムライ」は他でなかなかお目にかからないということで目にとまり遊ぶことができました。上級者は取ったコマをきっちりカウントするのでしょうが、今回のメンバーは良い加減にトリ頭が集まったようで、後半皆さん読めなくなっていたようです。前半から中盤に差し掛かるくらいで場外コマが3個発生して「うわ、サドンデスか」と思いきや、結構長引いて長期戦になりました。いやぁ、これも勝ち負け問わずとても面白かった。
*タキ 5人
ここで途中参加メンバーがまた増えたのと他テーブルが終わるのを待つ間、軽くウノ系の「タキ」を6ディール。物足りなさから後半くだくだに。。このくらいのメンバーだと「キングスコート」ぐらい手が混んでないと手ごたえないのかもしれませんね。
*クク 17人
主催者はいなくとも全員強制参加の「クク」。今回は早くに抜け「山田くん(*3)」を堪能できました(笑)
*ヴァス・シュティッヒ 4人
ちかごろトリックテイクにはまっているというTさん。はまっているならということで取り出したのがこのゲーム。決して強くないのですがやってて面白いし飽きないですねぇ。時間で切りましたが勝者は4チップ達成のTさん。流石にはまっているというだけあって強かったです。
*フラッシュ 11人
お題は「秋」「タバコ」「サムライ」。詳細はTさんがどこかで上げて頂けるのを期待して、と。ゲームの方は多分に漏れず大笑いでした。今度は「頭足類」もやりましょう。
*X・MACHINA 7人
二度と遊びたくないゲームを1つ上げるとすれば、今の私は数年前に遊んだ「Moods」以外にないでしょう。しゃべるのが苦手なのに、感情を表に出して、しかもその感情とはとても似つかわしくないセリフを練習なしに強制的に言わされるのは私にとって苦痛でしかありません(笑) 声優の勉強だって似つかわしいセリフを似つかわしい感情を持って発声するのが普通でしょう? きっと。
今日「X・MACHINA」のHさんのインストを聞いて「Moods」まではいかないけれど苦手な系統のゲームだなぁ、という第一印象でした。演技まで行かないけれど、ある程度がんばらなくてはいけません。どうがんばるのかというと、自分で納得できなくてもお客様の要求している品物を手持ちの材料の中ででっちあげて説明することです(プレゼン能力に長けている方はこの辺りは楽勝なのかもしれません)。
手持ちの材料ですんなり説明できてしまうより、ありえなさそうな材料でいかに品物を作り上げるのか(でっちあげるのか)がこのゲームの醍醐味でしょう。話が上手な方は材料1つで皆を言いくるめてしまうかもしれませんね。ゲームの結果を問うよりは雰囲気を楽しむゲームと思います。一番近い同系で思い当たるのは「バカ・カード」でしょうか。是非とも「かんぽ」のMYAさんやMさんと一緒に遊んでみたいです。
前日のJAGAで爆笑に告ぐ爆笑のゲームとはこの「X・MACHINA」でした。今回のゲームではOさんのプレゼンに一番キレを感じましたが、キレがなくとも、一生懸命にでっちあげしている皆のプレゼンを見て、腹を抱え、涙を流しながら大爆笑の連続でした。Hさん、インストまでして頂いたのに一緒にゲームできなくてすみませんでした。
ただ、今キーボードを打っていて、こういったゲームが苦手な方もいることをちゃんと認識しないといけないな(私は「詠み人知らず」の面白さが頭から離れず何度も周りを巻き込み、今は短歌バージョンを企んでいます)、ごり押ししてはいけないな、と心に留めておこうと思いました。
*1 クニッツア競り3部作(モダンアート、メディチ、ラー)
*2 クニッツア陣取り3部作(チグリス・ユーフラテス、砂漠を越えて、サムライ)
*3 山田くん(全員参加なので早くに負け抜けた人が残っているプレイヤーのカードを集める役を行う。その役の呼び名)
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2021/04
X・MACHINA(1)
以前言い切っている感じがありますのであえて今になって追加の感想はありません(笑)
詠み人知らずをなんでこんなに好きなのかについて書いたmixi日記を発掘したので貼り付けます。
「詠み人知らず」を何故こんなに好きなのか考えていたら自分なりの答えのようなものが見つかったのでここに記します。昔ニフティのFGAMEにボードゲームの例会報告などをアップしていたのですが、ヨーロッパ系ボードゲームにはまる前はFPOEMにはまっていました。詩のフォーラムですね。会議室に詩や文を上げるのは、まあ当然として、チャットにもはまっていました。xDSLなんで無い時代ですから、親の電話回線使って、テレホーダイの時間を待ち、夜な夜なチャットをするのです。普通にだべっているのも楽しいですがFPOならではの特典(?)として、週末にはチャット内で即興連詩というものをやっていました。定刻になるとチャットに集まった中で司会を決め、お題を決め、参加者と順番を決め、一人3行の言葉を繋いでいくのです。誰かが考えている間は他の参加者同士で雑談したり、自分の番がくると話から外れ、自分の思考の中に入っていって言葉を探したり。最初は全然うまくないのですけど、回数をこなしていくとだんだんレベルが上がっていくのが自分で分かったり、あの頃はMacを使っていて、チャットソフトを探したり、チャットソフトを使いこなすようになると自分が司会をやったりと、今思いだしても、幸せな時間だったよなぁ、と思います。当然、FPOのオフ会でもカラオケ中に即興連詩やりましたね(今ならカラオケBGMで頭足類とかフラッシュですか?(笑))。会議室に上げられないエロ連詩もとても楽しかったな。詩を扱うフォーラムなので似たような俳句、短歌、連句ももちろんあったのですが、句の方はいろいろと制約が多くて敷居が高く、自分には合いませんでした。今の趣味で例えるならトリックテイクのブリッジといったところでしょうか。ま、そんなこんなで言葉でいろいろ遊ぶのが好きなのですね。連詩も、詠み人知らずも、自分の前の文字からいかに繋ぐか、次の予想をいかに裏切られるか、完成した詩(句)がどんな素敵なものかと、似た要素がたくさんあるのです。そんな訳で好き同士で短歌バージョンを遊んでみたい今日この頃です。
ボードゲーム砂漠を越えて 日本語版 (Through the Desert)
ボードゲームヴァス・シュティッヒ 日本語版 (Was sticht?)
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検索用メモ
シンペイ(4)/Simpei (2005)
シンペイ(5)
シンペイ(6)
シンペイ(7)
詠み人知らず(6)/Yomibito Shirazu (2004)
砂漠を越えて(3)/Through the Desert (1998)
サムライ(5)/Samurai (1998)
※3、4回目の日記はありません。
タキ(6)/Taki (1985)
クク(25)/Il Cucco
ヴァス・シュティッヒ(5)/Was sticht? (1993)
フラッシュ(3)/Unanimo (1990)
Xマキナ(初)/X-Machina (2003)
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