ボードゲーム

2008/04/30 水曜日の会

佐藤さんの運営する play:game のセッションレポートに短い間ですが投稿していた期間がありました。当時 mixi は閉じた世界で、日記をアップしても mixi 内にとどまりインターネット上からは見えない設定になっていました。mixi 日記のフォーマットは文書を書くには気軽に書けてクローズの環境なのでそれほど気負うことなく自由に書いていましたが、いざインターネットの世界へ晒すとなると少しはまともな文章を書かなくてはと気負ったものでした。HTML を少しかじっただけでしたので慣れない Movable Type を使いトップページへ表示するのに一苦労でした。

今日の日記は play:game 投稿したものに少々加筆してアップします。

投稿日:2008年5月 3日 by カテゴリ: セッションレポート
 

毎週水曜日に秋葉原の「イエローサブマリン秋葉原RPGショップ」で開催されているオープンゲーム会に参加してきました。ゲームマーケットが終わってすぐということとゴールデンウィーク真っ最中での開催ということでいつもの2倍くらいの参加者で大盛況でした。主催者のタナカマさんのブログはこちら(http://tanakama.seesaa.net/)。
 

今回遊んだゲームは
ジェムブロ(初)
テレパス会議(3)
おきらく学園(3・4)
ソラシス(2)
マッドサイエンティストユニバーシティ(初)
アステカの財宝(2)
交易王(初)
魔法にかかったみたい(初)
です。
 

*ジェムブロ 4人 説明1分 プレイ35分

韓国ブースで売られていた「ブロックス」のタイルが六角形版。その昔ロッカッキーなんてお菓子がありましたねぇ、塩味で美味しかった、、、(遠い目)

ゲームの説明はこれで終わってしまうくらい簡単なのですが、タイルを置くのは難しいです。というのも四角形なら直感的にここは置ける・置けないの判断が付けられるものの、私の頭では六角形だと「ここに置けるはず」と思ったことがことごとく外れてしまう始末。六角形になった分トリッキーになっている訳ですね。勝者はZさん、ダントツ勝利でお見事でした。
 

*テレパス会議 6人 説明とプレイ25分

アップル・トゥ・アップル」のようなコミュニケーションゲーム。システム的には「フラッシュ」の方が近いですが、このゲームは単に大勢の回答と同じではだめで、ちょうど2人だけ同じ回答にならなくては得点になりません。

同じ質問を2回回答するのがキモで、初回に答えが合致すると1点、2回目に合致すると2点です。1回目の回答をすべてのプレイヤーが見てわかっているので、それを踏まえて2回目の回答を誰に合わせていくかを考えるのが楽しくも悩ましいです。合わせにいった相手が逆に自分に合わせてすれ違ってしまったり、3人が3人とも違う相手に合わせにいってしまったりしてお互いの合わなさ加減、ダメさ加減に笑いそ誘います(笑)

勝つためにはすべてのプレイヤーとまんべんなく合致しなくてはならず、同じプレイヤーばかり合致しても点数は逆に下がってしまいます。この点数の付け方も独特で面白いですね。
 

*お気楽学園 6人 説明とプレイ25分

昨日玉屋ゲーム会で遊んで爆笑だったゲーム。この楽しさをいち早く伝えたいと思いS間師匠にゲームをお借りして水曜日の会に臨みました。オープン会で遊んでこそその真価がわかるというもの、果たして結果はどうだったでしょうか。

システムは「クライネ・フィッシュ」にひと工夫くわえた感じの簡単なゲームなのですがテーマが素晴らしくマッチしています。プレイヤーは大学生となり試験にパスすることを目指します。試験にパスする手段として裏技カードというものがあり、その内容が「オタクに助けてもらう」「試験問題を盗む」「ハッキングする」「教授に贈り物をする」「カンニングをする」と、この内の何種類かをそろえて試験に臨みます。アメリカンジョークというか技がどれもまともな手段ではないのです。

ジョーカー扱いの「勉強する」というカードもあるのですが、こちらは使い勝手が良い分、ゲーム終了時の得点には数えられません(タイブレークには使えますが)。まさに、このゲームでは勉強ばかりしていては勝負に勝てないのです(笑)
 

*ソラシス 5人 説明とプレイ35分

あー、ごめんなさい。ルール説明を一つ漏らしてしまいました。太陽系の星を競る単純なゲームですが、少ないカード構成の中でも単調にさせない工夫が施されていて小気味良いです。次はインストちゃんとします。
 

*マッドサイエンティストユニバーシティ 7人 説明とプレイ25分

会場に置いてあってどんなゲームか興味あったのですがカードにたくさん英語が書いてあったので言語依存が多くて遊ぶには厳しそうだなと思っていたゲームを説明してくれるのいうので迷わず参加しました。ルール説明を聞いている途中からこれは自分に合わない系のゲームだぞというのは確実にわかりました(笑)

システムはコミュニケーション・プレゼンテーションゲームの「Xマキナ」と一緒です。そう言えば「Xマキナ」も変な発明品を作るゲームだったから「マッドサイエンティスト~」のテーマもまったく一緒ですか??

んー、まあとにかく、この手のゲームはとても苦手です。それでもなんとか頑張って変な発明品をプレゼンしました。結果はもちろん0点でした。笑うしかない(笑)
 

*アステカの財宝 4人 説明とプレイ40分

3スート、ノートランプのトリックテイク。目的カードと自分の手札の一部を競りますが、「お金=勝利点」なのでゲームがわかってくると積極的に競りに行かなくなります。あまり欲しくないセットが競りにかけらると3人とも0円握りをして欲しくないカードを押し付けられたりする方が多かったかな。一番欲しいカードセットをリーダーにいくらで落としてもらうかの攻防になるのかなぁ。ボイドになるカードが多いですが、トリックテイクとして十分楽しめます。
 

*おきらく学園 5人 説明とプレイ30分

おそらくこのゲームを一番まともに遊べた回です(笑)
「プレイスペース広島」のルール訳ですと、手番に山札からカードを引く際、ストレスカードが何枚出てもカードを引き続けられるように書かれていますが、本当はストレスカードは同じ手番で2枚引いたらそのプレイヤーの手番は終了します。残念ですが「ずっと俺のターン!」という訳にはいかないようですね。これはこれで面白かったのになー(英語のルールにちゃんと手番終了の記載がありました)。ただ、このルールのお陰でゲームの輪郭がはっきりしました。
 

*交易王 4人 説明とプレイ40分

最新メビウス便、小箱のカードゲーム。クニッツア作です。ゲームの説明めんどくさいなぁ、と思ってググッてみたら既に少量だけ流通していたようでみなさんが心待ちにしていたゲームらしいです。いろいろなジレンマがあって楽しかったです。
 

*魔法にかかったみたい 3人 説明とプレイ80分

こちらもメビウス便のアレア新作です。テーマは魔法使いになって魔法の薬を作ること。同じテーマで思いつくのは「アルケミスト」「レオナルド・ダ・ヴィンチ」かな。なんだろう、システムがとりたてて斬新という訳ではないのですがそれぞれの要素(トリックテイク、TCGのデッキ構築、リソース管理、バッティング)がうまい具合に融合されていて今までにない感覚で遊べました。

アクション選択のシステムで印象に残っているのは
プエルトリコ」-選んだアクションを皆一様にできる
ケイラス」-コストはかかるけど早い者勝ち、他プレイヤーが建てた建物を使える
「レオナルド・ダ・ヴィンチ」、「大聖堂」-ケイラスのようなシステム+競り

このゲームはトリックテイクじゃないんだけど、トリックテイクの要素をうまく使って不思議な感覚を作り出しています。しかも上に上げたゲームより短い時間で遊べますし、カードのアイコンが直感的で理解しやすく、すっとゲームの世界に入っていけます。

ヘビィなゲームが好きなアレアファンには少し物足りないかもしれませんが私は大好き。バッティングの要素があるのでバッティングの要素をたくさん発揮させるには5人プレイがベストと思います。あー、早く5人で遊んでみたいなぁ、面白いですよ! これは欲しいです!
 

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2023/01

ジェムブロ(1)
うん、1度しか遊んでいませんね。「ブロックス」を先に遊んだことがあるのでそれほど驚いたり新しい発見があるものでもありませんでした。
 

マッドサイエンティスト ユニバーシティ(1)
自分のレポートで苦手と書いているので1度しか遊んでいないのはその通り。
 

交易王(4)
我らが Reiner Knizia 先生の作品ですね。この頃は既により複雑なゲームを求めていたので交易王はハマらなかったんだと思います。同デザイナーの「トレンディ」に似た感覚がありますね。
 

魔法にかかったみたい(10)
めっちゃ楽しいと書いているし10回も遊んでいるのになぜ今だに購入していないかというと当時は絶賛ボードゲーム暗黒の時代第一期だったとしか言いようがないですね。すぐに売り切れてもともと日本に入ってきた数も少なかったのでしょう。すぐプレミア価格になってしまいました。同じシステムを踏襲してボードを追加した「ブルームサービス」は一度購入したのですがしばらくして手放してしまいました。
 

ボードゲームジェムブロ (Gemblo) [日本語訳付き]

ボードゲームテレパス会議

ボードゲームおきらく学園 (Easy Shool) [日本語訳付き]

ボードゲームソラシス

ボードゲーム交易王 ドイツ語版 (Handelsfursten) [日本語訳付き]

ボードゲーム交易王 日本語版 (Handelsfursten)

ボードゲーム魔法にかかったみたい ドイツ語版 (Wie Verhext!) [日本語訳付き]

ボードゲーム魔法にかかったみたい 台湾語版 (Wie verhext!) [日本語訳付き]

ボードゲームブロックス NEW (Blokus)

ボードゲームアップル・トゥ・アップル 日本語版 (Apples to Apples)

ボードゲームアルケミスト (Alchemist) [日本語訳付き]

ボードゲームレオナルド・ダヴィンチ (Leonardo da Vinci) [日本語訳付き]

ボードゲームブルームサービス (Broom Service) [日本語訳付き]

 

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検索用メモ

669.ジェムブロ(初)/Gemblo (2003)
595.テレパス会議(3)/Telepathic Table (2007)
667.おきらく学園(3)/Easy School (2007)
667.おきらく学園(4)
665.ソラシス(2)/Solar System (2008)
670.マッドサイエンティストユニバーシティ(初)/Mad Scientist University (2005)
668.アステカの財宝(2)/Azteken Schatz (2006)
671.交易王(初)/Merchants (2007)
672.魔法にかかったみたい(初)/Witch's Brew (2008)

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