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2023/06/18 かるがも団地 第7回本公演「M.O.S.ヤングタウン」


今日はボードゲームはお休みして長女と観劇エンタメデー。
 

イキウメの新作チケットが劇団先行でも取れず、一般販売も10時の解禁とともにあれよあれよという間に売り切れてしまって年末の城山羊の会まで待てないよー、と落胆していたところにちょうど良いタイミングで見つけました。

かるがも団地という劇団は初見で北原さん以外の役者さんも皆初めて観る方々でお芝居の内奥も全くわからいまま予約を入れました。自分が何かのエンターテイメントを観に行くときは事前情報やネタバレは極力見ないようにしてその作品を味わいたいと思うのでいつも通りの行動です。

今年の1月に観た「ある女子大生の誘惑」に出演していた萩原いくま役の北原州真さんについて、今回この役者さんを観たのは初めてだったけどお芝居が良かったねと長女と話していました。北原さんのツイッター情報で今回のお芝居に客演として出演するというのを知って長女に「行ってみない?」と声をかけて行くことになりました。


渋谷に降り立ったのはもう10年振りくらいなのでココハドコ?レベルです(笑)
 

場所は Google Map を見ると渋谷駅と恵比寿駅の間くらいにある space EDGE というところです。久しぶりの渋谷は人に圧倒されるだどうなと思ってなるべく人が少なくなるべく涼しい場所で待ち合わせたいと思って、昨日新宿ゲーム会のアフターで何か良さげなところはあるか聞いてジャンクさんに教えていただいた「スクランブルスクエア2階の時計台前」で待ち合わせしました。

久しぶりの渋谷は迷うかもしれないし早く着く分には問題ないのでどこか涼しいところでコーヒーでも飲みながらゆっくりしようかなと思って待ち合わせの30分前くらいに駅に着くように出ましたが、改札を出るなりいきなり迷ってしまいました。スマホで Google Map を見ながら目的の場所までかなり遠回りしてやっとのことでたどり着きました。結果的に待ち合わせの時間より10分くらい早くに着いて、今着いたとDMしようとしてたその時に長女も合流しました。


店に入るなり部屋全体に行きわたった香水の香りにむせてしまいました。
 

開演まで余裕があったので途中のスターバックスで一息ついてから目指す space EDGE へ向かいます。その道中も今思えば結構遠回りしていました。


スタッフの方からお名前で呼びたいというので名前が書かれています。私のアイスコーヒーにはそのようなサービスはついていませんでした(笑)
 

会場は演劇に特化した施設ではなく多目的ホールのようなガレージというのかな?そんな場所でした。待機列ができたばかりくらいの時間に到着して4、5人の方が並んでいました。席はパイプ椅子の最前列中央で舞台全体を俯瞰して見られるところへ陣取りました。まあ、そんなに広くないので俯瞰というほどでもないのですけれどね(笑) 客層は20代から60代と幅が広く楽日のマチネだったので演者さんのご家族とか近い関係の方もいらっしゃるのかなといった雰囲気で私の隣に座った若い方が椅子に座るなりノートを取り出して何やら必死にメモを取り出したのでこちらも何かお芝居に関係している方なのかなと思ったり。椅子の上に置かれるチラシの束も十分に厚みが感じられました。予約のみでチケット代は当日現金で支払う形式ですがキャンセルは無いようで満席です。席の数は60人くらいです。


お芝居が始まる前なら舞台を撮っても良いということでしたのでぱしゃり。
 

さて肝心のお芝居の感想ですが、観終わってからずっと気持ちを言葉に変換しようと試みるのだけど全然しっくりこないのでとにかく凄かったということで勘弁してください(笑) 最近は狭い空間で役者がぼそぼそと台詞をしゃべるお芝居ばかり観ていたので役者さんがはっきりくっきり大きな声で台詞を言い続けるという演出がとても新鮮でした。役の上では中学生なのだけど演者さんは皆成人している状態で特に中学生という意識は感じられず大人のままで演技していたように見えたのでそのギャップが何かぐっときました。脚本の全体的な構造と各々の役者さんのキャラがちゃんと立っていたこととがマッチしていたというか上手くいってたというか少々ズルいなと感じたところもありましたが、思いがけず何度も泣いてしまい観終えた後の気持ちはとても良かったです。会場でもすすり泣きが聞こえましたし長女もポイントポイントで泣いていました。役者さんのキャラクターがどれも輝いていてすべてにスポットライトを当ててよくもまあこんなに多くの要素を詰め込んだなぁ、という感じです。後半の火をつけた犯人と生徒会長戦の結果の件からの終演にかけては大団円と言って良いのかな(笑) 中学校という舞台と大人の姿そのままで真剣に演技する役者さんが上手いこと絡み合って深刻になり過ぎず、役者さんの力技で薄っぺらくも感じず、心地よい空間だったと思います。演出が素晴らしかった。ほんと魅力的なキャラクターばかりなので気になった役者さんをまた追っかけてしまうと身が持たないので勘弁してください(笑) あ、北原さんは頼りにされているのか今回も説明台詞をあてがわれていました。しかし他の役者の台詞で説明台詞を振られると言うね、でもここれは役者さんではなく脚本の持ち分ですよねぇ。

お見送りは舞台に役者さんが全員集合して手を振ってくれましたが私は恥ずかしくて手を振らずに出ました。良かった、観に来てほんとに良かった!
 

長女がお肉を食べたいというのでシュラスコへ行こうとwebを見たらランチとディナーの間に1時間の休憩があるようで、ご飯の時間が中途半端になってしまうけど先にカラオケで時間を潰してディナーの早い時間で入るようにしようと提案してまずは約束の地へ行きました。カラオケも満室で20分くらい待ち、1組最大3時間の利用制限がかかっていました。午後のアイドルタイムなのにとても盛況です。

セットリスト
Burm!/超特急
NaNa/アイナ・ジ・エンド
怪獣の花唄/Vaundy
サボテンガール/アイナ・ジ・エンド
恋人ごっこ/マカロニえんぴつ
金木星/アイナ・ジ・エンド
洗濯機と君とラヂオ/マカロニえんぴつ
ロマンスの血/アイナ・ジ・エンド
僕といた方がいいんじゃない/moon drop
ZOKINGDOG/アイナ・ジ・エンド
ロングスカートは靡いて/Conton Candy
誰誰誰/アイナ・ジ・エンド
ラブフェチ/HOWL BE QUIET
ワタシハココニイマス for 雨/アイナ・ジ・エンド
かわE/ヤバイTシャツ屋さん
俺にとっちゃあ全部がクソに思えるよ/ネクライトーキー
ちゅ、多様性。/ano
気になっていく/ネクライトーキー
look at the sea/おいしくるメロンパン
8cmのピンヒール/チャットモンチー
風吹けば恋/チャットモンチー
スパークルダンサー/フレデリック
ホワイトアウト/reGretGirl
名前は片想い/indigo la End
きっとあの漫画のせい/SHISHAMO
あの娘の城/SHISHAMO
ねぇ、/SHISHAMO
全27曲
 

お芝居もカラオケも十分堪能してやっとまともな食事にありつけるとバルバッコアのお店を目指して移動します。スクランブル交差点付近は人人人で思い通りに歩けないほどでした。日曜のディナータイムなので値段設定が一番高く予約していなくても入れるかなと思っていたのですが店の前に着くと「本日予約で満席」とのこと。今から待つのなら3時間後というので諦めて焼肉屋に変更しました。


お疲れ様の乾杯~、長女もお酒を飲めるようになりました。


肉~

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