ボードゲーム

2023/07/15 はるかさんプレゼンツボードゲーム会 その1

ここのところ三連休となれば取手ハウス合宿に参加していましたが7月の三連休は何年か振りに復活したラミィキューブ日本選手権が開催されるということで、山田さんは選手兼スタッフとして参加するため合宿の予定はありませんでした。久しぶりに空いた三連休に何をしようか考えていたそんな時にもりせおさんとはるかさんが遊ぶ計画を立てていたので便乗させていただき日程を調整して京都へ遊びに行きました。

今回遊んだゲームは
敦煌(初)
ボンガル(15)
ラクリモーサ(2)
コール・トゥ・グローリー(初)
マジックトリック(初)
スナップ!(初)
あらやだネズミ(初)
ジャワ(6)
空中庭園(4)
です。

京都へ行くのは学生の時に修学旅行で行ったのが最初で今回2回目。初めはできるだけ旅費を抑えようと深夜の高速バスも検討したんだけど、今まで使ったことがなくて事前の予約が必要だったりバスの本数も思っていたより少なかったのと勝手が分からなかったためやはり料金は高いけどいろいろ安心できる新幹線で行くことにしました。新幹線に乗るのも何年か前に会社の研修で徳島県に出向いたとき以来です。その時は複数人でしたのでなんだかんだおしゃべりして気づいたら岡山に着いたことを覚えてて新幹線って凄いと思ったものです。東京から京都へは新幹線に乗ってしまえば2時間ちょっとで着くので改めて凄いと思いました。お金に糸目をつけなければ関西はとても近いですね。

逆算して5:45に家を出れば余裕で間に合うと時間を見積もり、普段より早く寝ようとしましたがやっぱりだらだら動画を観てしまい朝は目標から30分くらいの遅れで家を出ました。東京駅の新幹線乗り場に近づくと朝早いのに思っていたより結構人が多かったです。三連休の初日なのでさもありなんですね。販売機の前では当日分のチケットを買おうとする人たちが20人くらい並んでいました。何かお土産を買っていこうかなと思うも売店はどこもレジ前に行列ができていたので諦め、とにかく乗ってしまえば2時間くらいなのだからと飲み物さえも買わずに新幹線に乗り込みました。ホームではカートを引いた方がたくさんいて指定席のある車両に向かって乗り込む姿もありました。私は指定席を買って遅刻すると目も当てられないと思って自由席狙いです。のぞみ9号・博多行7:12発、出発直前でしたが比較的朝早い便だったので車内はそんなに混んでなく、運よく3列シートの窓側の席に座れました。


名古屋駅に止まったときの窓からの景色。工事中で名古屋っぽい雰囲気はありませんねぇ。

京都駅に着く直前にはるかさんから「そう言えば今日は祇園祭なので道が人ですごいことになっているかも」と連絡をいただいたのですが、私は新幹線のチケットでなるべく現場の近くまで無料で行けるだけ行こうと考えていたのもあって、JR線で一番近くの円町という駅まで京都駅を中心としてぐるっと大きく右回りの路線で行くルートを取ったのでお祭りの中心からは外れているのか人はほとんどいませんでした。あ、京都駅に降りたときはホームやコンコースは東京駅よりも人でいっぱいでした。

会場は京都にあるボードゲームカフェ comedy さん。エレベーターがないので外にある螺旋階段を登っていくのですがこれがちょっとぞくっとします。足元がグレーチングではなく下が見通せないところが救いです(笑)

普段は午後からお店を開けるようですが今日は無理言って朝からお店を開けていただきました。店長さんありがとうございます!


そう言えば何かの縁かもりせおさんと一緒に遊ぶときははるかさん絡みのことが多いですね。最初は「はるかさん送別会」でその次は「ジキルとハイド会」でしたっけ。
 

敦煌 3人 説明30分 プレイ75分

最初盤面を見たときに「故宮」と勘違いして遊んだことある!と言ってしまいましたが間違いでした。システムもどちらもワーカープレイスなので似たような造りで間違えてしまいました。

デラックス版の箱は Stefan Feld City Collection の Amsterdam の高さを2倍くらいにした大きなもので、持ち運びには厳しいですね。拡張のモジュールがいくつも入っている中、店長さんのお勧めで遊びました。今回紫色のアイコンのある拡張が強く、いち早くそれに目を付けたはるかさんがスコアトラックに1周差をつけて圧勝でした。お見事でした。


 

ボンガル 4人 説明20分 プレイ85分

TLで「ラクリモーサ」がそれほど刺さらなかったというのを見て何のアクションを行ってもなんとかなるポイントサラダ系よりプレイヤー同士直接殴り合う方がお二人は好きかもとエリアマジョリティゲームを事前に提案して持ち込みました。このゲームに出会っていままでにぴーかんさんと北ヒロさんに刺さっているので更にファンが増えるかもという期待もあってこのお二人に布教できるのはとても光栄です。デザイナーは「乗車券」の Alan R. Moon さんと「ブラフ」の Richard Borg さんのタッグ。ガチガチのアブストラクトにならないでほんの少しの運の要素を入れて作ったバランスがとても好きです。

4人が一番バランスが良いので店長さんにも入っていただいて遊びました。ゲームのオープニングに進捗を勧めるサソリのカードが2枚出たのでお初の3人はゲームが早く終わり過ぎやしないかと心配しましたが、ゲーム後半は手元にあるカードを使って儀式(決算)を起こしたくなるので後半ほどゲームの進捗が鈍化するのを知っている私は「大丈夫ですよ~」と言って進めます。今回は特に意識した訳ではなかったのですが皆さんが序盤から中盤に儀式カードをばんばん使って常に手持ちが少ない状況になっていたので第四コーナーを回ったあたりからの儀式がやりやすかったです。また中央のエリアで3種類ともマジョリティを取れた場所を作れて3フェイズで2回儀式ができたのも勝因の一つでした。今回は経験者ムーブで勝たせていただきました。


 

ラクリモーサ 3人 説明20分 プレイ75分

もりせおさんにはるばる東京から持ってきていただきました。もりせおさんがそんなにはまらなかったというので何回遊んだか聞いてみたらもう6回くらいだというので新作で6回も遊んでいれば十分という気持ちになるのもわかるなぁ、という感じです。毎ラウンドのカードの出方や盤面のボーナスタイルの出方がランダムなので何回遊んでも楽しめると思ってはいるのですが、立て続けに遊べば飽きもくるのでしばらく間を置くとまた新鮮な気持ちで遊べると思います(笑)

初回は馬車をメインにアクションを組み立てて立ち回り上手くいったので今回は異なる手段をと思って最初の盤面に作曲のセットコレクションがあったので曲作りを主軸にしていこうと思いました。が、目指していた目標タイルを取りに行けなかったのと、曲を作っては売っぱらうという自転車操業っぽいムーブがメインになってしまい、レクイエムのマジョリティもそこそこにとにかく即時点数になるものを狙っていくという作戦になりました。ゲームが終わってマジョリティの得点を入れていく段階ではハラハラしましたがわずかの差で逃げ切り勝利しました。辛勝!このゲーム相性が良いかも(笑)


 

コール・トゥ・グローリー 4人 説明7分 プレイ12分

お次は Michael Schacht さんのカードゲーム。カードに書かれた数字と同じ枚数あるカードを使ってマジョリティ勝負するというもの。手番には2枚カードを引いて1枚捨てるというのを繰り返していき、いずれかのタイミングでカードを公開してマジョリティを主張します。カードを公開するときにはカードを捨て札にしなくて良いというところが細かいですけど良い塩梅ですね。なんとなく「アブルクセン」を思い出しました。勝者はもりせおさん、お見事でした。


 

マジックトリック 4人 説明とプレイ50分

お次ははるかさん持ち込みのトリックテイク。なんと無料とのことです。欲しい! カードの構成は7スート各0~7が1枚ずつで赤が常にトランプです。これを各プレイヤーに配り切って、まずは自分だけ見て数値を昇順に並び替えてから一番上のカードのみ表に開けて左隣のプレイヤーにまるごと渡してからトリックを開始します。

なので自分のカードは裏から見えるスートの色とおおよその数字の強さということになります。ここまで聞くと「ルイス」を思い出しましたがルイスは他プレイヤーの数字が見える状態でトリックを行いますが、このゲームでは最初にカードを並び替えるときに1人分のカードセットしか見ていないしゲーム中は各プレイヤーのハイカード1枚しか見えていないのでプレイ感覚は結構異なると思いました。ビッドの仕方も工夫されていて面白かったです。このゲームではビッドを何度も当てた店長さんが圧倒的に強かった。お見事でした。

今回はここまでです。続きます。
 

ボードゲーム敦煌 クラウドファンディング版 中国語版 [日本語訳付き]

ボードゲームボンガル ドイツ語版 (Wongar) [日本語訳付き]

ボードゲームコールトゥグローリー 多言語版 (Call to Glory) [日本語訳付き]

ボードゲームluz -ルイス- 2019年度版

ボードゲームluz -ルイス-

ボードゲーム故宮 デラックス・エディション 多言語版 (Gugong:Deluxe Edition)

ボードゲーム故宮 日本語版 (Gugong)

ボードゲームチケット・トゥ・ライド/乗車券 ヨーロッパ (Ticket to Ride:Europe) [日本語訳付き]

ボードゲームブラフ 日本語版 (Bluff)

 

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検索用メモ

敦煌(初)/Dunhuang: Pearl on the Silk Road (2018)
ボンガル(15)/Wongar (2000)
ラクリモーサ(2)/Lacrimosa (2022)
コール・トゥ・グローリー(初)/Call to Glory (2012)
マジックトリック(初)/Magic Trick (2023)

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