「Ragusa (2019)」「Merv: The Heart of the Silk Road (2020)」と、ゲーム全体のアクション数がとても少ないけれどそこから派生する要素展開が凄く多いという点が特徴のFabio Lopianoさんの最新作を遊ばせていただきました。
TLでは口をそろえて「5手番しかない」というのを見ていたので「本当かな?」と思う以前に既に刷り込まれていますので説明を聞いていてもそれほど驚きはしませんでしたが、まあそれでも凄いゲームですよね。
Dachsさんにルール説明していただき、最初のアクションをミスると1ゲームずっと苦し過ぎるというのでまずは1ラウンドだけお試しで遊んでから通常プレイとしました。もう最近の新しいゲームはほんとに序盤にどんなアクションを取ったら良いかわからなさすぎるので1ラウンドお試しができたのはありがたかったです。ま、だからと言ってメインが上手くいったとは言いませんけれど(笑)
手番にはカードを1枚プレイするだけ、ほんとにこれだけなの笑っちゃいますよね。しかし、この1枚に手番順、リソースの獲得、マジョリティ争いの要となる建設地域の決定、自分ボードのアクション強化などがギュギュっと詰まっていて、すべてを優先できないですから毎回究極の取捨選択を迫られる訳でほんとにしびれます。
しかもプレイヤーがアクションするために使ったカードを次のラウンドも使うのでマジョリティ争いが必然的に熱くなるように仕掛けられているところもしびれポイント。そこまでしなくてもいいのに~、と叫びたくなります。更にカードプレイに関わらないフリーアクションでピラミッドを建設したり、神様に供物をささげて信仰ポイントも上げなければなりません。もう忙し過ぎてなにが何やらで脳みそパンクしそうです(笑)
いろいろ要素を詰め込んでインタラクションが強烈にあるのに5手番(アクション)行ったらゲームが終わるなんて何度も言いますが凄いゲームです。お酒に例えるとウイスキーのショットをストレートでぐいっと飲み干した感じでしょうか、そんな飲み方しませんが(笑) 勝者はゆうにゃさん、お見事でした。
サポテカ 4人 説明13分 お試し10分 プレイ80分