劇団先行チケット販売のメールを初めて見たときはオーケストラの団員の話?と普段の生活とは接点があまりないしそれほど興味も湧かなかったのですが、柿食う客の新作本公演であれば観に行くしかないでしょうと長女と予定を合わせてチケットを取りました。
柿食う客のお芝居は「肉食獣」「愉快犯」につづいて3度目。「愉快犯」は再演、「肉食獣」は新作本公演でしたが直前のトラブルによって生肉バージョンで観たので今回が正規の新作本公演初見ということで良いかな。ま、言い方はなんでもいいですね、新しいものはみんな好きです。
城山羊の会のお芝居で客演していた福井夏さんつながりで柿食う客のお芝居を観始めましたが今回は福井さんは出演されていなくてちょっと残念。ですが「愉快犯」で妖艶な母親役を演じていた加藤ひろたかさん、長男役の北村まりこさん、??役の永田紗茅さんが出演していて「愉快犯」もめちゃくちゃ面白かったので期待が膨らみます。永田紗茅さんは「演劇【推しの子】2.5次元舞台編」で劇団ララライの吉富こゆき役で出演していて、Biu-ray で後で観たときに気づいたのだけど自分にスポットが当たっていなくても常に全力で演じている様子が伝わってきました。まあ舞台にいる役者さんはすべからくそうだと思いますが今回初見の3人もきっと素晴らしい演技をしてくれること間違いなしです。
駅前ではお笑いライブの呼び込みで賑わっていました。ワンコインで30分お笑いライブいかがですかー、と若い芸人さん?が何人もいて、自分たちで呼び込みしてすぐにライブやるのかなぁ、と想像するとすごいなぁと思います。なんでもそうですが自分ができないことをやっているのを見ると尊敬してしまいますね。
お芝居を観に行く日は他の予定を入れないようにするので前後の時間に余裕があります。今日は寝坊しないで少し早めに下北沢に着いてドラクエウォークで遊びながら街中を散歩しました。
下北沢はファッションの街というイメージがありますがあまりファッションには興味がないのでお芝居を観に行く場所になっています。古着屋にちょっと入ってみたけど高くてこれならファストファッションでいいやとなってしまいます。
ダイドーと【推しの子】コラボ第二弾が始まったというので自販機を探しましたが、鬼滅の刃コラボが9月末までやっているポップが貼ってあるので本格的には10月に入ってからになるのかな?
席は前から2列目という素晴らしい席です。まあ小さい箱なのでどこに座っても演者の表情がちゃんとみえて素晴らしいんだけどね。チラシの量はコロナ渦以前のような厚みが戻ってきたように思えました。開演前にチラシをチェックするのも楽しみの一つです。
お芝居は美形担当の?バイオリニスト億ライリさんの一人語りから開始。いきなりめらんべぇ口調というか落語の口上というかそんな台詞回しでやや早口で観客をまくし立てる。そうだった、柿食う客のお芝居は超高速台詞回しが推しポイントだった。どうでもいいけど億ライリってお蔵入りのもじりなのねぇ。世界に名だたるピアニストなのに?! 初めてみる演者さんでしたが冒頭からすっと物語の世界に引き込まれにこにこして観てたと思います。
物語のあらすじは他の方の感想ブログにお任せするとして、いやぁ、今回もめちゃくちゃ面白かったです。「めちゃくちゃ面白かった」という月並みな言葉に変換するのがはずかしいくらいなのですが。最後の唐突なカップリングには思わずうるっと来てしまいました。愛と狂気の物語、まぢかで楽しませていただきました。普段お芝居を観に行くことがない方もぜひ一度観てほしいというか柿食う客のお芝居を体感していただきたいですね。円盤出てほしいな。
今までの缶バッチと今回のパンフレット。
アフタートークは永島さんと永田さんだったかな?間違っていたらごめんなさい! 今回は話す内容を事前に決めていなかったらしく司会進行がちょっとてんぱっている様子でした。役を演じているときとはまったく異なる表情! お客様からの質問を受けつけて3人の方の質問に答える形で進みました。中屋敷さんは以前は役者の動きのイメージが頭の中にある通りにはまることを重視していた時期もあったようなのですが、最近は大部分を役者にお任せして作りこんでいくというエピソードがありました。役者側から提示したプランについて中屋敷さんなんにも言わないということはそれだけ信頼しているということの現れなのだなと思います。今日の舞台は神奈川のホールから東京に移って3回目でしたが、毎回違ったお芝居になるというか進化というか変化し続けているというお話も聞けて、今日このお芝居はお客様と一緒に作り上げた作品なんですよと言っていました。うわ、これはやはり初日と中日と楽日の最低3回は観に行かなければというやつですね。観劇の最盛期にはそんな見方もしたことがありましたが今はお金も時間もないのでもうしないだろうなぁ。
と思ったらTLで「連日のマチソワでした」とかつぶやいている方がいて上には上がいるものだなぁと思いました。苺プロダクション☆ファン感謝際にお昼と夜の部両方参加するみたいな感覚ですね(笑)
晩御飯まで少し時間を費やす必要があったのでコメダで時間調整して焼肉~
食事の後もしばし散歩していると広場で何かイベントをやっているらしく人が集まっていました。
大きな月のバルーンはもう何度もみているので驚きはなくなってしまいました。能ではなく舞のみですが厳かな雰囲気が伝わってきます。
いろいろな方の感想ブログ
舞台 「超音波」 観劇レビュー 2025/09/19|Yu_Se
最近はブログに残すよりツイッター(現X)でつぶやく人の方が多くてちょっぴり残念。演者の斎藤明里さんが丁寧にリプライをつけまくっていたのが印象的です。